次回放送
272回「奇想天外!極小ガエルの子育て術」
【総合・地上デジタル】5月20日(日)午後7時30分~
南米ペルーの北部に広がる熱帯雨林に、親指の爪ほどしかない極小のカエルがすんでいます。名前はマネシヤドクガエル。黄色や緑、オレンジ色など極彩色の派手な姿をしています。これは、中南米に250種類以上いるヤドクガエルの仲間に見られる特徴。あえて目立つことで、天敵の鳥などに「自分が毒を持っている」ことを警告しているのです。マネシヤドクガエルがとりわけユニークなのは、子育てを夫婦で協力して行う点。世界に4千種以上いるカエルの中で、夫婦で子どもを育てるのはわずか数種だけ。しかもマネシヤドクガエルの場合、その方法も驚きです。母親が卵を産むのは植物の上など、水が全くない場所。オタマジャクシがふ化すると、父親は背中に乗せて移動します。行き先は植物の葉の付け根などに雨水がたまった小さな水場。子どもを放したあとも、父親は様子を見守り続けます。一方、母親はなぜか食事をしてばかり。ある日、父親が水たまりに来ると、子どもが父親の足をつついて空腹を訴えました。すると父親は鳴き声で母親に合図。その声を聞いてやってきた母親は、驚くべきことに、水たまりに卵を産み落としました。母親は無精卵を産むことで、食べるものもない小さな水たまりにすむ子どもに食べ物を与えていたのです!母親が食事に専念していたのは、このためでした。見た目もやることも全てが奇想天外。極小ガエルが編み出した子育て術を初公開します。
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