2009年09月16日 (水)明日の放送は、徳島放送局から!


 明日のは、「“川の学校”にボクは行く」です。

bulogestate.jpg ボクはこの夏、“川の学校”ってところに行く。
 魚といっしょに泳いだり、魚を手づかみしたり。
 思いっきり遊んだとき、フト思い出したのは・・・

 主人公は、兵庫県に住む夏くん、小学6年生。
 “川の学校”の教室は、四国を流れる吉野川流域。
 勉強は一切なし。
 ひたすら川で遊ぶんですって!

 番組を担当したディレクターからのメッセージです。

こんにちは
“川の学校”にボクは行く」を担当したディレクターの岸本です。

今回の大きなテーマは、
初めて清流に解き放たれた少年は
どんな表情を見せるのか?何を感じるのか?という点でした。
で、いろいろ考えたうえ、ディレクターである岸本がカメラを回し、
一対一で夏くんと向き合う、というスタイルでした。

はじめは緊張してカメラの前では
「ハイ。そうッス。カニとるの好きッス」と
運動部の後輩みたいにキンチョーしていた夏くん。
ですが、撮影も後半になると
「キッシー(僕のことです)も今のうちに泳いだほうがいいよ!」
なんて声をかけてくれました。
いいヤツ!
 
ロケの中、四国・吉野川での子どもたちと一緒に遊んでみて
あらためて感じたのは、自然の懐の深さでした。
川で笑ったり、怒ったり、困ったり、ちょっとシミジミしたり。
心の中でよどんでいたものが、
川につかるとスッキリと澄みわたるような感じが、
僕自身もしました(一度きれいな川で泳ぐと分かります)。
夏くんはそんな状態を「心がやさしくなる」とも言っていました。
う~む、吉野川、最高。
 
最後に、みなさん川で遊ぶときは
ライフジャケット(救命胴衣)をつけましょうね。
“川の学校”ではもちろん安全対策はかなり徹底されています。
だから思いっきり楽しめるんですよね。

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 写真は、番組を編集したカタラオさんが撮った夏くん、
 妹のルカさん、そして岸本ディレクターです。

 今回、番組を担当したのは
 NHK徳島放送局のディレクター。
 番組の仕上げをする為、徳島から渋谷のNHK放送センターに
 編集の終わった映像素材と共にやって来ました。
 向かった先は、こちらのダビングルーム。

suona.JPG シーンに合った音楽を選んだ音響効果さんと一緒に、
 ミキサーさんが音の編集をする場所です。
 音の編集って皆さん、想像つきますか?
 細かくて、根気のいる作業なんですよ。

 編集された映像に音楽を合わせるのはもちろんのこと、
 取材で録ってきたインタビューや川の音、音楽など様々な音を、
 バランスを整えながらブレンドして、
 番組で伝えたいテーマを音で表現。
 番組のイメージをぐーんと膨らませていきます。
 こうして完成されたものが、世の中に出るのです。

 たくさんの人の気持ちと時間がたっぷり詰まった
 「“川の学校”にボクは行く」もお楽しみに!

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投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:11:55

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