ダーウィンが来た!ブログ

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どうも~ヒゲじいです。

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今日の放送「えっ!鳥がお芝居?白夜の恋」は見ていただけましたかな?
見ていないみんなはぜひ、再放送をチェックしてくださいね!
実は私、今こっそりとある部屋に潜入しておりますぞ~♪
ここはダーウィンが来た!の担当ディレクターの方々がいる部屋です。
ここから数々の生きもの新伝説が生まれるんですね!
私ワクワクしてまいりましたぞ~♪

さてさて、
今日は担当ディレクターのカガワさんに突撃インタビューをしちゃいます。
いろんなお話を聞いてまいりますぞ~♪
カガワさんお願いします~♪
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は~い、カガワです。
「ダーウィンが来た!」のディレクターになって、
もうすぐ7年目に突入。
これまで、アホウドリの移住プロジェクトや
アリューシャン列島のクジラや海鳥など、
おもに海に暮らす生きものを担当してきました。

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北米アリューシャン列島。ただいまクジラを捜索中

 
では早速、質問にまいりますぞ!
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Q1:ロケの前に必ずすることはなんですか?

日本の四季を思う存分味わうことです。
春なら桜、夏なら海。
一旦ロケに出ると、
長ければ2か月以上日本を離れることもあります。
私は日本の四季の移ろいを感じることがとても好きです。
思いっきり日本の美しい風景を見てパワーを得ることで、
撮影に向かう気分を高めるんです。

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 ロケ前は日本の四季を楽しむに限ります。
川の中からのお花見は最高!

 

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Q2:ロケでのお楽しみはなんですか?

やっぱり、食事ですね!
私は、ここ3年ほどはもっぱら海の取材に没頭しています。
小笠原では、宿泊所となる船からイカや魚を釣って自給自足。
アリューシャンでは、タラにオヒョウ、ニシン、サケが釣れ放題。
人がほとんど住んでいないので、釣り糸を下ろせばすぐに釣れちゃうんです。

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やった!大物のオヒョウです                

豊富な食材を使って、日本食を作ります。

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いなり寿司を作る日本人スタッフ

撮影期間が2か月にもなると、誰かが船の上で誕生日を迎えることもしばしば。
そんなときは、誕生日ケーキまでつくっちゃいます。

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アメリカ人コックさんが作った誕生日ケーキ。
漢字もなかなかのものです。

船を使った取材では、多ければスタッフはみんなで20人にもなります。
皆で料理を作って食べて交流することで和やかなムードができ、
撮影チームとしての絆が深まります。
食事を作って楽しく食べることは、撮影が成功するための秘訣だと思っています。

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船の上ではチームワークが欠かせない

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船上で散髪することも!

 

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Q3:ロケで感動したこととかあったら教えて下さい。

3年前。私は北米・アラスカ沖のアリューシャン列島の海で
クジラや海鳥などの生きもの達が大集結する自然現象、
「アリューシャンマジック」を撮影していました。

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アリューシャンマジックを撮影していたときのこと・・・

ある日のことです。
アリューシャンマジックの最中に、
くちばしがピンク色で、ひと際大きな海鳥を見つけました。
よーく見ると、右足に「Y10」と記された足輪がついていました。
その鳥は、なんと5年前に小笠原で撮影していたアホウドリだったんです!
ヒナだった5年前、人の手によって育てられ、崖を飛び降りるように
巣立つところを撮影していると、もう危なっかしくて。
「果たしてこのヒナは無事に生きていけるのだろうか」と心配になりました。
そして、やがてY10が目指すアリューシャン列島が
どんな場所なのか見に行ってみたい、と考えるようになりました。
実はそんなアホウドリへの思いが、「アリューシャンマジック」を
取材するきっかけだったんです。

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右足に足輪。5年前に小笠原で撮影したアホウドリとの再会!

日本列島並に広いアリューシャンでの再会は、
まさに奇跡と言うよりほかはありません。
Y10、そしてアリューシャンの海との不思議な縁を
感じずにはいられませんでした。

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Y10を見つけて喜ぶ筆者

 

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Q4:長期ロケでホームシックになったりとかしますか?

ホームシックにはかかりません。
むしろ、毎回、ずっと撮影現場にいたいと思っちゃいます!

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どうして?

ロケは長いようで短く感じます。
海の生きものは神出鬼没、
一週間近く主人公に出会えないこともしばしばなんですよ。
出会っても、ただじっとしていたり泳いでいるだけで、
見たい行動をなかなか見せてはくれません。
あっという間に、撮影終了日が迫ってきます。
そうなると、胃がきりきりと痛みます。
胃薬が手放せません。
だから、残りの日数が少なくなると、
「やばい。帰りたくない・・・」が口癖になるんです。
でも、できることはただひとつ。
観察を続けるしかありません。
でも、動物に向かって「頼むから行動を見せてくれ~」と、
ぎらぎらとした視線を送っているときは大抵がダメです。
反対に、「何とかなるさ~」と気持ちを落ち着けて腹をくくって向き合えば、
なぜか撮れちゃうんです。
これ、非科学的な私の信条です(笑)。
待ち焦がれた瞬間に出会うと、ホームシックになるどころか、
次もまたチャレンジしたい!と楽しい気持ちになるんです。

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現場では待ち時間9割!ひたすら自分と仲間を信じれば撮れるんです

 

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Q5:私ヒゲじいのことをどう思いますか?好きですか?(笑)

実は、あまり好きではありませんでした(笑)。
だって、はっきりと分かっていない部分を
うまーくごまかしたつもりでいた時に限って必ず来ますからね~。
でも、つっこんでくれるお陰で、
番組の分かりにくい部分がはっきりとするので、感謝していますよ~。
特に、海の生きものたちの生態の多くは分かっていないことばかり。
これからもヒゲじいと一緒に考えていければ、と思います。
どうかひとつ、お手柔らかに!

 

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カガワさん、どうもありがとうございました!
これからも、ご活躍を期待しておりますぞ。