18選挙権に何を思う

ことし、2016年夏の参議院議員選挙から、選挙権が得られる年齢が20歳から引き下げられて「18歳以上」になります。NHKでは新たに選挙権を得ることになる若者たちを対象に、世論調査を実施しました。若い世代は選挙権をどのように受け止め、政治についてどのように考えているのでしょうか。まずは、この2016年夏の参議院選挙について、どのように考えているのか尋ねました。


約60%が「投票に行く」
一方で半数が「不安」

Q あなたは参議院選挙で投票に行きますか?


Q あなたは自分が選挙で投票することに、
戸惑いや不安はありますか?

2016年の参議院選挙に「必ず行く」と「行くつもりでいる」という回答を合わせると、約60%でした。過去、2014年の衆議院選挙の投票率が戦後最低の52.66%で、年代別では20歳代が32.58%だったことを考えると、必ずしも低いとは言えない結果です。
一方で、投票に行くことについての不安や戸惑いがあるかどうか尋ねると、「ある」と答えた人は合わせて49%でした。半数近くが感じる不安、その理由を聞いたところ…


Q 「戸惑いや不安がある」のは
どういう理由からでしょうか?
(あると答えた方882人のみ)

「戸惑いや不安がある」と回答した人の理由で最も多かったのは、「政治についてよくわからないから」で36%。次いで「どの政党や候補者に投票すべきがわからないから」が30%でした。
選挙には「行きたい」が、今の政治や政党、候補者についての十分な知識がないために不安も多いことがうかがえます。
次は、若者たちの政治への関心についてみてみましょう。

半数が政治に「関心ある」
70%以上が「不満」


Q あなたは、いまの日本の政治に
どの程度関心がありますか?



Q あなたは、誰かと政治に関する事柄を
話題にすることがありますか?

政治に関心が「ある」と答えた人は、「ない」人よりもやや多くなっていますが、政治に関する事柄を誰かと話題にするかどうかについては、逆に「ない」という人が「ある」をやや上回っています。
では、今の政治についてはどのように感じているのでしょうか?


Q あなたは、いまの日本の政治のあり方に
どの程度満足していますか?


Q あなたは、いまの政治が変わって
ほしいと思いますか?


   

Q あなたはふだん、支持している
政党がありますか?

今の日本の政治のあり方には、合わせて74%が「満足していない」と答えました。そして合わせて90%近くが、今の政治が「変わってほしい」と考えています。
一方で、ふだん支持する政党については86%が「ない」と答えました。
若者たちは何を変えたいと考えているのでしょうか。