ダーウィンが来た!ブログ

ちょっと待った~!


どうもヒゲじいです。

 

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今夜の放送見ていただけましたか?
『アフリカ感動劇場①大湿原のヒヒ 父と娘の愛情物語』


王座を奪われた父ヒヒが、子育てという生きがいを見つけて奮闘する姿は、とってもかっこよかったですな~。まさに今話題の育メン、ヒヒ界代表!!

見逃してしまった方は再放送NODをチェックしてね~。

 

 

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さてみなさん、本日も迫力の映像の裏話聞いちゃいましょう~。
きょうご紹介するのは、
2010年1月10日放送「子どもオオカミ 大人への第一歩」の舞台裏。

主役は、カナダの西部のブリティッシュ・コロンビア州に暮らすオオカミ家族でした。
子どもオオカミが魚を捕ったり、母オオカミが巨大なヒグマと戦ったりと驚きの映像が盛りだくさんでした。

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そんな世界でも貴重な映像は、一体どうやって撮ることが出来たんでしょうか?

ディレクターのヤマモトさんに聞いてみましょう~!


 

ハロー、ヒゲじい、そしてブログを見てくれている皆さん。
子どもオオカミ、懐かしいですね。ちょうど去年の今ごろ、撮影に行ってたんです。
こちらが、川に上ってきたマスを上手に捕まえた子どもオオカミ
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そしてこちらは、突然現れた巨大なヒグマと戦う母オオカミ。実は、オオカミの研究者も、一対一で戦うのを見たのは初めてなんだとか。
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だけど、1ヶ月に及んだ撮影は、苦難の連続でした。

まず、オオカミはとても警戒心が強く、人の姿が見えることはもちろん、人の「臭い」がするだけでも、森から出て来ないと研究者は言うんです。

「じゃあ、お風呂はOK?でも石けんの香りは大丈夫?」

「ニンニク料理は禁止かな?」など、いろいろな悩みを抱えながらロケが始まったんです。

 

ようやくオオカミが現れるポイントにたどり着いたのは、カナダに到着してから10日以上経ってから

しかし、「臭い」がオオカミに気づかれかないためには、たっぷり距離を取って撮影するしか方法はありません。その距離は、なんと200メートルから300メートルもあります。双眼鏡で覗いてみても、オオカミは米粒にしか見えません。
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※一眼レフカメラの400ミリレンズで撮影。3匹いるのが分かりますか?

 

そこで活躍したのは、野外で使用できるレンズで最も倍率が高い「40倍レンズ」
一眼レフカメラに換算すると、1000ミリ以上にもなる高倍率なんです。
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一見、そんな大したことない感じのレンズですが、その映像を見ると・・・・!!
なんとオオカミたちの表情まで読み取れてしまうんです!
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ところが、これで大丈夫!と喜んだのもつかの間。

ある日、何の前触れもなく、オオカミ家族が姿を消しました。どうやら急に風向きが変わって、私たちの臭いがオオカミに伝わってしまったようなんです。オオカミの撮影では、必ず風下にポジションを取らなけれはならないんです。
その後、一週間かけて、なんとか再び同じ家族の出没ポイントを発見し、マス取りや母オオカミとヒグマの戦いを撮影することができました。
1ヶ月間の撮影で、オオカミに出会えたのはわずか10日ほど。自然番組の難しさを、身にしみて感じました。

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ちょうど今ごろは、オオカミたちが川に上ってきたサケやマスを、一生懸命取っている時期です。去年撮影した子どもたちは、きっと立派な大人へと成長していることでしょう。



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ヤマモトさん、ありがとうございました~!

1ヶ月のロケ期間のうち、たったの10日くらいしかオオカミ家族に遭えなかったのに、放送ではドラマある迫力映像の数々でしたね!あまり遭遇できなかったなんて驚きでしたな~。
それにあの超望遠レンズ
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一眼レフのカメラ写真では、オオカミ3匹が分からなかったのに、あんなに鮮明に写るんですね!すごい~。

 

来月も、お楽しみにっ!!