【ゴジだっちゃ!】令和3年6月28日(月)
月曜日担当の菊池佳南です。
今日のメッセージテーマは「パーフェクト」でした。
皆さんのパーフェクトなメッセージ、ありがとうございました!
完璧に “決まった!”という瞬間って、本当に気持ちがいいですよね~。
モヤモヤしたお天気が続いていましたが、読んでいてなんだかスカッとしました。
ムーディーな音楽と共に…今月も仙台の出版社、荒蝦夷代表 土方正志さんがご登場♪
「みちのく本のほそ道」今月ご紹介いただいた本はこちら。
1) 星影さやかに/古内一絵/文藝春秋/1700円+税
2) 蝶のゆくへ/葉室麟/集英社文庫/760円+税
3) はくさいぼうやとねずみくん/堀米薫/新日本出版社/1500円+税
4) 青空モーオー!/堀米薫/Gakken/1300円+税
「星影さやかに」は、宮城県古川を舞台に描く戦中戦後の家族の物語。
土方さんも杉尾さんも戦後十数年後の生まれ、いわば戦中派の息子の世代。
ということを考えると、戦争って、決して遠い過去ではないのですね。
現在の古川の景色と比較しながら読むのも、感慨深いかもしれません。
「蝶のゆくへ」は、直木賞作家、葉室麟さん書かれた最後の小説。
明治女学校の学び舎の一員となった星りょう(後の相馬黒光)が、
名だたる作家、文化人と出会い、葛藤する新時代の女性たちと心を通わせていく物語。
相馬黒光は、仙台出身で新宿中村屋の創業者です。
新宿中村屋といえば、杉尾さんの人生をも変えた(?!)あの有名なカレー。
ああ、カレーが食べたくなりました…
「はくさいぼうやとねずみくん」と「青空モーオー!」は、
自身が農業を営む宮城在住の作家、堀米薫さんの著作。
ねずみくんとはくさいぼうやは、友達同士。おなかはすいたけど、友達はかじれない。
大きくなったはくさいぼうやはやがて、収穫され出荷されることに…
一方、東京から夏休みのあいだ、岩手県の牧場で過ごすことになった小学四年生の男の子。
どちらの作品も、農業や生き物を通して、“食べること”や“いのち”について考えさせられます。
夏休みにぴったりの本ですね。
ああ、おなかすいた…笑
食べることは、生きること。今夜は、なにを食べようかな~。
「佳南の夕暮れ劇場」は、福島駅前に完成した新しい創作拠点
「ATELIERブリコラージュ」のご紹介でした。
“文化と生活が交錯する空間”を目指して作られた小さなアートスペース。
小規模な演劇のほかに、音楽やお笑いのライブ、展覧会、発表会、セミナー、会議…
さまざまな活用ができる、すべて手作りのアトリエです。
7月3~4日は、劇団シア・トリエ&捨組による、プレオープン企画公演もあります。
小さいからこそ、可能性がいっぱい広がる駅近くのアート空間。
文化と人が、新しく出会う拠点になるといいですね♪
【曲】
パーフェクト/フェアーグラウンド・アトラクション
※明日はTANKA NEOです。「放送中にお題を出します!短歌に挑戦しよう!」
投稿者:ゴジだっちゃ!スタッフ | 投稿時間:19:01