2019年11月06日 (水)ひるどきキャラバン2019in道の駅発酵の里こうざき
こんにちは♪小村美記です。
FM80.7MHz「ひるどき情報ちば」♪
10/31(木)は、NHK千葉放送局のスタジオを飛び出して、
神崎町の道の駅「発酵の里こうざき」から公開生放送でお送りしました。
写真に写っているのは、左手から、
小川浩司アナウンサー、シンガソングライターで神社巡拝家の佐々木優太さん、
道の駅「発酵の里こうざき」副駅長・木内正義さん、
地元の蔵元、「寺田本家」当主の寺田 優さん、神崎町役場の「町娘お里」こと澤田聡美さん、
そして私、小村美記です。
番組は発酵づくしの1時間。
道の駅発酵の里こうざきの人気商品ランキングや、地元の酒造会社が語る発酵の魅力、
そして発酵食品を使ったオリジナルレシピなど、盛りだくさんでお送りしました。
発酵の魅力①「道の駅発酵の里こうざき」
まずは「道の駅発酵の里こうざき」の魅力を紹介♪
神崎町は、人口6000人あまりの小さな町。
利根川の水運を利用して、コメ作り、大豆づくりが盛んに行われたうえに、良質な地下水があることから、
酒どころ、みそどころ、醤油どころ、で昔から発酵の里でした。
その発酵の魅力を伝えていこうと、地元の2つの酒蔵が力を合わせて酒蔵祭りを開催したところ、
5万人ほどが集まり大成功!その後、道の駅発酵の里こうざきが完成し、
「全国初」の「発酵をテーマにした道の駅」が生まれたのです。
番組の中では、発酵の里こうざきの発酵市場で、地元商品の売り上げ点数ランキングをご紹介♪
果たしてどんな結果に?!詳しくはこちらをお聞きください♪
発酵の魅力②「自然発酵にこだわる酒造会社」
創業340年、いまでも機械をほとんど使わずに、
微生物の力を最大限ひきだす自然の酒造りを続けている
「寺田本家」の酒造りをご紹介。
24代目の当主、寺田 優(てらだ・まさる)さんにお話伺いましたよ。
お米も無農薬で作っていて、
微生物と力を合わせるために、蔵人の皆さんがお酒づくりの時に唄を歌うそうです!
番組では、発芽玄米を使った珍しいお酒をご紹介!
お米あえて磨かず、削らずに、栄養分をそのままに玄米でつくった日本酒です。
佐々木さんは「おばあちゃん家のぬか床のにおい」と言っていましたが、私も飲んでびっくり!
味は「シュワっとしたお酢」。
でも何より驚いたのがのどごしです。
炭酸とは違う、体にしみこむような泡でした。
口の中で発酵のすべてを感じられる一品です。
寺田さんいわく、日本一まずい酒だ、と言って販売しているそう。
大変ユニークなお酒なので苦手な方も多いんですが、
体調がよくなった、という方もいて、ファンも多いそうですよ♪
発酵の魅力③「家庭でもできる発酵食メニュー」
そして最後は家庭でもできる発酵食メニューのご紹介。
「町娘お里」こと神崎町まちづくり課の澤田聡美さんにお話を伺いました。
ご紹介いただいたのは「さばみそ缶で作るかんたん冷や汁」
火を使わなくても出来るので、万が一の災害時にも食べられます。
材料と作り方はこちらです。
「さば味噌缶で作る冷や汁」
【材料】
・さば味噌缶(水煮でも)
・ねぎ
・きゅうり
・木綿とうふ(手でちぎる)
・みそ
・みようが
・しょうが(おろして加える)
・すりごま
作り方は、混ぜるだけです!
すべての材料を入れ(缶詰の汁も)最後にしょうがとすりごまを加える。
味噌の風味が際立ち、子どもでも簡単に作れますし、ご飯はもちろん、そうめんのつけだれにもできますよ♪
また簡単にできる「醤油糀」も教えていただきました。
濃口醤油と糀を1対1で混ぜ合わせ、1~2週間常温で置くだけで、どんな料理にも使えます。
常備したい万能調味料で、醤油糀は塩糀に比べ旨味が10倍だそうですよ!
ぜひご家庭で作ってみてはいかがでしょうか。
そして、発酵とこの町をテーマに、
佐々木さんに生歌を披露していただきました。
身体に心地よく染みわたるあたたかい歌でした♪
【佐々木さんの生歌の歌詞】
目に映らなくても
そこにいるよ 生きている
手に触れられなくても
そこにいるよ 生きている
歩くスピードは違うけれど
同じ道を生きている
沸き上がる力は
同じ道を生きているから
今日は発酵をテーマにお送りしましたが、発酵は小さな微生物の力で生まれます。
目に見えない微生物の声にも、耳を傾ける1時間でした。
会場にお越しいただいた皆さん、ラジオの前の皆さん、本当にありがとうございました!
投稿者:キャスター | 投稿時間:12時08分