11月24日の放送
天文学の革命児!
エドウィン・ハッブル

ⓒHuntington Library

美しく神秘的な宇宙の姿を次々と映し出す「ハッブル宇宙望遠鏡」。
その名は、あるアメリカ人天文学者からつけられた。
エドウィン・ハッブル(1889-1953)。天の川銀河が宇宙の全てと考えられていた時代、ウィルソン山天文台で「宇宙には無数の銀河が存在すること」さらに「宇宙が膨張していること」を発見。人々の宇宙観を根底から覆し、アインシュタインもハッブルのもとを訪れるほど。
そして膨張宇宙の考え方は、「ビッグバン理論」へと発展し、現代宇宙論の礎となっていく。
しかしその人生は天文学の世界では異端児そのもの。ウォルト・ディズニーなどハリウッド社交界での華やかな交遊、逆に学会ではすぐ喧嘩を起こすトラブルメーカー。そもそも大学での専攻は天文ではなく法律。そんなハッブルはどのように「20世紀の最も偉大な天文学者」となったのか。ハッブルの遺品は死後、長く非公開とされ、その人物像や発見の舞台裏は謎とされてきた。
「すばる望遠鏡」建設の立役者、国立天文台の家正則博士はハッブルに魅せられ20年近くかけて、その足跡を調査。見えてきたのは世紀の大発見の源泉となったハッブルの宇宙への熱い情熱。
人類の宇宙観を根底から覆した男、エドウィン・ハッブルの知られざる戦いの物語。

  • 放送日時
  • 11月24日(木)午後10時00分~
  • 12月1日(木)午前0時00分~(再)

もっと知りたい!
Q & A

アメリカの歴史ある天文台は見学可能?

19世紀から20世紀にかけて建設された、アメリカの天文台。今も現役で活動を続けています。
ハッブルの大発見を支えた「ウィルソン山天文台」は、カリフォルニア州・ロサンゼルス市街から車で1時間ほど。建設当時標高が最も高かった「リック天文台」は、カリフォルニア州・サンノゼから車で1時間半ほど。いずれも、建物の一部が一般にも公開されています。  

ハッブル宇宙望遠鏡の映像は見ることができる?

1990年にNASAが打ち上げた宇宙望遠鏡「ハッブル」は今も宇宙の姿を映し出し続けています。
以下のサイトでハッブル宇宙望遠鏡が撮影した写真などを楽しむことができます。
http://hubblesite.org/【クリックすると、NHKサイトを離れます】