ダーウィンが来た!ブログ

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ちょっと待った!
いつも元気なヒゲじいです。
皆さん、いかがお過ごしですか?

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今回は6歳の男の子から、写真付きの興味深~いお手紙を頂きましたので、ご紹介いたしますぞ~。



宮城県仙台市の菱田 光貴(ひしだ こうき)君(6歳)から頂きました。

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「キンギョの色を戻す方法を教えてください」
って書いてあります。

なるほど、左の写真の8年前、1匹のキンギョは赤色をしていますが、右の写真の現在はどちらも白くなっています。光貴君は、飼っていたキンギョの色が変化したことが、不思議だったんだそうです。

 

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この質問、「ダーウィンが来た!」で魚の番組を担当してきたディレクターのスミタさんに聞いてみたいと思います!
スミタさん、お答え、お願いしますぞ~。

 

(スミタ)
はーい、光貴君、お手紙どうもありがとうございます!
質問は、
魚の色が変わることはあるのか?
変わっても戻ることがあるのか?
ということですね!

そもそも魚の色が変化する理由を調べてみると、大きく2つあるようです。
「遺伝」「環境」です。

「遺伝」とは、生まれつき、そうなるように決まっていること。キンギョの場合は、子どものころに赤い色があっても、成長すると白っぽくなることが多いんですって。この場合、白くなった体が赤色に戻ることはないんだそうです。

「環境」というのは、魚の「神経」と「ホルモン」の働きによるもので、そのときに応じて色が変わります。エサや日光などの飼育条件を変えることで、何度も色が変わることがあるんです。でも、「遺伝」に比べると、あまり極端に色が変わることはないんだそうです。

今回の質問のように、キンギョの体の赤い色が、全てなくなってしまうような場合は、遺伝である可能性が高いようです。ですので、残念ながら、元の色に戻ることはありません...


実は、魚の体の色の変化は、これまで番組でもご紹介したことのある、とってもおもしろいテーマです。
例えば、夜、眠るときに体の色が変わる魚は数多くいます。沖縄の海に暮らすアイゴの仲間やチョウチョウウオの仲間などは、夜、地味~な色に変わっていました。目立たない色になることで、敵に襲われにくくなると考えられます(「寝袋でグッスリ!?眠る魚の秘密」2013年3月17日放送)。
また、フィリピンの海のネッタイミノカサゴは、理由はよくわかりませんが、獲物を見つけて狩りをするときには体の色が白っぽく、オス同士のケンカのときには赤っぽく変わっていました(「美魚ミノカサゴ 超キケンな素顔」2016年7月24日放送)。

 

光貴君、貴重な質問どうもありがとうございました。
今後もぜひ、いろんな魚の体の色の変化について、観察してみてくださいね~!


みなさんも、日頃疑問に思っていることなんかを、ぜひ番組宛に質問してみてください。
ひょっとしたら、このブログや、番組の中などでご紹介することがあるかも知れません! お待ちしておりますぞ~!!

 

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