ダジャレ反省会
ちょっと待った~!
どうもダジャレ反省会でおなじみのヒゲじいです。
今夜の放送「“トラの王国”復活大作戦!」
は見ていただけましたかな?
さぁ!今日も元気よく10月分(後半)のダジャレ反省会はじめますぞ!
10月19日「どっちが得?ヤマメVSサクラマス」
大きさも姿も全く違うのに、実は同じ種類のヤマメとサクラマス。
ずっと川にいるものがヤマメとなり、海に出て大きくなって、
川に戻ってくるものがサクラマスとなります。
同じお母さんから生まれた子どもたちは
食べもの争いをして、体の大きさに差がでてきます。
川の上流にいれば十分な食べ物を得て大きく成長することができ、
反対だと満足に食べることができず、大きくなれないのです。
川で成長するためには、このポジション争いはとっても重要です。
これを聞いてヒゲじい:
はい!はい!わかりましたぞ。
こうやって食べもの争いに勝ち抜いたものが
どんどん成長してサクラマスになるんですな!
アナウンサー:
さすがヒゲじい、鋭い!と言いたいところですが、違います!
そんなに単純ではないんです。
これから説明しますから、もう少し辛抱して下さいね。
ヒゲじい:
あれ。そうなんですか。
今後の成長、私も静聴いたします。
孵化から二年目の春。
海に出てサクラマスになるのは、川で食べものを巡る競争に負けた方、
体の小さい方でした。
海は川とは比べものにならないほど食べものが豊富で、
一発逆転の可能性があるのですが、
危険もいっぱいで、海に旅立つもののうち川に戻って来られるのは、
わずか1割ほどと言われています。
だから海に出なくて済むのなら、それにこしたことはないのです。
これを聞いてヒゲじい:
それにしても、食べもの争いに負けたものたちにとって、
海に出ることが、一発逆転の大チャンスだったとはねー。
海に旅立つものたちよ、
立派なサクラマスになろうと希望に胸を「ふくらます」がよい!
なんてね。
10月26日「世界一危険!怪鳥ヒクイドリ」
世界で「最も危険な鳥」といわれているヒクイドリ。
縄張りに侵入してくるものがいると、
足にある鋭い爪で 飛びかかって攻撃します。
このキック力がどれほど強いのか、取材班が測定しました。
板にセンサーを付け、キック力を測ってみると、
番組スタッフを上回る1274ニュートンとなかなかの力でした。
このキックの威力と鋭い爪が組み合わさると、ヒクイドリの足は最強の武器になるのです。
これを聞いてヒゲじい:
なるほど。確かに「世界一危険な鳥」と言われるのもうなずけます。
ヒクイドリ、名前は「ヒクイ」ドリだけど、
攻撃力は「タカイ」ドリだったんだ!
ある時、この辺りで一番大きなメスのヒクイドリ、「ボス」の縄張りに
うっかり子どものヒクイドリが足を踏み入れてしまいました。
すると、「ボス」は子どもたちに猛突進。
ヒクイドリは飛べないため、縄張りが最も大切なのです。
相手がたとえ子どもであっても、
ヒクイドリは縄張りの侵入者に 決して容赦しません。
これを聞いてヒゲじい:
ちょっと、子どもまで追い払うなんてやりすぎです!
これじゃヒクイドリじゃなくて「ひどい」鳥ですぞ!
アナウンサー:
まぁまぁ落ち着いて。実はメスにもいろいろと事情があるんですよ。
ヒクイドリのメスは一年に3羽から5羽のオスとカップルになり、
オスが全ての子育てをします。
「一妻多夫」と呼ばれる仕組みです。
子どもの多くが死んでしまうため、
メスは1羽でも多くの子どもを残そうとしているのです。
メスが確実に子孫を残すにはたくさん卵を産むしかなく、
そのためには、食べて栄養をつけなければならないので、
メスはとくに縄張りを一生懸命守るのです。
これを聞いてヒゲじい:
ん~なるほどね。
一妻多夫のヒクイドリのメス。
タフじゃないといけないってわけですな。
10月後半のダジャレを振り返りましたが、いかがでしたかな?
次回のダジャレ反省会でまたお会いしましょう!!