取材ウラ日記

カナダ・極寒のマニトバ州編

晴れた日は天気が悪い!?

今回の撮影地は、カナダ・マニトバ州。北アメリカ大陸の中央にあります。北極圏に近いため冬はとても寒く、気温は氷点下40度を下回ることもあります。

そんな極寒の大地で、元気に狩りをするのが、世界最大級のカラフトフクロウ。普通、大型の野生動物は警戒心が強く、なかなか近寄らせてくれません。しかも、フクロウといえば、夜行性の種類がほとんどです。

ところが、このカラフトフクロウは、あまり人を恐れず、その上、昼も狩りをするといいます。しかも、数が多く見られる「当たり年」も少なくないといいます。日本を出発する前は、「これは、撮影は楽勝だな!」と思っていたのですが・・・・、甘かった!!

まず、取材班が訪れたタイミングは「当たり年」ではありませんでした。しかも、研究者や地元の人の情報などを頼りに、ようやく見つけても個体によっては警戒心が強く、思ったほど近寄れないこともしばしばだったんです。

さらに、カラフトフクロウは確かに昼に狩りをしていたんですが、狩りの多くは、日の出直後か日没直前の限られたわずかな時間。それも、たいていは曇りの日。晴れた日には、狩りはおろか、姿を見ることさえ難しかったんです。普通のロケでは、朝、雲ひとつない天気だと、「きょうはいいぞ!」と胸が弾むのですが、今回は全くその逆。美しい朝日を見ると、撮影スタッフは皆、肩を落としてガックリだったのです。曇り空の数少ないタイミングに何とか撮影できたスゴ技の狩り、ぜひご覧頂ければ幸いです。

  • 極寒のロケ地 カナダ・マニトバ州

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  • 世界最大級! 主人公・カラフトフクロウ

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  • 雪の中のネズミを捕らえた!

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  • 電柱の上にカラフトフクロウを発見!

    電柱の上にカラフトフクロウを発見!