昭和12年（1937年）2月、西畑駅とともに設置されました。
ホームからは、大きく蛇行する夷隅川が臨め、川のせせらぎの音と小鳥のさえずりが聞こえてくる素敵な雰囲気の駅です。久我原駅方面には、土手いっぱいに菜の花が植えられ、春の撮影スポットのひとつになっています。
平成20年11月、東総元駅の駅舎をリニューアル。
「開運」を願い、おみくじがあり、屋根には「大吉」と書かれた開運板が取り付けらた「開運」駅です。建物は随所に匠（たくみ）の技がほどこされ、特に柱の１本は３つの異なる木を、釘を使わない組み合わせ技法で作られており、「人と人のつながりを大切にしたい」という想いがこめられているそうです。
東総元駅からも見える夷隅川。そこに沈下橋が架かっています。これは水位が低い時に渡ることができるものの、水位が高くなると水の中に沈んでしまうという橋。とても珍しい橋までゆっくりと歩いていけるので散歩にはぴったり（10分程度）。待合室にはおみくじがあり、今日の運勢を試してみては？「えんぴつ」のオブジェも忘れずに探してみてくださいね。
沈下橋は駅を出て線路を背中にして左に進み左折。踏切を渡り小学校を目指します。学校を過ぎた少し先で左斜めにある細い道へ入っていくと見えてきますよ。駅の待合室に置いてある「思い出ノート」に丁寧に書き記されていますので、出発の際はぜひチェックを。
