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2013年12月20日 (金)

「マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~」放送


「マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~」
NHK-FM 12月26日(木)~12月28日(土) 午後7:30~9:00

2013年12月、20世紀を代表する偉大なソプラノ歌手、マリア・カラス(1923-1977)が生誕90年を迎えます。
圧倒的な歌唱、卓越した演技力、そして奔放なプライベート...。死後30年を経て今なおカラスの存在感は衰えを知らず、現在でも数多くの録音や映像の記録によって人々は往年のカラスの声と姿に接しています。
しかし、カラスが歌唱力の絶頂期にあったのはわずか10年間と言われています。40代の前半にはオペラの表舞台から去り、その後わずか10年、1977年に53歳の若さでカラスは亡くなってしまいます。超絶的なレパートリーによる喉の酷使、そして奔放な私生活による精神的な疲労がカラスの歌手生命を縮めてしまったのです。その人生は、彼女が演じた多くのプリマがそうであるように、あまりに劇的でした。
生誕90年を記念して、マリア・カラスの人と芸術をあらためて見つめる「マリア・カラス変奏曲」を放送します。
「ギリシャ移民」「寄生虫ダイエットの真偽」「大富豪との不倫」「ノルマ・ルチア・トスカ」「自殺未遂」「毒殺説」...こうしたキーワードを読み解きながら、マリア・カラスをテーマ(主題)にさまざまに織りなされる「マリア・カラス変奏曲」をじっくりとお送りします。


【放送日時・内容】

○2013年12月26日(木)よる7時30分~9時00分(1時間30分)
《第1変奏》「歌に生き、愛に生き~伝説のソプラノ、マリア・カラスの肖像~」

並はずれた歌唱力と美貌、ドラマチックな恋、スキャンダル...比類のない大スターとして、世界の脚光を浴びた伝説のソプラノ、マリア・カラス。その陰には、常に愛を求め、孤独を恐れ、自らを追い詰めていった一人の女性の姿が見え隠れします。歌に生き、愛に生きたマリア・カラスの人生をその名演と共に紹介します。
♪プッチーニ/歌劇「トスカ」から「歌に生き、愛に生き」
♪ドニゼッティ/歌劇「ランメルモールのルチア」から「香炉はくゆり(狂乱の場)」 ほか


○2013年12月27日(金)よる7時30分~9時00分(1時間30分)
《第2変奏》「花から花へ~永遠のディーバ、マリア・カラス~」

ユニークな声質と天性の器用さ、演劇的資質によって、ソプラノだけでなくメゾ・ソプラノのレパートリーも軽々とこなしたマリア・カラス。伝説のディーバ、マリア・カラスの歌手としての稀有な特性、技巧に焦点を当てながら、名演を紹介します。
♪ビゼー/歌劇「カルメン」から「ハバネラ"恋は野の鳥"」
♪ヴェルディ/歌劇「椿姫」から「ああ、そはかの人か~花から花へ」ほか


○2013年12月28日(土)よる7時30分~9時00分(1時間30分)
《第3変奏》「清らかな女神よ~素顔のマリア・カラス~」

カラスは、オペラの練習にいつも最初に来て、最後に帰ったと伝えられています。音楽に常に真剣に向き合った彼女が、恋を失い、声も失いかけたとき、友人が、音楽が、彼女を支え、カラスは再び歌を取り戻します。晩年の公開レッスンやオペラの名場面などを通して、マリア・カラスの素顔とその音楽観に迫ります。
♪プッチーニ/歌劇「トスカ」第2幕・第3幕抜粋
♪ベルリーニ/歌劇「ノルマ」から「清らかな女神よ」 ほか


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【出演】 解説/満津岡信育(音楽評論家) ゲスト/幸田浩子(ソプラノ) 司会/東涼子

投稿者:ブログ編集部 | 投稿時間:21:07