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去年5月、柏市で当時2歳の長男を餓死させ、5歳の次女も栄養失調の状態にさせたとして保護責任者遺棄致死などの罪に問われている母親の裁判員裁判で、千葉地方裁判所は24日、「子どもを劣悪な環境下に放置し続けた犯行は極めて悪質で、動機も身勝手というほかない」として懲役7年の判決を言い渡しました。住所不定・無職の小坂里美被告(28)は、夫の雄造被告(39)とともに去年5月、柏市で当時2歳10か月の長男の蒼志ちゃんに十分な食事を与えずに餓死させたほか、当時5歳の次女に対しても栄養失調の状態にさせたとして保護責任者遺棄致死などの罪に問われました。裁判で検察は懲役10年を求刑したのに対し、弁護側は「夫から暴力を受け育児の方法も強制されていた」などとして情状酌量を求めていました。判決で千葉地方裁判所の後藤眞理子裁判長は「医療機関を受診させれば、虐待として通報されてしまうと恐れ、母親として当然の責任を果たすための努力を何ら行うことなく、1台のベビーベッドに2人の子どもを入れ、近くに置かれた段ボールを食べていることに気づきながらもそのまま放置し続けた」と指摘しました。そのうえで「幼い2人が堪え忍んできた心細さや身体的苦痛はあまりに大きく、劣悪な環境下に放置し続けた犯行は極めて悪質で動機も身勝手というほかない」と指摘し、懲役7年を言い渡しました。
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