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ストップ風疹 ~赤ちゃんを守れ~

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ストップ風疹 赤ちゃんを守れ
確実な予防法はワクチンの接種。妊娠を希望する女性、妊婦の夫など家族、職場の人はワクチンを
  • 【赤ちゃんに障害のおそれ】妊娠初期の女性が感染すると、赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」のおそれがあり、妊娠の初期ほど危険性が高くなります。妊娠中は、風疹の予防接種を受けられず、周囲が予防する必要があります。
  • 【先天性風疹症候群の赤ちゃん相次ぐ】平成24年からの25年にかけて風疹が大流行した結果、45人の赤ちゃんが先天性風疹症候群と診断されました。(平成26年10月末現在)→関連ニュースはこちら
  • 【ストップ風疹プロジェクトを進めています】NHKでは風疹感染のリスクや予防接種に関する正しい知識を伝えるキャンペーン活動を進めています。活動用のロゴやポスターは無償で配布しています。→詳しくはこちら

更新情報

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解説を更新しました (2015年3月1日)
動画を追加しました (2014年12月24日)

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風疹ニュース

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  • 難聴の映画監督 日本縦断へ

    (2015年06月30日放送)
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  • 早期診断 へその緒がカギ

    (2014年12月23日放送)
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  • マンガで描く風疹被害

    (2014年3月21日放送)
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  • 早めの接種呼びかけ

    (2014年2月7日放送)
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  • ハートネットTV特集

    (2014年1月29日放送)
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  • 増え続ける赤ちゃんの障害

    (2013年10月1日放送)
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  • 患者会が国に対策を要望

    (2013年9月11日放送)
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  • 風疹ワクチン なぜ入手しにくい?

    (2013年6月25日放送)
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  • 先天性風疹症候群に負けない

    (2013年6月13日放送)
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  • ストップ風疹CM(60秒バージョン)

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風疹はどんな病気?

WHAT'S

風疹とはどのような病気で、何がこわいのでしょうか。
 

主な症状は

主な症状は、発熱と、その翌日くらいに小さくて細かい赤い発しんが顔から出始め、全身に一気に広がります。また、耳の後ろや後頭部のリンパ節が腫れて、痛むこともあります。また目が充血したり関節痛を訴える人も多いということです。大人の患者の3割に、39度以上の高熱が出たという報告があります。一方で、15%から30%の人は、感染しても症状が出ないといわれています。知らない間に感染し、周りにいる妊婦にうつしてしまうこともあるのです。

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患者の中心は、20代から40代の男性 大人の重症例も

「風疹は子どもがかかる病気」だと思って油断してはいけません。
今回の流行では、患者の8割近くが男性で、その多くが20代から40代です。 成人の風疹の多くは、1週間程度で症状が治まると言われていますが、中には風疹のウイルスによって脳に炎症が起きる「脳炎」と診断されたケースもあります。国立感染症研究所によりますと、平成24年〜25年9月中旬までに風疹による脳炎と診断された患者は18人に上っています。重症に至らないまでも、40度近い高熱が数日間続いたり、血小板が減少して入院するケースもあります。1週間ほど仕事ができなくなることが多いため、仕事や生活にも支障が出てしまいます。

発疹がでる前から感染力

風疹は、患者の咳や会話で飛び散る飛まつを介してうつります。患者は発疹が出る前後1週間ほど風疹ウイルスを出しているということです。
また風疹の免疫がない人の中に患者が1人いた場合、何人の人にうつすかを示す指標では、インフルエンザは1〜3人であるのに対し、風疹は5人〜7人と言われています。

妊娠中は特に注意!

妊娠20週頃までの女性が風疹ウイルスに感染すると、おなかの赤ちゃんが目や耳、心臓に障害が出る「先天性風疹症候群」で生まれる可能性があります。その確率は妊娠初期に感染するほど高く、妊娠1か月では50%以上、2か月で35%、3か月で18%、4か月で8%というデータがあります。妊娠していることに本人や周囲が気づかず、「無警戒」な時期に感染してしまうおそれもあるのです。
平成24年から25年にかけての風疹の流行によって、先天性風疹症候群と診断される赤ちゃんが相次ぎ、26年10月現在で45人報告されています。この中には妊娠中、母親に風疹の症状が出ず、感染したことに気づかなかったケースが3割ほどあります。生まれてすぐには障害が分からず、しばらく経ってから症状が出たり、症状に気づくケースもあります。障害に気づくのが遅れると発達の遅れにつながることから、早期に診断し、療育や支援につなげる取り組みが重要になっています。
また感染した妊婦の多くは、身近にかかった人がいませんでした。症状が出ないケースも少なくないことから、生まれてくる赤ちゃんを守る為には、多くの人が風疹にかからないよう予防することが重要です。

[動画]おはよう日本「風疹大流行 母子感染を防げ」

(2013年3月1日放送)
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“1回かかったから大丈夫”の誤解

風疹に関するご質問やご意見で多く寄せられるのが、「自分は子どものころに風疹にかかった、またはワクチンの接種を受けた記憶があるので大丈夫」というものです。

ほんとうに大丈夫なのか。
まず予防接種については、一回の予防接種では、ウイルスに感染するのを防ぐ「抗体」が体の中で十分作られないケースが、専門家によりますと5%弱あるということです。割合は少ないものの、確実ではないということです。
また、過去に一度予防接種を受けたことがあっても時間の経過にともなって「抗体」が減少することがあり、感染する可能性があるということです。
このため今の子どもたちは2回接種を受けてワクチンの効果を高めていますが、平成2年4月1日以前に生まれた人は、子どものころに1回しか接種の機会がありませんでした。今、23歳以上の方です。
専門家は「妊娠を希望している女性は特に2回目を受けてほしい」と呼びかけています。

一度風疹にかかった人は、多くの場合、生涯風疹にかかることはないといわれています。ただ、子どものころ風疹にかかった記憶があるという方の中には、実際には「はしか」や「リンゴ病」など別の病気だったのを本人や親が勘違いしているケースも少なくありません。

ある専門家が風疹にかかったことがあると答えた人の血液検査をしたところ、約半数が実際には風疹ではなかった、という調査結果があります。以前は医師が症状だけで風疹と診断するケースもあったため、診断が間違っていたこともあり得るのです。

「昔1回かかったから、接種を受けたから大丈夫」という「思い込み」にはご注意ください。

なぜ20代〜40代男性に多いのか

平成25年の風疹の患者は14000人を超えました。これはすべての患者を報告することになった平成20年以来最大で、流行が始まった前の年の6倍となっています。前述のように、今回の流行の特徴は、患者の多くが20代から40代の男性であることです。
なぜこの年代の男性に風疹患者が多いかというと、子どものころ、予防接種の対象ではなかったり、対象であっても受けていなかったりして、抗体がない人が多いためです。

まず昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は特に注意してください。中学生のときに学校で集団接種が行われていましたが、対象は女子だけでした。
昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの人は男女とも要注意です。この時期は男女ともに中学生のときに風疹のワクチンを接種することになりましたが、学校での集団接種ではなく個別に医療機関に出向いて受けることになったため、この期間は男女ともに接種率が激減したのです。
昭和62年10月2日から平成2年4月1日生まれの人は、男女とも要確認です。男女ともに幼児期に接種する機会があり、接種率は比較的高かったものの、受けていない人や1回の接種だけでは抗体が不十分な人もいて、こうした20代から40代の間で今感染が広がっているとみられています。

現在は、ワクチンの効果を高めるため、1歳と小学校入学前の2回、ワクチンを接種することになっています。また2回目の接種を受けていなかった世代を対象に、平成25年3月末までの5年間は中学1年生と高校3年生相当年令の人が無料で接種できるようになっていましたが、特に高校生の接種率が低く、今後も抗体が不十分な人が減らずに、風疹の流行が繰り返されると懸念されています。

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風疹について詳しく知りたい方はこちら(NHKサイトを離れます)

【東京都感染症情報センター】

予防接種を受けるには

INFO

予防にはMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)を!

風疹の予防には、風疹と麻疹(はしか)の2つを予防する「混合ワクチン(MRワクチン)」を打ちます。
風疹だけの「単独ワクチン」もありますが、成人は麻疹の抗体が少ない人も多いので、国や専門家は混合(MR)ワクチンの接種を勧めています。(妊娠中に麻疹にかかると流産や早産のリスクが高くなります)
また風疹のワクチンは1回の接種で約95%、2回の接種で約99%が風疹を予防できるとされています。確実に抗体をつけるために、2回の接種が勧められています。(接種歴が分からないなどで、3回接種したとしても問題ありません)

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接種費用は?自治体の補助は?

風疹ワクチンの接種は、最寄りの内科や小児科で受けることができます。
ただし接種には保険が適用されないため、医療機関ごとに費用はまちまちです。
費用は「単独ワクチン」は4000〜8000円前後、「混合ワクチン」は7000〜1万2000円前後といわれていますが、地域や医療機関によって異なりますので事前にご確認ください。
市区町村によっては、風疹の抗体検査やワクチンの接種費用を助成しているところもあります。市区町村のホームページをご覧下さい。

電話で予約

医療機関にワクチンの在庫はない場合も多く、電話で予約が必要です。
内科と比べて小児科は、子どもの定期接種のためにMRワクチンを置いているところもあり、その日に受診できる場合もあります。「大人も小児科」と覚えておくと便利です。

ネットで病院を調べる

東京都の場合、「ひまわり」という、医療機関の検索サイトがあります。
(サイトはこちら。クリックするとNHKサイトを離れます)

使い方は、

  • トップページの「医療機関をさがす」の欄から「上記以外の項目でさがす」をクリック
  • 「予防接種でさがす」をクリック
  • 予防接種の項目から、「風疹」と「二種混合(麻疹+風疹)」のどちらか、または両方にチェックを入れて「次へ」をクリック
  • 郵便番号か自治体から地域を絞り込み、「次へ」をクリックしていくと医療機関の一覧が表示されます。

接種にあたって

接種は必ず、医師と相談のうえで受けてください。
現在妊娠の可能性がある、または妊娠中の女性は接種できません。
また、ワクチン接種から2か月間は避妊が必要です。

[動画]くらし解説・風疹とは

(2013年4月3日放送)
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風疹ワクチンの安全性は?

ワクチンの安全性に不安を感じるという方のご意見が時折サイトに寄せられます。
まず、すでに国内では原則すべての1歳児と小学校入学前1年間の幼児に、麻疹と風疹の混合ワクチンが接種されています。
国立感染症研究所では公式サイトの「風疹Q&A」の中で、「風疹ワクチンは、副反応の少ない非常に安全なワクチンの一つです」としたうえで、「重大な副反応としてまれにショック、アナフィラキシー様症状、全身のじんましんの報告があります。また、まれに(100万人接種あたり1-3人程度)急性血小板減少性紫斑病が報告されています。その他の副反応として、発疹、紅斑、掻痒、発熱、リンパ節の腫れ、または関節痛などをみることがあります。成人女性に接種した場合、子供に比して関節痛を訴える頻度が高いといわれています」と説明しています。

→ 国立感染症研究所の「風疹Q&A」はこちら
  (NHKのサイトから離れます)

ワクチン接種直後に妊娠が分かったら?

風疹のワクチンは、風疹ウイルスの毒性を弱めた「生ワクチン」のため、おなかの赤ちゃんへの影響を考えて、添付文書に「妊娠可能な女性は、1か月間避妊したあとに接種、接種後2か月間は妊娠しないよう注意」と書かれています。

ただ、これまで、ワクチンの接種後に妊娠が分かった数千人規模のデータで、風疹による障害が赤ちゃんに出たという報告は世界で1例もないということです。

このため、万が一接種直後に妊娠が分かったとしても、安易に中絶などを考えず、専門の医療機関で相談して下さい。
(男性については、接種後の避妊は必要ありません。)

こちらに厚生労働省の研究班の見解が公表されています。
http://shusanki.org/clipping_page.html?id=342
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