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「地域で暮らす」を中心に仕事をつくる

「地域で暮らす」を中心に仕事をつくる

2016年11月28日更新

その人らしい暮らしと仕事のやりがいを両立させるには?
地域に根差した仕事の作り方。

忙しく仕事に追われ、食事もファースト・フードという生活が続くと、空しくなってしまうこと、ありませんか? 自分の生活を仕事に合わせるのでなく、自分らしい暮らしを中心にした働き方を、どうやったら実現していけるでしょうか。自然豊かな環境で地域に根差した仕事を作り出している事例から、ヒントを探ってみましょう。

その仕事、都市でやる必要は?

小川の中でPC? ゲームで遊んでいるように見えますが、れっきとした仕事中です。このIT企業は、徳島県神山町の古民家にオフィスを移しました。「東京で電車通勤をするのが苦痛だった」という社員も、ここでは仕事のかたわら、農業を楽しむ生活を送っています

ITで過疎の町がよみがえる

もういちど社会と関わるステップに

過大な仕事上のストレスは、若い人たちが自信を失い、ひきこもってしまう要因のひとつでもあると言われます。でも彼らが働く意志や力をまったく失くしてしまったわけではありません。むしろ多くの人は、もういちど社会と関わるチャンスを求めています。藤里町の就労支援は、地域の中に暮らしている多様な人々の力を引き出し、生かす試みでもあります。

ひきこもりを地域の力に ~秋田・藤里町の挑戦~

支えてもらえるから働ける

かつて仕事のストレスと疲労から、統合失調症を発症してしまった男性。デイサービス施設のヘルパーとして働く今も体調を崩しがちですが、同僚や利用者のお年寄りたちは「そのままでいいちゃ」と見守っています。多様な人たちのありようをそのまま受け止めてくれる地域は、誰もが誰かを支えることができる地域でもあります。

統合失調症のヘルパーが障害をもつ人たちを支えるデイサービス施設

無理せず働ける場を地域につくる

長野県小川村で人気の「おやき」店。機械を使わず、ひとつひとつ手作りしているのは、昔ながらの味へのこだわりだけでなく、ひとりでも多くの人に働く場を提供するためでもあります。高齢者や小さい子どものいる親が無理なく働けるよう、ここにはなんと「お昼寝タイム」も。ひとりひとりの暮らしのリズムにあった働き方が実現されています。

伝統食「おやき」で村に働く場を

地域のつながりを再生する仕事づくり

津波で打撃を受けた宮城県男鹿半島沿岸部。牡蠣工場の仕事を失ってしまった女性たちにとって、仕事の場をつくることは、収入を確保する以上に、仲間たちとのつながりを回復することを意味していました。ここでは、規模を大きくしたり雇用を増やすことよりも、その人にしかできない仕事や、本人が望むペースを大事にした仕事づくりをめざしています。

被災地で「地域を取り戻す」仕事づくり

生産性や利益を重視する職場では、どうしても若く元気で能力が高く、家族のケアに時間をとられることが少ない人たちに仕事が偏りがち。でも地域の中には、さまざまな事情をもつ多様な人々が暮らしています。働くことは、社会とつながって生きること。それぞれの人のありようをそのままに認め、その人の暮らし方に合った働き方を考えていくことは、新しい地域のあり方を考える上で、とても重要なことのように思います。

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