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あブログ

制作スタッフによる現場日誌

ただひたすら見にいってくる

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みなさん、9月も中盤になりまして、だんだん秋になってきましたね。
既に始まりました秋の新作回、みなさん、見て頂けたでしょうか?
実はまだ1コーナーだけ、夏からこの秋にかけて制作中の、まだ終わっていないコーナーがあります。
「デザインの見学」です。
恐らく見学至上最も移動距離が長い回になるかと思います。

見学はとにかく、現場に行きます。テーマとなる対象がある場所に足を運びます。ええ、なにせ見学ですから。とにかく、ひたすら見にいくわけです。放送されているのはごく一部で、その倍、いや実は倍以上の場所へ行っているんです。


事前にチェックしていかないのかって?もちろん、良さそうだな、と思う場所の当たりはつけます。今までの経験や、リサーチなどの情報で絞り込んでいくわけです。わけですが、、、行ってみるといろんなことがあるんですよね。


以前「都市と水」をテーマにした回を作りました。ひたすら、噴水を見に行ってきました。行くと思うんですよ、

「あれ、おもってたんと違う」と。

まずはスケール。
「わ。でっかい。」とか、「あれ、ちっさいな。」とか。
他人の目を通した写真や映像ではなく、現場に行くと、自分のスケールで見たり、体感することになります。やっぱりその場所に立ってみると感じ方が変わるんですよね。


また、見に行くわけですが、身体ごとその場所に置いているので、視覚以外の情報もいっぱい入ってきます。
晴れの夏の日、太陽の光がキラキラしている公園。キャッ、キャッと遊ぶこどもの声。風が吹くと緑のいい香り。
樹木に囲まれた広場にある噴水。(しかも、私、ここまで来るのに駅から30分歩いた、、)なんて場所だったりすると、
すごくステキな場所、噴水を見つけてしまったんだ!と浮かれるわけです。ところが、浮かれて撮った写真を後でスタッフに見せると愕然とすることがあります。
全然ステキじゃない、、
私の写真からはこどもの声も聞こえないし、風も感じないし、ましてや私が30分歩いてやっと辿り着いたことなんて、知ったことではないし、、(因みにこの噴水はボツになりました、、、)


私たちが映像を作るときは、こうしたその場所でしか体感し得ないことを、視覚情報にどうやってのせて、よく見せるか、試行錯誤しています。そこには様々な技術があるのですが、いろんな場所へ足を運んでみて思うのは、


やっぱり現場に行ってみないとわからないことがあるなあ、

ということです。
なんとも、、そんなこと行く前からわかってるよ!ってな話ですが、沢山ボツを出してしみじみ思ったんです。

「デザインの見学」は現場に行って、邪魔にならないように、カメラを構えてじっとその場所、そのものを見ています。言ってしまえば、それだけなんですが、ボツの数だけできあがるコーナーの面白さは高まっている、と信じて締め切りぎりぎりまで制作しています。

みなさま次回の「デザインの見学」お楽しみにしていてください!

あ、最後に、だから、行きたいところにはどんどん、行くといいと思うんです。
絶対に「おもってたんと違う」ことはあるし。一生に行ける場所、見れるものの数は限られてますから。
夏休み、終わったばかりですけどね、、、

 

もう一度見たい「解散!」大募集!

こんにちは。「デザインあ」のあ、です。
ただいまこの秋に放送予定の
「デザインあ 解散!スペシャル」の編集まっただなかです。

あんなモノから、まさかのこんなモノまで、
ばらばらに分解してしまうコマ撮りアニメ「解散!」は、
番組スタート以来6年間続くレギュラーコーナー。
なんと88回もあります。
今回の「解散!スペシャル」は、その中から選りすぐりを・・・
と考えたものの、
案の定選べず困っている、「あ」、であります。


そこでみなさんの「もう一度見たい “解散!”」をおしえてください!
このブログのコメント投稿欄にお気に入りの回を書いて投稿、
もしくはtwitterで #デザインあ  をつけてつぶやいてください。
リクエストが多かった回を優先的に、「スペシャル」で放送したいと思います。
(すべてのリクエストが放送になるわけではありませんので
あらかじめご了承ください。)

投稿期間は2016年8月10日~8月18日です。
今までどんなモノが“解散!”されたかは
http://www.nhk.or.jp/design-ah/kaisan/ をチェック!

リクエストをお待ちする
「デザインあ」のあ、でした。

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*投稿受付は18日24時をもって終了いたしました。
 リクエストありがとうございました!

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ミズヒロアニメーションについて

「デザインあ」では いままでに様々なコーナーアニメーションを手掛けてきましたが、
今回はその登場するキャラクターたちの話をしたいと思います。

まずは、「うごきのデザイン」の赤い人。
日々の生活のなかの 効率的なダンドリを考えつつも
最後には必ずドジをふんでしまうユーモラスな好青年。

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彼の仕事は満員電車でお弁当工場に勤務するサラリーマン。
なんと4つ子とその弟の5人兄弟のパパですが、現在は単身赴任で寂しい一人暮らし。
奥さんや子供達になかなか会えず寂しい毎日を送っています。
好きな食べものはラーメンと日本そば。
運動することが大好きなのですが、水泳や400m走では独自のフォームで
周りにすこし迷惑をかけてしまします。
絵画鑑賞が趣味という文化的な一面も持ち合わせています。
 
つぎに、「デザイン問答」の先生

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子供のデザインに関する疑問に電話でわかりやすく説明してくれる
ヒゲとメガネが特徴のチャーミングな先生。
電話越しで姿が見えないのをいいことに、子供には27歳の青年で通していますが
いつもボロを出してしまい、子供にばれそうになってしまいます。
ロッケンロール!を自らのスタイルとし、
VTRで自分のことを「おじいさん」と言われると、すかさず「紳士」と訂正するあたりに
ヤングへの強い憧憬が感じられます。
そんな先生も若い頃はヨーロッパ各地で学問を学び、
月明かりの下でマリアンヌと結婚の約束もしたという美しいロマンスもありました。
現在は自然あふれる郊外の別荘で強面のネコと静かに暮らしながら、
子供達にデザインの素晴らしさを伝えるという悠々自適な生活を送ってます。
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他にも「明朝さんとゴシックさん」の仲良し大学生や「ない世界」のMr.ヒゲ紳士など、
まだまだ沢山の個性あふれるキャラクターたちがいますが、それはまたの機会に。

 

 

素材と身体

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こんにちは。そざい体操第一を担当しています岡崎智弘です。 

 

そざい体操第一コーナーは、
かたいもの、やわらかいもの、様々な素材たちが
規定の体操をしていく映像です。
グニグニと曲がったり、パキっと折れたり、ベコベコになってしまったり、
素材ごとに様子がさまざまなのを観察します。

素材をコマ撮りアニメーションで動かすので
そのモノの、どの部位が頭か?胴体か?腕か?腰か?….
ここから曲がるんだなとか、すぐにボロボロになってしまうなとか、
「モノにとっての身体性」を見いだしながら映像を設計していきます。




ちなみに私は、
身体が、かたいです。
柔軟じゃありません。
(こどもの頃から)前屈姿勢で手の指先が足の指先にやっととどくかどうかです。
たまにマッサージ屋さんにいって身体をほぐしてもらうのですが、「異常なほどかたいですね…」といつもびっくりされます。
なんでも背中の骨を普通はぐいっと手で引っ張ると動くらしいのですが、それが私の場合はぜんぜんうんともすんともいかないらしいのです。




そんな身体で、長く細かいコマ撮りの撮影が問題なくできるのかと思いますが、
撮影の時は周辺にある沢山の触れて動かしてはいけないカメラやライトなどの機材などをぶつからずにうまくすり抜けます(結構自信があります)。

もし撮影の途中でぶつかってしまったら、
不要に画面が動いたりしてしまうため、また最初から撮りなおさないといけません。
絶対に触れてはいけない!と、
すごく思いながら動いているので、仮にぶつかりそうになった時でも、腕が触れる前に皮膚から生えている毛がわずかに先行して触れるのがわかって、それをきっかけに動きを止めることができます。
すごく集中できている時はそのような感覚になります。


辿り着いた先では、物を指先やピンセットで触れて動かしていくわけですが、
(身体が、かたいからなのか)同じ身体の体勢を毎回つくれる気がしています。
同じ体勢がつくれると、自分の目で見えている景色と、自分の身体のかたちと、動かす物と、それがある空間との距離の関係が、自分の中で基準を持って観測ができる気がしています。

つまり、規定の体勢から、胴体をどのくらいひねり、腕をどのくらい動かして、手首をどのくらい曲げた時の指先の空間位置についてを、身体という道具をつかって知ることができます。
そうすると、
物を理想的に動かすにはどう身体を使えばいいのか。
もしくはすでに置いてある物から、別の新しい物へと、同じ場所に置き換えるときなど、ぴったりと正しい位置へ置くための空間認識の精度が高くなります。


実はこのように、
撮影の時は自分の身体をよく観察しています。
すると、今度は
息のしかただったり、力の入れ具合だったり
そういった細々としたことも、どうしたら一番良いのか、意識するようになります。


映像をつくっているけれど、
身体についてのことをいつも考えています。




みなさんも自分の身体の動きや構造について、よく観察してみてください。
気がつかないところで沢山の工夫や判断をしていることがわかって面白いですよ。
あと普段何となく、モノに対して、このへんが頭で胴体、このへんが足だなと、人や動物と同様の身体性を与えて見ている時があるかとおもいます。
そういうことも、気にしてみると面白いと思いますよ。

 

「定規とコンパスだけ?」の衝撃

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「もん」を担当する上で調べた資料によると、江戸時代には上絵師(紋のデザイナー)が沢山いたにも係わらず、彼ら職人についての情報が全く残って無いそうです。

とはいえ、現代の絵師にもちゃんと日本古来の描き方引き継がれています。
西洋の数学的アプローチとは異なる日本の職人が考え出した作図方法は、職人の形への拘りが伺えます。

そして何よりも驚かされたのは使用する道具は「定規」と「コンパス」のみという事でした。
つまり「直線」と「円」だけで全ての紋章の形を作図出来るわけです。
日本の名も無き職人達の創造性に感動しました。 

私はアニメーション担当なので、上絵師さんの作図データを元にしてコンピュータを使って動かして行く作業になります。
まず私の手元に上絵師さん自らパソコンを使って作成されたデータが届きます。
いつもパソコンを使って映像を作っている身として親近感が湧いて嬉しくなりました。
コーナー冒頭に筆で作図している上絵師さんは、コンピュータの使い方を息子さんに教わったそうです。本当に勉強熱心ですね。 

アニメーションを組む上でいつも心がけていることは 
基準を決めて書かれた線と、感覚的に書かれた線を意識し、時間の間の取り方や必要な線が分かるように補助線の残し方を変えています。出来るだけ絵師さんの描き方に忠実にし、みている子供達に伝わればと試行錯誤しています。

一見、複雑そうな形でもシンプルな円を沢山描き、
円周の一部分を繋ぎ合わせて作図されていて毎度感動させられます。

番組をみた子供達が、筆箱に入っている自分の定規とコンパスで「紋章」を作るの事にチャレンジしてくれたら、ええのにな〜と妄想してます。

 

さて次の「紋章」は線と円だけで、
どのような美しい形が描かれるのでしょうか?お楽しみに!

 

 

裏・たぬきポイント

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全国1000万人(?)の「たぬき師匠」ファンのみなさま、こんにちは。
明日の放送は、なんと、「たぬき師匠」スペシャルです!
今まで放送した「たぬき師匠」から選りすぐった回を放送致します。

改めまして、「たぬき師匠」ついてですが、身の回りにある「もの」が落語家さんに化けて自身のぼやきを伝えるコーナーです。たぬき師匠を演じるは落語家の立川吉笑さん。まだ見たことがない方は、どうぞまっさらな気持ちで見てください。何が化けているか、想像しながら見てもらえるとおもしろいと思います。


コーナーの制作裏話は以前このブログでも書きましたので、今回は、既に「たぬき師匠」をご覧になったことがある皆様にも、楽しんでもらえるように、裏・「たぬき師匠」お楽しみポイントをお伝え致します。


*その1 「もの◯◯しいもの〜でございまして、、」*
座布団に座って、おじぎをして、最初にたぬき師匠がしゃべるフレーズ、
「えー、一席申し上げます。世知辛い世の中、もの◯◯しいことばかりでございまして、、、」
いつも同じフレーズから始まるのですが、実は、この「もの◯◯しい、、」という部分毎回違うの気づいていましたでしょうか?明日、放送しないものでいうと、「目覚まし時計」の回は「もの騒がしい、、」、「懐中電灯」の回は「ものわびしい、、」という具合です。このフレーズ、何が化けているかの一番最初のヒントにもなっています。


*その2「ぽーんぽこぽんっ」のキレ*
ぼやき終わると、たぬき師匠は「ぽーんぽこぽんっ」とおきまりの言葉と動きで正体を明かします。明日の放送は、実際に撮影を行った順番に放送するのですが、「ぽーんぽこぽんっ」のキレの具合をみてくださいませ。今回のスペシャルの編集の際に改めて見比べてみましたが、「ぽーんぽこぽんっ」がだんだん吉笑さんの体に馴染んでいっております。(と思いたいです。)明日の放送回ではエンドロールでもこの「化けの瞬間」を並べています。番組の最後まで見てくださいね。


*その3 たぬき師匠の髪型の変遷*
実は、髪型が微妙に変遷しています。ええ、すみません。初回を撮影してみて、ちょっとこの髪型、、やりすぎたかもしれないな、、、と軌道修正しております。その後やんわりとした七三にしてみましたが、派手なアクションがある時は髪型が崩れないようにと固めて、異様にテカテカしている回もあります。一番アクションが激しかったのは、歯ブラシの回です。明日は歯ブラシの回は放送されませんが、いつか再放送された時には、これか!と、そのテカテカ具合も、たぬきファンの皆様には楽しんで(?)頂ければと思います。


と、まあ、最後はお話とは直接関係ないところですが、、もちろん、一番の楽しみどころは「もの」のぼやきです。「たぬき師匠」の落語です。明日の放送、ぜひご覧ください!

 

「つくる」人の性格

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こんにちは。
「つくる」コーナーを担当している山中有です。


「つくる」は、もののつくられていく様子をおいかけていきますが、毎回人の顔を撮っています。つくっている人の顔っていいですよね。ひたむきに打ち込んでいる表情はみんなかっこいいんです。


昔、マタタビという植物でざるをつくっている職人さんとお話ししたことがありました。
ぼくが、
「一日中、こんな静かなところで作業していて、寂しくなりませんか? だれかと話したくなりませんか?」
とたずねたところ、
「いや寂しくなんかないよ。ずっとマタタビと話をしなくちゃいけないから。ラジオもテレビもつけてたら話ができなくなっちゃう」
と答えてくれました。


職人さんはマタタビの妖精と世間話しているわけじゃなくて、
「今日はワタシ乾いちゃってるわ。ちょっと折れやすいわよ」
とか
「うちの兄弟は頑固者ばかりじゃ。カッチカチじゃ」
といったマタタビの素性の話をしているわけです。


ところで、いろんなところに行っていろんなものをつくる人に出会うわけですが、いつも面白いと思うのは、多くの場合、そのつくるものとつくる人の性格が正反対であることです。


例えば、刃物。
これまで「はさみ」や「かま」などを取材してきました。
どれも硬くて冷たくて鋭くて。
それをつくっている職人さんもつくっているものに影響されて、きっと怖い感じの人かなと勝手に想像するのですが、会ってみると性格は正反対なんですね。
意外とほんわかしていて、やさしくて、ゆったりしている。


例えば、とうふ。
真っ白で、ふわふわやわらかい。
でもそのとうふ屋さんは頑固一徹。曲がったことは大嫌い。


不思議ですね。
人はとても環境に影響を受けやすい生物なので、もしかすると人のほうがものに対してバランスをとるために、性格を変えているのかもしれません。
クリエイターやデザイナーと呼ばれる人もそんなところがあるような気がします。


だから皆さん、身の回りのものをみたら、そのイメージとは反対の性格の人がつくっていると思ってください。けっこう当たりますよ。たまにはずれますが。

 

 

映像手法と目的

 

「デザインあ」の中には様々なコーナーがあります。
映像手法でざっくり分けると、「実写」「イラスト」「アニメーション」に分かれています。

 それぞれのコーナーの演出方法はなんとなく決まっているのではなく、
はっきりとした目的に沿ってつくっていたりします。(全部ではありませんが。)

まず、「実写」ベースのコーナー。
モノの構造やディテールに注目させる、
人の表情やモノの外側にある情報(光、質感など)まで子細に写し出すことで
リアリティを生み出す、などの効果を狙って作っています。
『デザインの観察』『つくる』『デザインの人』『考えていない』『うらおもて』など。

次に、「イラスト」ベースのコーナー。余分な情報をそぎ落とし、
現実の中から伝えるべき情報を選択して、
一目で分かる、伝わるようにすることができます。
『ぬきさし』『アンドゥトロワ』『チーム○○』など。

そして「アニメーション」。実現することが難しい空間や、架空のモノを表現することができます。
やたら間隔の狭い階段を瞬時に生み出すこともできるし(『ちょうどいい』)、
階数ボタンが多すぎる不便なエレベーターも作れます。(『うごきのデザイン』)
ややこしいモノの製造工程をシンプルに伝えるのにも適しています。(『のこり』)
「~だったりして」を映像に落とし込める所がアニメの強みです。

実際のコーナーは、こうした手法ごとの利点を組み合わせ、
複合的に作っているものもあります。

映像を作る時、撮影手法の面白さや、ビジュアル表現の斬新さを優先して考えるのも大事ですが、「そもそも何を伝えたいんだっけ?」という視点に立ち戻って表現手法を練ることも、「デザインあ」で大切にしていることの一つです。

 

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画像は、『デザイン問答・偉人編』から、ミズヒロさんが描いたこども時代のガウディ、ヤコブセン、イサム・ノグチ、シャネル。今は亡き偉人たちのこども時代を動きで伝えることができるというのも、アニメーションの魅力の一つですね。みんな良い表情してます。

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普通はアニメだろ!という所をあえて実写&CGでやってのけて強烈なインパクトを
与える『思ってたんとちがう』。毎回斜め上のオチが待ち受けています。

 

めでたい

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「物」にはカタチがあります。
コップ、えんぴつ、机、シャツ、
みんな、目で見たり、手に取って触れることができます。

「気持ち」はどうでしょう?
物のようにカタチが無いので、見えない、さわれない、聞こえない。
でも、この心の中のモヤモヤ、取り出して伝えたい!

いくつか方法があります。

1.それらしい素振りで伝える
2.直接会って話したり、手紙を書いたり、ことばで伝える
3.見えるカタチ、さわれる物、聞こえる音などに、伝えたい「気持ち」を込める

新コーナー「めでたい」では、主に3つめ、
本来カタチの無い「気持ち」が、どんなふうに「物」の中に込められているかを
音楽とアニメーションで楽しく紹介していきます。


うたは、KAKATO(環ROY×鎮座DOPENESS)のお二人。
ラップのことばとリズムで軽やかに、
説明しすぎず、でも言いたいことをギュッとピンポイントで伝えてくれます。

いつもより、ことばで説明することが多いコーナーなので、
内容が伝わるかな?と少し心配していたのですが、仮の映像にうたが加わって、わ、わかる!
制作チームがほっとした瞬間でした。


物のカタチに表されたいろいろなサインが見えてくると、
何気ない日常の風景も、
「むむ!これは、松竹梅、縁起良いなぁ」なんて、ちょっとうれしい。

いろいろな決まり事やルール、起源や由縁は、諸説あって、
なんだか面倒だなぁ、なんて思っていましたが、
伝えたいのは、「うれしい、縁起良い、めでたい」という気持ち。
がんがん使っていこうと思います。


ちなみに、第1話の「だるま」の顔の中に登場するおめでたいモチーフたち。
今後も度々でてくると思うので、その由縁をご紹介します。

鶴亀・・・長寿の生き物。
松・・・通年青々として枯れない葉。
竹・・・すくすくまっすぐに伸びる様子。
梅・・・まだ寒い冬のうちに咲く花。

自然の風景を、自分の「気持ち」と重ねて表します。
豊かな想像力からうまれた、おめでたいデザインです。

 

 

かたちの擦り合わせ

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こんにちは、「チーム○○」を担当しています、パーフェクトロンです。
このコーナーは
「コーヒーを一杯入れるのに、わたしたちは一体いくつの道具を使ってるのかしら?」
という単純な疑問から始まりました。
蛇口をひねって、お湯を沸かして、コーヒー豆を計って、豆をひいて、カップをだして。。
数えてみたら13個もありました。すごい、ずいぶん色々な道具にお世話になってるなあ!

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これらをひとつの「チーム」として、ザザッと並べて見てみよう!
それが「チーム○○」というコーナーです。
ナレーションは濱田マリさんにお願いし、明るく可愛くテンポよく整えていただきました。

さて今回の制作で、いつもよりちょっと気をつけたことがあります。
それは、みんなのイメージするかたちを擦り合わせることでした。

コーナーは1分前後ととても短いです。
その中でテーマができるだけストレスなく伝わるように 普段からできるだけシンプルに、を心がけています。

ところがですよ。
「チーム○○」は、登場アイテムがとても多い。
しかも、アイテムのどれひとつをとっても、みんなの持つイメージはきっとバラバラ・・・。
困ったな。ごちゃごちゃすぎて何も伝わらない。全国放送の意味がない(大げさ)。

そこで、みなさんがストレスなく自分の持つイメージにつなげられるように
かたちの擦り合わせを いつもより念入りに行いました。
たとえば、「フライパン」と聞いて、どんな絵を思い浮かべますか?
丸くて、柄がついてて、厚みは?縁の角度は?素材は?
多分、みなさん少しずつ思い浮かべるものが違います。
そこからイメージの最大公約数を探して、かたちのヒントにしました。

こんなふうにできたコーナーですが
これを見て、
うちはもっと違うもの使ってるよ、とかこんなの使ってないよ、とか
自分なりのチームを作ってもらえたら
とても嬉しいです。