“音楽×感動”リサーチ

2022/3/15

音楽のミステリーを、

一緒にしらべてみませんか?

藤井進也(慶應義塾大学 環境情報学部 准教授)

音楽は、はるか遠い昔の時代から、私たちの身近に存在してきました。音楽を聴いて、嬉しくなったり、癒されたり、感動して涙がこみあげてきたり…。私たちのみのまわりに深く浸透して、あたり前のように存在する音楽。でもふと、音楽とは一体何なのかを考えてみると、実はわかっていないことがたくさんあります。


たとえば、音楽の感動や喜びは、どれくらい「人それぞれ」なのでしょうか?音楽を感じ受けとる人のこころの性質にどれくらい個性があるのか、国や地域、年齢や性別によってどれくらい音楽の感受性がちがうのか、実はまだよくわかっていません。


慶應義塾大学・藤井進也研究室では、音楽の未知に迫るため、音楽のサイエンスをおこなっています。音楽の未知に迫ることは、人類の起源や進化の謎に迫ることにつながります。音楽のサイエンスは、人間のサイエンスです。とてもエキサイティングで、ワクワクする研究分野です。


さあ、みなさん、音楽のミステリーに迫るため、音楽を感じ受けとるこころの個性について、一緒にしらべてみませんか?