 |
| 大海原で暮らす |
|
 |
| 断崖の島に上陸 |
|
カンムリウミスズメってみなさんご存知ですか。 この鳥をひと言で言うなれば、「究極の海鳥」。何しろずーっと海の上を泳いで暮らしています。空を飛んでいるでもなく、陸に上がるでもなく、泳いでいるんです。海鳥の中でも、最も陸と決別し、海で生きることを選んだ、海鳥の中の海鳥なのです。
そして何より驚くのは、巣立ちの仕方。
なんと生まれたばかりのヒナが、真夜中に崖を転げ落ちながら海に向かうのです。まさに命がけの大冒険です。
彼らはどうしてそんな過酷な巣立ちをするのでしょう?
その謎を解き明かすべく、カンムリウミスズメが最も多く集まる島、宮崎県の枇榔(びろう)島に向かいました。
撮影は予想通り、簡単ではありませんでした。何せ相手は究極の海鳥。実に警戒心が強く、なかなか姿を見せてくれません。
どうすれば、彼らのありのままの姿を撮影できるか。試行錯誤の繰り返しです。ある時は待ちぶせ、またある時は大捜索。超高感度カメラ、赤外線カメラ、リモコンカメラ、超望遠カメラ、虫の目カメラ、ハイスピードカメラ、潜水カメラ、小型水中カメラ・・・。
我々は様々な手を尽くし、これまでほとんど撮影されたことのなかったカンムリウミスズメの知られざる世界に迫っていったのです。
|
|