過去の主な放送

BS1スペシャル
夢は把瑠都 ~力士めざすエストニアの子どもたち~

初回放送
BS1 2012年11月27日(火) 午後9時~
再放送
BS1 2012年12月1日(土)正午~

番組データ

  • 国際共同制作:NHK/NHKエンタープライズ/テムジン/Benjamin River Productions (エストニア)
  • 音楽:UZ
  • 語り:小池栄子

夢は把瑠都 ~力士めざすエストニアの子どもたち~

日本の国技「大相撲」の頂点に、ヨーロッパ出身の力士、把瑠都凱斗(ばると・かいと)が立ち、話題を呼んでいる。彼の故郷バルト海の小国エストニアでは今、第二、第三の把瑠都を目指す若者が増加。ヨーロッパ相撲の登竜門、ヨーロッパ大陸選手権での栄冠を手にするべく稽古に励んでいる。そうした若者たちに密着。その背景にあるエストニア社会の現実と、若者の目に映る日本の相撲の姿を浮き彫りにする。

エストニアの相撲道場「サクラ」には現在40人の子どもたちが通う。相撲を始めたきっかけは、独特の作法や仕草が面白いという興味本位のものがほとんど。あげくにまわしがかっこ悪いから着けたくないなどと言いたい放題。そんな子どもたちと向き合い、相撲のいろはを教えているのがリホ・ラニクマーさん。ラニクマーさんは把瑠都を育てたコーチでもある。ラニクマーさんは、子どもたちは相撲を理解し始めると強くなると言う。5月に帰郷した把瑠都がラニクマーさんのもとを訪問、子どもたちの稽古は大詰めを迎える。

エストニアの人々にとって相撲は一攫千金を狙うジャパニーズ・ドリームだ。旧ソ連による支配から20年前に独立を果たしたものの、今も苦難が続くエストニア。相撲に挑む子どもたちとその家族も、厳しい社会の現実に翻弄されてきた人たちだ。なぜ彼らは異文化の相撲に打ち込むのか。彼らにとって相撲とは。リホコーチの道場に通う子供たちとその家族に密着した。

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夢は把瑠都 ~力士めざすエストニアの子どもたち~

 

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