取材ウラ日記
ペルー北部・熱帯雨林編
一円玉よりちっちゃなカエル!
今回の主役・マネシヤドクガエルは体長わずか1.7センチほど、なんと一円玉(直径2センチ)に乗ってしまうほどの極小サイズです。昆虫以外でこれほど小さな生きものを主役として撮影するのは初めて。「果たしてうまく撮れるだろうか?」という不安と、ユニークなカエルに会える期待を胸に、撮影地であるペルーの熱帯雨林に分け入りました。
あらかじめ覚悟をしていたはずなのに、最初にマネシヤドクガエルを見たときの衝撃は忘れられません。研究者のブラウン博士が指さす先をじぃっと見ても、カエルらしき生きものは見えません・・・。と思ったら、「いたっ!」。なんと植物の葉の付け根に挟まり、顔だけ出して休んでいたんです。その顔のサイズといったら、マッチの先ほど。水槽の中で飼われているヤドクガエルはあらかじめ見ていたのですが、広い森の中で見ると極小ぶりがいっそう際だちます。
この小ささに挑戦しなければならなかったカメラマン。しかも相手は跳んで動き回りますから、ピントを合わせるのがとても難しいんです。慣れないうちは悪戦苦闘していたものの、さすがはプロ。数々の驚きの生態を、鮮明な映像でカメラに収めてくれました。ちなみに番組に出てくるオタマジャクシは米粒サイズ。テレビ画面では大きく映りますが、一円玉を手に実際の大きさを想像しながら見ていただけるとより楽しんでいただけるのではないでしょうか!?
こんな風にすき間にはまっています
一円玉と比べてみると・・・
親指の爪ほどの極小サイズ!
カエルも人も恐れる「24時間アリ」とは?
撮影に入るとき、現地のガイドさんから気をつけなければならないと言われていたのが、パラポネラと呼ばれる大型のアリです。別名「24時間アリ」。なぜそんな変な名前がついているかというと、噛まれてしまうと、そのあと丸一日激痛が続くため。恐怖のアゴの持ち主なのです。撮影中でもアリが長靴を登って来ていないか、つかもうとする木の幹についていないかと、チェックが欠かせませんでした。
もちろんマネシヤドクガエルにとっても、体の大きさが自分の倍ほどもあるこのアリはおそろしい強敵。人間でさえダメージが大きいんですから、それも当然ですよね。でも危機が迫ると、「カエルらしく」切り抜けます。巨大アリ対極小ガエルの緊迫する瞬間、番組でも紹介しますのでご注目を!
恐怖の「24時間アリ」
極小ガエルVS巨大アリ!
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