12月5日、12日の「カラフル!」はセルビアから
12月5日、12日の「カラフル!」は「トロフィーより大事なもの」
ソフィアは、セルビアのオブレノバツに住む9歳の女の子。
2014年、まちは洪水に見舞われて、ソフィアも家族と
避難。そのせいで彼女は水が怖くなってしまいました。
そんなソフィアですが、カヌー競技を始めてからは
水が好きになって、今ではカヌーの練習をしていない
ときは川に行って釣りをするなど、水と親しんでいます。
カヌー競技のカヤックという部門で、全国大会で
優勝するなど、ソフィアは優秀な成績を収めています。
彼女のあこがれの選手は、オリンピック出場経験の
あるミリカ・スタロビッチさん。ソフィアは、ミリカと
一緒に練習してもらう約束をとりつけます。
そして、練習を積み、ある大事な大会に出場したソフィア。
優勝を目指し、スタートを切ったのですが・・・。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
今回、ソフィアの声を担当したのは、安東実紗さんです。
中学二年生の自分よりも年下のソフィアですが、
幼いとは感じなかったそう。
「ソフィアは、爪もきれいにしていたり、表情もクールで、
大人っぽいなと思いました。でもうまくいかないことが
あると感情を思いきりだしたりして、かわいかったです」
Q.水が怖くなったことを、カヌーで克服したソフィアを
どう思いますか?
「私自身は大きな災害にはあったことがないんですけど、
ソフィアは5歳のときに災害を経験して、怖かっただろうに、
それを克服して釣りまでできるようになってすごいです
私だったら怖かったことを思い出しちゃうと思います」。
Q.安東さん自身、恐怖を乗り越えた経験はありますか?
「わたしはダンスをやっているんですが、選手の選抜に
落ちてしまったことがあって、それからしばらく人前で
踊るのが怖くなってしまったんです。でも、一生懸命練習して
うまく踊れる実感を持てて、周りからもほめられるように
なってから、また踊ることが楽しくなりました」。
将来、ソフィアがオリンピック選手になったら
周りに自慢したいという安東さん。ソフィアの
あこがれの選手、ミリカ・スタロビッチのように
自分にストイックな女性になりたいそうです。
頑張るカヌー少女の物語、ぜひご覧ください!