【ゴジだっちゃ!】令和3年6月14日(月)
月曜日担当の菊池佳南です。
雨の強い地域の皆さん、どうか油断なさらず、くれぐれもお気を付けくださいませ。
今日のメッセージテーマは「『被災者』とは?」。
『被災者』という言葉を、どう捉えたらいいんだろう。
皆さんから頂いたメッセージを読み、少し立ち止まって考えるきっかけになりました。
(ただ、時間の都合で紹介できず、申し訳ありませんでした)
今日は、福島放送局から安藤由衣アナウンサーがスタジオに来てくれました。
安藤さんに紹介してもらったのは、地元新聞社とラジオ局共同企画
「わたしたちの“物語”」に寄せられた、一通のお手紙。
震災当時、浪江町に住んでいた沼能奈津子さんが、当時高校生だった自分に向けて書いたものです。
切り取られた映像や、言葉、一つをとっても、本人の意図しないように捉えられてしまうこともある。
沼能さんのお手紙を朗読させていただく中で、私自身が感じたことがありました。
報道もそうだと思いますが、俳優も、朗読や“役”を演じることを通して、
“伝えること”や“代弁”をすることがあります。
今日、私が沼能さんのお手紙を声に出して伝えたけれど、
みんなに沼能さんの気持ちを伝えきれているかどうかは、
どうしてもわからない、ということです。
沼能さんの手紙の最後に、私にとって強く印象に残った部分があります。
「伝えることに、正解はない。」
本当に、その通りだと思います。
自分に向き合い、言葉の“先”や“奥”に向き合い続けたいという沼能さんを、私はすごいと思いました。
安藤さん、沼能さん。
大事なことを考える時間を下さって、本当にありがとうございました。
「佳南の夕暮れ劇場」は、
6月13日(土)に福島県西会津町の大山祇神社でおこなわれるアートイベント
「草木をまとって山のかみさま2021」のご紹介でした♪
古くから会津の霊地、信仰の里として山の神を祀る大山祇神社。
その神楽殿で、地元で摘まれた草木をまとったアーティストによる舞や音楽、祝詞の奉納に加え、
希望者の方は草木をまとう体験とポートレート撮影もできるそう!
草木をまとって、森や山の多様な生命の大切さを感じる体験ができるって素敵ですね。
これまでの参加者の方たちのポートレートも美しくてかっこいいので、ぜひ見てみて頂きたいです♪
【曲】
あなたがいる/wacci
※明日のメッセージテーマは「しょうがないなぁ」です
投稿者:ゴジだっちゃ!スタッフ | 投稿時間:19:20 | カテゴリ:今日のだっちゃ | 固定リンク