1月26日の放送
惑星誕生のミステリー 1%の奇跡

惑星・地球は、宇宙で一体どのようにして生まれたのか?惑星の材料はちり。大きさはおよそ1ミリの1000分の1とほこりのようなもので、宇宙にわずか1%しかない。この小さなちりが巨大な惑星に成長出来たのはなぜか?アタカマ砂漠に建設された最新の望遠鏡が、惑星誕生の現場、「原始惑星系円盤」の姿を鮮明にとらえたことで、惑星誕生のミステリーに挑む研究が加速している。科学者たちが描く最新のシナリオとは?

  • 放送日時
  • 1月26日(木)午後10時00分~
  • 2月2日(木)午前0時00分~(再)

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Q & A

星と惑星はどうやって生まれたのか

宇宙が誕生したときガスはありましたがチリはまだありません。ガスは重力によって集まり、中心がどんどん濃くなり、熱くなって星になります。星には寿命があるので大爆発を起こして死ぬタイプがあります。そのときチリがつくられ、宇宙にばら撒かれました。そのチリが集まって、惑星になったと考えられています。しかし、チリはとても小さく、小さいときは埃と埃がくっつくように、チリはくっつくことができますが、砂粒ほどの大きさになると、くっつきにくくなります。くっつくスピードが遅いということは成長が遅いということなり、中心の星に引力で吸い込まれてしまいます。それを逃れるためには、早く成長しなくてはなりません。その方法が、まだ正確にわかっていません。

木星と土星はなぜあんなに大きいのか

木星と土星のほとんどはガスですが、中心には地球のような岩石の塊があると考えられています。太陽からの距離を基に計算すると、材料となるチリがたくさんあったので、地球より早く大きくなることができました。大きくなると、周囲のガスを引力で吸い込むことが出来ます。だから大きなガス惑星になりました。

おうし座HL星の原始惑星系円盤のギャップは何か?

惑星であるという考えがある一方、あまりに若いという理由で、惑星ではないという説もあります。東工大の奥住さん、メキシコのマセットさんが、惑星ではない別の仮説を立てています。惑星説を支持する工学院大の武藤さんも、惑星ではない可能性もあると考えています。なぜギャップが空いたか、アルマ望遠鏡を使ってさらに詳しい観測が期待されています。