2024年02月29日 (木)3月7日、3月14日放送のカラフル!は、スコットランドから
「はじめてのはた織り」
9歳のカースティー・ベラはスカルペイという島に住んでいます。この地域では、羊の毛を手で織った「ハリスツイード」と呼ばれる織物が有名。カースティー・ベラは、自分でその織物を作ってみたいと挑戦を始めます。
実際にハリスツイードを織ってみたくて、職人の元で体験させてもらったカースティ・ベラ。でもまだ体が小さいため、うまくはた織り機を使うことができませんでした。
自分だけの手作りの織物を作るために、カースティ・ベラが考えたことは・・・?
海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。どんな気持ちで演じてくれたのか、インタビューしました!
今回は佐道璃亜さんです(佐道さんは去年6月に退団されました)。
Q:佐道さんは「カラフル!」で脇役を演じたことはありますが主人公は初めてです。主人公を演じてみてどうでしたか?
今日は主人公なので長かったですけど最後までやったら達成感あって、主人公ってこんなに面白い役ができるんだって思いました。
Q: スコットランドという地域は知っていましたか?
いえ、知りませんでした。はじめはスコットランドってなんだろうって思って、かわいい名で、いろいろ知りたいなと思いました。カーステイちゃんが使っていたはた織り機もとても面白くて、こういうのは日本にあるのかなとか考えたりしました。あと風景も日本と全然ちがって、スコットランドってこんなところなんだって知ることができてよかったです。
Q:演じるにあたって、難しかったところはどこですか?
わたしはけっこうテンションがあがるタイプで、すごい明るい子ってまわりから言われているんですけど、今回はわたしとはちょっとだけ違うカースティちゃんという子を演じているので、練習のときに劇団の先生から「もうちょっと落ち着こう」とよく言われたりして、そこが難しかったです。
Q今回の主人公は機織りに挑戦していましたが、佐道さんは何か挑戦していることはありますか?
わたしはダンスが好きで、ダンスの振り付けを自分で考えることに挑戦しています。
振り付けをつける音楽も自分で選んでいます。BTSっていう韓国のアイドルの歌で、キレキレのダンスを踊っています。自分で振り付けを考えると、自由な踊り方で踊れるのが楽しいです。
Q:番組を見るお友だちにどんなところをオススメしたいですか?
カースティちゃんがはた織り機を職人さんとやるところです。体験してみて「ちょっと重かった」って言っていたのですが、そのときに自分も一緒に体験できたような気持ちになりました。そこをぜひ見てください!
ありがとうございました!スコットランドの「カラフル!」では、カースティ・ベラが住む島々の美しい風景も楽しめます。ぜひご覧ください!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:09:45 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
2024年01月04日 (木)1月11日、18日放送のカラフル!はアイルランドから
「わたしはイエメン人でアイルランド人」
ヘンドは5歳の時にイエメンからアイルランドにやってきた移民です。故郷のイエメンでは戦争が続いていて学校にも通えなかったからです。
自分の生い立ちやイエメンのことを友だちに知ってもらうために詩を書いてクラスのみんなの前で朗読することにしたヘンド。どんな内容の詩にしようか、お母さんや友だちにふるさとイエメンの話を聞きながら考えていきます。
みんなの前で詩を朗読するのは初めて。緊張しているヘンドに古くからの友人が優しくアドバイスします。ヘンドが頑張って朗読している様子、ぜひご覧ください。
海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。どんな気持ちで演じてくれたのか、インタビューしました!
今回は上村采さんです。
Q:今回のカラフルはどうでしたか?
初めて映像を見たとき、ヘンドさんってどんな気持ちなんだろうと考えました。難民としてアイルランドに暮らしていて、年はわたしよりも1つ年下なのに本当にしっかりしていると思いました。自分の国の文化をよく知っていて、ヘンドさんを通してわたしもイエメンについて知ることができましたし、日本の文化について考える機会になりました。
Q:ヘンドさんの故郷のイエメンという国は知っていましたか?
詳しくは知りませんでした。台本を読んだあと、お母さんと一緒にイエメンってどこなんだろうって話をして2人で調べてみたりしました。番組のなかで、ヘナという植物で染めて手に模様を描いていましたが、わたしもとてもやりたい!と思いました。きれいな曲線で、つめに塗ったりしているのも素敵だなと思いました。
Q:お芝居で、難しかったのはどこのシーンでしたか?
詩の朗読のところです。詩の内容やイメージを劇団の先生や家族に教えてもらいながら、練習を重ねていきました。最初ダメかもしれないなと思ったことが何回もありましたが、先生からは「あなたはこの子にぴったりだと思うよ」と言われたので、自信をもって頑張りました。
Q:番組を見てくれる日本の友達にこの番組の魅力を一言お願いします。
この番組はいろんな国の子どもが出てくるので、何か悩んでいることがあったら、見てもらうと気持ちがすっきりすると思います。海外の子を見ていると、本当にこれ同級生なの?と思えることもいっぱいあって面白いです。見た内容について、友達としゃべるきっかけにもなるので、ぜひみんなに見てくださいね。
ありがとうございました!上村さんが演じたヘンドの「カラフル!」は1月11日、18日の9:30~Eテレで放送します。ぜひ見てくださいね!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:09:45 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
2023年11月23日 (木)11月30日放送のカラフル!は、イタリアから
「牛飼いトーマス 夏の冒険」
イタリアの山あいの村に住むトーマスは、牛が大好き。
将来の夢は牛飼い。そんなトーマスの夏の目標は、大好きな牛たちを山の上の牧草地まで連れていって、山小屋で寝泊まりしながら1週間牛たちと過ごすことです。
電気もないし、野生の動物もたくさんいる。心配する両親を説得して、いよいよ牛たちと山へ出発するトーマスですが・・・。
果たしてトーマスは山の上でどんな経験をするのか・・・トーマスの1週間の冒険をぜひご覧ください。
海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。どんな気持ちで演じてくれたのか、インタビューしました!今回は浅田伊織さんです。
Q:トーマスを演じてみてどうでしたか?
最初は緊張してしまったのですが、中盤頃からは“緊張”よりも“楽しい”という気持ちが強くなってきました。あとは、トーマスくんの落ち着いた性格を、いつもふざけ気味の僕が難しかったので、トーマスくんと一心同体、同じ気持ちになれるように頑張りました。
Q:印象に残ったところはありますか?
トーマスくんが、山の上に行って体調が悪くなったときに『すごくテンションがあがっていたから』と言っていたんですけど、僕もこのあいだ宿泊遠足で深夜にテンションがあがってしまい、次の日にとっても眠かったことがありました。だから何か楽しみなことがあると、テンションがあがりすぎてそのあと体調が悪くなってしまうトーマスくんの気持ちがよく分かりました。
あとはカウベルの音とか、牛の『モー』って鳴き声とか、初めて聞く音が番組のなかにいっぱい出てきたので、それはとても印象に残りました。
Q:トーマスは牛が大好きですが、浅田さんは何か好きな動物はありますか?
僕は猫が好きです。家では4匹飼っていて、すごいかわいがっています。トーマスくんとは動物好きなところは一緒かなと思います。
(猫のどんなところが好きなんですか?)
家族の中で誰かがケンカをして落ち込んでいたら、猫は近寄ってきてくれるんです。トーマスくんも『牛たちは気持ちを分かってくれるんだ』って言っていたけど、僕も猫たちを見ていて同じように感じます。
Q:今回はトーマスのひと夏の挑戦を見ましたが、浅田さんはこの夏何か挑戦してみたいことはありますか?
僕は小学校6年生なんですけど、毎年、夏休みの宿題を最終日までため込んでしまい大変なことになってしまうんです・・・。なので、僕の今年の夏の挑戦としては、計画的に宿題を終わらせたいなと思っています。
ありがとうございました!今回は牛だけでなくて、山に住む色んな動物が出てきます。『牛飼いトーマス 夏の冒険』は11月30日9:30~Eテレでご覧ください。
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:09:45 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
2023年11月17日 (金)11月25日、12月3日、28日放送のカラフル!は、日本・宮崎から
宮崎県に住む龍二くん、小学6年生。夢中になっているのは「落語」です。
今年の夏、「子ども落語全国大会」に挑戦!
去年惜しくも逃した「最優秀賞」を目標に、師匠と稽古に励みます。
稽古をしているのは「目黒のさんま」というちょっとまぬけなお殿様のお話。
ただ覚えて話すだけでなく、セリフの言い方や表情を意識するのが大事。そこが難しい!
大好きなことに取り組む情熱、大好きだからこそのもどかしさ。
師匠、家族、友だち、ライバル・・・様々な関わりのなかで笑い、もがき、ちょっとずつ、ちょっとずつ、龍二くんは成長していきます。
11歳の夏、かけがえのないひとときに密着しました。
「カラフル! 落語でみんなと笑いたい!」
30分スペシャルは
11月25日(土)午前10:30~11:00
15分通常版は
12月3日(日)午前7:00~7:15
12月28日(木)午前9:30~9:45
放送予定です!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:10:30 | カテゴリ:制作ノート | 固定リンク
2023年10月19日 (木)10月26日、11月2日放送のカラフル!は、ドイツから
わたしはシャルロット 俳優になりたい
ドイツに住む12歳のシャルロットは生まれたときから左手がありません。でも、シャルロット自身は不自由を感じていません。
自転車にも乗れるし、足の親指を手に移植したので、物をつかむこともできます。
そんなシャルロットが大好きなのは演技をすること。学校でも演劇クラスに入っているシャルロットは、俳優になりたいと思い切って俳優事務所に応募することにしました。
親友たちと撮った写真や動画を送ってみると、直接会いたいとの返事が・・・。
俳優になりたいという夢に挑戦するシャルロットに密着します。
海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。どんな気持ちで演じてくれたのか、インタビューしました!
今回は髙津菜都希さんです。
Q:今回シャルロットを演じるにあたって頑張ったところを教えてください。
シャルロットって、わたしと違ってあまり感情を表に出さずに喜んだり悲しんだりしている子なので、ちょっとした感情の起伏を表現するのは大変でした。
(たしかにシャルロットはあまり表情変わらないですよね)
そうなんです。劇団の先生と、ここはこんな感じの感情だよねっていうことを確認して、それから実際にその気持ちで演じるけど表情に出さないように、シャルロットと同じ状態になって演じてみました。
Q:印象に残ったシーンはありましたか?
印象に残ったシーンはシャルロットが「左手がないことはわたしにとっては普通だからそこまで気にしていない」といっているところです。私だったら障害の部分を気にしちゃうかなと思ったので、すごいなと思いました。
Q:シャルロットは髙津さんと同じで演劇が好きなようですが・・・
同じ演劇仲間として見ていて、面白かった点はひとつありました。シャルロットが番組のなかで何回か演技をしていると思うのですが、最初の現劇のシーンでは格好つけた感じで登場したり、お父さんと演技の練習をしているところでは、気軽なトーンでは話していたり・・・普段表情があまり顔に出ないシャルロットだけど、演技のシーンでは表情が顔に出るのが面白かったです。
Qシャルロットは俳優になりたいと事務所に応募していましたが、髙津さんも将来は俳優になりたいと思っていますか?
まだ特に決まっていませんが、楽しみながらできる仕事をやりたいなと思っています。会社でずっとパソコンに向かっているよりは、もう少しアクティブな仕事がわたしには向いているかなと思います。俳優も面白そうだなと思うし、サッカー選手も面白そう。やってみたいことはいっぱいあります。
ありがとうございました!!髙津さんがシャルロットを演じるカラフルは10月26日、
11日2日の9:30~Eテレで放送します。ぜひ見てくださいね!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:09:45 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
2023年02月12日 (日)3月9日、3月16日放送のカラフル!は、クロアチアから
『ぼくはリングに立つ!』
ビトは最近母親を急な病で亡くし、大きな悲しみの中にいます。ビトを心配して、母の友人であるミッコがすすめてくれたのは、ボクシング。ミッコの励ましやトレーニングの成果もあって、しだいに夢中になっていくビト。いよいよ初試合も決まりました。はたして自分の力を発揮できるのでしょうか?
ビトは木登りが大好き。木々を自在に飛び移る、ターザンにあこがれて、同じように髪を長く伸ばしたり、動物と仲よくしたり、いろんなにおいをかいだりします。
そして、両親を亡くしたターザンに、ビトは自分を重ねていました。
母をよく知る友人のミッコ。「ボクシングをやらないか?」と誘い、ビトをきたえ始めます。自身も子どものころ親を亡くしたミッコは、悲しみもいらだちもキックボクシングにぶつけたことで、立ち直ることができたと、ビトに打ち明けるのでした。
ミッコの特訓で、日に日に実力をつけていくビト。ついに初めての試合が決まりました。怖さを感じながら、向き合っていこうとするビトは…。
『カラフル!』の、海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。今回主人公のビトを演じたのは、山﨑涼佑さんです。スタジオでの録音後、インタビューしました!
(ナレーション録音:2021年)
Q:ビトを演じ終わって、どんなことを感じていますか? 難しい役だったのではないかと思います。
はい。ビトくんのさまざまな気持ちを考えて演じるのが、とても難しくて、途中いろいろ失敗もしたんですけど、最後にこうやって演じ切ることができて、よかったなと思います。
ビトには、ママが死んでしまってつらいという悲しい部分もあるし、最後には試合相手と力強く対戦する前向きな部分もあって。ビトのいろいろな気持ちを想像して、イントネーションも工夫しながら、演じました。
声の出演なので、ビトくんがしゃべるタイミングと自分の声のタイミングを合わせるのもとても大変でした。しっかり観察して、タイムも意識して、口の動きについていけるように練習しました。
Q:ビトの気持ちについて、具体的にはどんなことを想像して演じましたか?
ママがいなくなって、情緒が不安定になっているのではないか、って感じました。ビトくんを観察して、その気持ちを想像しながら頭の中にせりふを浮かべて言ってみたら、とても悲しくなりました。ぼくがせりふを練習している横で、ぼくのお母さんが泣いていました…。ぼくは冷静だったと思うんですけど、やっぱり悲しかった。
Q:印象に残っているシーンはありますか?
ビトくんが、亡くなったお母さんを紹介してくれているとき、とても楽しそうで、ぼくもうれしくなりました。自慢のママを紹介するんだよっていう気持ちが伝わってきて。ビトくんとしては、一生懸命に悲しみを忘れようともしているのかな、って。また思い出して悲しくなっちゃうのではないかなって、心配にもなりました。
Q:ビトがボクシングに打ち込んだように、山﨑さんも、自分の気持ちを何かにぶつけたことはありますか?
今はずっとコロナ禍(※2021年)で、学校では、給食中はしゃべれないし、校庭を使える時間が限られていて昼休みか中休みのどちらかだけだから、なかなか遊べなくて…。ぼくもビトくんのように、木に登るのが好きなので公園でたまに登っていたんですけど、最近はできていません。だから今は、室内でできるゲームに打ち込んでいることが多いなと思います。
スポーツは得意で、今回のことでボクシングにも興味がわきました。ただ、パンチが当たったら痛そう…!(笑)
Q:コロナ禍が明けて、自分たちの気持ちをぶつけられる活動を、思いきりできるようになったらいいですね…! それでは最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
悲しい気持ちや、戦いに向けた気持ちなど、ビトくんのいろんな気持ちを、想像しながら見てもらえたらいいなと思っています!
ありがとうございました。山﨑さんが声の出演をしてくれた『カラフル!』は、3月9日、16日 前9:30- Eテレで放送です。
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:18:15 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
2023年02月12日 (日)2月16日、3月2日放送のカラフル!は、日本から
『サナのハッピー美容室』
ヘアアレンジが大好きなサナ。最近元気のないおばあちゃんを笑顔にしたくて「髪型ハッピー作戦」を始めることに! サナが自信たっぷりに提案した髪型アイデアだったけれど、おばあちゃんはなぜか浮かない顔で…? はたして、サナは作戦を成功させることはできるのでしょうか?
今回の主人公は、高知県に暮らすサナさん。ヘアアレンジが大好きで、弟やお母さんや友だち、そして人形の髪までをたばねて、熱心に練習にはげんでいます。
そんなサナさんが今、髪形をアレンジしてあげたいと考えている相手が、祖母のミヨコさんです。最近ミヨコさんは、ある事情で元気がない様子。サナさんは、そんなミヨコさんに、素敵な髪型をアレンジすることで元気になってほしいと「髪型ハッピー作戦」を実行することに!
ミヨコさんの髪型を華やかな雰囲気にしようと、サナさんが考えた最初のデザイン案。いざ持っていくと、ミヨコさんの反応は意外なものでした。しかし、それには深い理由があって…。
髪型ハッピー作戦に向けて、さらに気合いが入ったサナさんを、師匠として支えてくれるのが、ベテラン理容師のジツミさんです。理容店を営み、地元の方々に長く愛されてきたジツミさんが、お客さんと向き合うときの姿勢について、サナさんに大切なことを教えてくれます。心にしみるジツミさんの言葉も、ぜひお楽しみに…!
『カラフル!』サナのハッピー美容室は、2月16日(木)、3月2日(木) 前9:30- Eテレで放送予定です。
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:17:47 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
2023年01月16日 (月)2月2日、2月9日放送のカラフル!は、スコットランドから
リナは羊の世話が大好き。小さなころから羊と一緒に育ってきました。でもお父さんが羊を放牧するために訪れるあの美しい「パパイ島」へはまだ一度も連れて行ってもらっていません。パパイ島で羊の世話をすることはリナにとって大きなあこがれです。
自分がなんでもこわがらずにできることをお父さんにアピールして認めてもらおうと、羊へのタグ付けや毛刈りにリナは大奮闘。パパイ島に行くことはできるのでしょうか?
『カラフル!』の、海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。スタジオでの録音後、リナの声を担当してくれた嵩悠理(かさみ・ゆうり)さんにインタビューしました!
(ナレーション録音:2021年)
Q:羊の放牧農家で育つ子どもが「自分も一人前の羊飼いになりたい!」と挑戦する物語でしたね。どんなところが印象に残りましたか?
リナは羊が本当に大好きなんだろうなって思って。私(14歳)より4歳も下なのに、羊の毛をバリカンでガーッとやったりしてかっこいい。パチンって耳にタグを付けるところもそうだし。新しいことに挑戦する、パパに認めてもらいたい、っていうリナがすごくいいなと思いました。私は結構三日坊主、いや二日坊主ぐらいなので、あまり何かを長く続けたりしたことがないんです。見習わなくちゃって。
Q:二日坊主!と言いつつも、根気強くこの役に向き合ってくれた嵩さんが、リナを演じてみての感想を教えてください。
すごく落ち着いている子だと思います。でも、その身に秘める情熱は誰よりも熱い、みたいな、そういう感じ。私だったら、あのぐらいの年の時は、友達とずっと遊んでいて。ファッションとかにもちょっと興味を持ったりとかするけど、リナはただ羊だけを見ている。本当にまっすぐで素敵な子ですね。
Q:嵩さんがいま、挑戦していることって何かありますか?
私の隣の席の子がすごく字がきれいで、丸付けの時に交換すると、めちゃくちゃきれいな字で書いてあって。だから今、鉛筆でどれだけ字がきれいに書けるか、筆っぽく「とめ」「はね」「はらい」をきれいに書くのにちょっと凝っています。なかなかうまくならないんですけどね。楽しいですよ~!
Q:身近な人から刺激をもらって自分の成長につなげる姿勢、とてもすてきですね!どうもありがとうございました。
番組には、ドローンを駆使した美しいスコットランドの島々の風景がたくさん出てきます。リナの挑戦と合わせて、ぜひご覧ください! 2月2日(木)、9日 前9:30- Eテレで放送です。
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:20:12 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
2023年01月16日 (月)1月19日、1月26日放送のカラフル!は、ドイツから
9世代続く森林警備員の家に育ったミカは、森をとても大切に思っています。木を食べあらすキクイムシや気候温暖など、心配なことがたくさん…。どうしたらもっとみんなに、森の環境への関心を持ってもらえるだろうか?と考えています。
森を守りたいミカは、自分の誕生会のときに友だちとみんなで森に木を植えるアイデアを思いつきました。祖父と父にも相談すると、ふたりとも大賛成で、応援してもらえることに! さてどんな植樹イベントになるでしょうか?
『カラフル!』の、海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。スタジオでの録音後、ミカ役の竹下司真さんにインタビューしました!
Q:ミカ役を演じて、ミカへはどんな印象を持ちましたか?
主人公のミカを見て、すごいなって思いました。10歳から環境問題に関心を持って植林までして…。性格的にはぼくもミカと似ている気がするけど、こんなに積極的に活動するとまではいかないから、行動力がすごいなあって感心しました。
Q:似ている部分はどんな部分だと思いますか?
ミカの友だちとの関係性や、博士みたいなところが似ているって思います。ぼくも好奇心が強くていろいろ調べたりするんですよ。パソコンのこととか、プログラミング、野球、あとミカみたいに環境問題も! お母さんに、SDGsの本を買ってもらったのがきっかけで、それまではなんとなくしか知らなかったことが、いろんな問題につながっていると知って、そこから自分でも調べ始めました。森の山の豊さを守るとか、海洋汚染とかの、自然の問題がわかりやすいし、ほかにも学校の授業でもいろいろ、ごみの分別やごみのゆくえ、水道のこととかも学んで調べていきました。
Q:竹下さんも好奇心が豊かで、知りたいと思ったら実行に移しているのがとても素敵なことですね! 竹下さんとの共通点も多いというミカの役でしたが、演じる上で苦労したことがあったら教えてください。
ミカの役に入り込むまではやっぱりとても難しかったです。だけど、しゃべり方をつかんで、気持ちを理解できてからは、難しくはなかったと思います!
ナレーションは語り掛けている感じにシンプルにできたんですけど、会話のシーンは、相手の感情や、だれと話しているかで話し方も変わってくるし、心の変化もあるので、難しかったです。ひとつひとつのせりふで何を思っているかを考えながら取り組みました。
友だちとのシーンは、自分の友だちに話しかける感覚で、気楽にしてみました。家族とのシーンも同じようにできたと思います。いちばん難関だったのは、ミカとおじいちゃんとの会話です。ぼくはおじいちゃんが遠くにいるのでなかなか会話する機会がないから、参考にするのが難しくて。だから、家族と大人との中間の距離感を見つけるようにトライしました。うまくいったと思います!
Q:おじいちゃんとの距離感など、たくさん探って役に取り組んでくれたんですね! ありがとうございます。番組を見てくれる方々へ、メッセージをお願いします。
この番組を見て、環境問題に関心を持ってほしいなというのもあるし、いちばんは、出てくる人たちの関係性を、会話や話し方から、ぜひ想像しながら見てほしいなって思います!
ありがとうございました。竹下さんが声の出演をしてくれた『カラフル!』は、1月19日(木)、26日(木) 前9:30- Eテレで放送です!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:17:42 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
2022年12月01日 (木)12月15日、1月12日放送のカラフル!は、スコットランドから
海の生き物が大好きで、研究にはげむアンガスの夢は、大好きなタコに出会うこと。統合運動障害があって思うように動くのが難しいときもあるが、夢に向かって、地元漁師たちのつてをたよりに、挑戦を始める。
『カラフル!』の、海外の放送局が制作した回には、声の吹き替えで、児童劇団の子どもたちが参加してくれています。今回は、鈴木瑛吉朗さんです。今回の声の出演について、思いを聞かせてくれました!
Q:今回、参加してくれてありがとうございます!声の出演の感想はいかがですか?
自分の顔を出しての演技のときのような、もろ自分ということではなくて、声だけで表現するっていうことで、新しい雰囲気でとても楽しかったです。主役は初めてなので、緊張しました!劇団の先生と、発声練習から始めて、たくさん練習しました。
Q:いちばん努力した場面や、難しかった場面はありますか?
主人公アンガスが、体調がよくなくてソファに寝そべって話すときの声が、難しかったです。間があったりして、タイミングがなかなか合わなくって。がんばって練習しました。声をのどを閉じて、おさえるようなイメージで、静かなトーンで演じました。
Q:印象に残っている場面はありますか?
自分の中で好きだった場面は、水槽に絵を描いているシーンです。アンガスが楽しそうで、絵が好きなのが伝わってくる感じがしました。わたしも絵を描くのが大好きで、特にアニメの絵が好きでよく描いたりします。自分に照らし合わせる感じで、共感できました。心がおどる感じというか、自分が描くときはどんな感じの気持ちかなって、考えながら演じました。うまくいったと思っています!
このシーンもふくめて、アンガスがタコの絵を描く場面がいくつかあるんですけど、タコの特徴を上手にとらえる感じがすごいなって感心しました。今回出てくるタコの絵はもろ現実的というかリアルにも感じられて、アンガスはまた自分と違うジャンルの絵を描いていてすごいなって思います。
Q:最後の、タコに会いに行くシーンはどんな気持ちで演じましたか?
アンガスが会いたかったタコに会うことができて、よかったね…!って思って。この、うれしさや、やったねっていう感情を、声で表現するために、トレーニングをしました。ふだんの生活で、自分が、楽しいときの声や、楽しいことをしたあとの声って、どんなトーンだったかを意識するようにしました。たとえば、わたしはゲームが好きなのでゲームをしたあとの自分の声のトーンに似せる感じです。自分が楽しんでたら、顔にも声にも出ると思うんです。その演じるときの気持ちを大切にしました。ぜひ見てもらえたらうれしいなと思います!
アンガスさんとの共通点を見つけながら、自分に引き寄せて、くふうをして演じてくれたんですね。どうもありがとうございました!
鈴木さんが声の出演をしてくれた「カラフル!『ぼくはいま海の生き物に夢中!』」は、12月15日(木)、1月21日(木) の前9:30- Eテレで放送です。 お楽しみに!
投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:19:32 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク
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