【ゴジだっちゃ!】平成31年3月7日(木)
木曜日担当の安藤歩美です。
もうすぐ東日本大震災から8年。
今日の「防災研究最前線」では、
東北大学災害科学国際研究所の准教授・佐藤翔輔さんに
震災を後世に伝承する活動の今についてお話を伺いました。
佐藤さんはこの一年の特徴として、個々の場所や活動が
つながり「ネットワーク化」してきたことを挙げます。
東北各地の震災を伝承する施設をルートとしてつなげる
「3.11伝承ロード」の整備を国が進め始めたこと。
各地で個別に活動していた語り部同士の交流が進み、
一緒に効果的な伝え方を考える動きが生まれていること。
時間が経つにつれ、災害を伝えるという行為には
あらゆる意味での難しさがつきまとうものですが、
地域を越えて人や拠点がつながっていくことで、
活動を続ける後押しになる仕組みが整えばと思います。
「週刊 防災士」は、東北福祉大学の金淳之介さん。
一人暮らしの災害の備え方について教えてくれました。
非常食や水、懐中電灯などを入れたリュックを準備すること。
家具の転倒や落下対策を考えて部屋をレイアウトすること。
あらかじめ避難経路や家族との連絡手段を考えておくこと。
必要な備えを、具体策を挙げながら話してくれました。
進学や就職で一人暮らしを始める方も多いこの季節、
「防災」を意識しながら、春を迎えたいですね。
【曲】
口笛/GOOD BYE APRIL
※明日のメッセージテーマは「東日本大震災から8年」です
投稿者:ゴジだっちゃ!スタッフ | 投稿時間:18:45 | カテゴリ:今日のだっちゃ | 固定リンク