2018年12月10日 (月)【自転車旅】自転車専用列車B.B.BASEで房総を疾走!


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『田中アナ!JR東日本のB.B.BASEが千葉県を走ってもうすぐ一周年ラッカ!
 いま、どうなっているか
調べてくるナッツ!』

NHK千葉のマスコットキャラクター、ラッカ星人の指令を受けて自転車で
千葉県の魅力を探る自転車旅。
すでに千葉県を一周し、現在、全市町村走破に向けてゆっくり走っている
ところですが、今回はJR東日本が企画した B.B.BASE に乗車します。

「房総バイシクルベース」と名付けられたこの列車、一周年でどんな魅力を
発信しているのでしょうか?!
いざ、出発地点の両国駅へ!
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国技館スカイツリーが間近に見えるここが房総の自転車遊びの出発地点

 

B.B.BASEは毎週土・日に1日1往復運行され、日帰りか1泊2日の旅行商品を
購入すると利用できます。
今回は館山ルートと呼ばれる房総の南端へ向かうコースに日帰りで参加しました。

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両国駅と国技館の間の道へ行くと、専用ホームに向かう案内があります。
その案内に沿ってゆくと・・・
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サイクリストたちが
「おー!かっこいい~」「いいねえ☆」などの声を発していました。
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写真や映像では見ていましたが、実物は本当にカッコいい!!
ホームに自転車をそのまま持って行くことも新鮮ですが、
専用車両というわくわく感がたまりませんね(笑)

ではこの車両の真骨頂、自転車を固定する器具を見てみましょう。
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黄色い金具を引っ張ると、前輪のタイヤを固定する金属板が出てきます。
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自転車の自重で、乗せるだけで固定されますが、付いているストラップで
さらにしっかり固定。実に簡単でした!
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基本はロードバイクというスポーツタイプの自転車向けですが、
私の乗っているタイヤの小さな自転車にも対応します。
そして、座席は全席指定で、自分の自転車の前です。
ラッカ号(私の相棒の名前です)をそばに置いておけるのも安心です。
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いつもは、自転車を小さくして袋に入れて旅していますが、
実は、鉄道に乗るときはいつもちょっと緊張しているんです。
●「自転車が人にぶつからないだろうか?」
●「次の駅でたくさん人が乗ってこないだろうか?」
●「いまは車いすスペースに置いていて大丈夫だろうか?」
(車いすスペースは基本はどなたでも利用できる場所ですが、中には
 自転車やスーツケースを置くことに抵抗を感じる方もいらっしゃいます)
●さらに、自転車を漕いだあとは・・・“私は汗臭くないだろうか・・・(笑)”
B.B.BASEは、こういった心理的負担が一切ナシ!!

さらに自転車仲間と盛り上がっているサイクリストを見ると、
同じ趣味を共有できる仲間と移動も楽しめるのがいいなあと実感しました。

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しばらくすると、車両と同じデザインの服を着た方が回ってきました。
この列車に添乗し、自転車で回ったら面白いルートや、
お食事処などを紹介してくれるガイドでした。
ガイドブックには載っていない、文字通り、ガイドが足で稼いだ
情報を教えていただけます。
そこに行くも、行かないも自由ですが、その土地の地の利や
風土、歴史などの事前知識を得られるので、旅先への期待感が膨らみます

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2時間ちょっとで館山駅に到着!
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駅員のみなさんが出迎えてくれていました。
なんだか、特別感がありますね!

館山駅の前でお話した男性はリピーターの方でした。
「電車に乗っている時間もゆったりしていて日常を忘れられます。
 季節が変わればまた違った表情がみられますし、一緒に来る人が
 変わればまた違った楽しみがありますから」
B.B.BASEはもちろん旅行商品ですが、旅先での自由度の高さが
その魅力なのかもしれません。
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私も以前、千葉県を一周したときに立ち寄れなかった場所に
向かいました。
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崖観音と呼ばれる大福寺です。
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長い階段を上ってゆくと、朱色の観音堂が見えてきました。
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風化した崖も趣があり、館山湾の眺望もすばらしいです。
なんといっても、観音堂の中の 天井絵は見事 でした!
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そして、B.B.BASEには道の駅などで使えるクーポン券もあり・・・
田中は、道の駅とみうら枇杷倶楽部に寄って、ここでビワソフトを
頂きました。
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電車で目的地に着いても、その行動範囲は数十キロ!
普通の旅では味わえない自転車ならではのダイナミックな
移動距離が魅力です。

さて、この電車ができて1月で1週年。サイクリストから
どんな反応があったのでしょう?

そこで、今回はこのユニークな列車について詳しい、専門家の方にも
お話を伺うことができました。
この列車の企画から携わっていらっしゃり、自身もサイクリストである
自転車雑誌の編集長、岩田淳雄さんです。
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田中「どんな声が届いていますか?」。
岩田編集長
  「自転車を乗せられる列車は世界にもありますが、車両全体を
   サイクリスト専用にするのはおそらく世界初ということで、
   とても話題になりました。
   何より一般の乗客に気兼ねなく電車を利用できるという声が
   多く寄せられていますね」。
田中「今後どんな形で千葉の魅力を発信できると思いますか?」。
岩田編集長
  「実は、今、B.B.ベース“バス”という企画に関わっているのですが、
   このバスと組み合わせることで、出発地点の両国駅にバスを利用して
   集まってもらうとか、鉄道のゴール地点からバスで別の目的地に
   移動してもらうとか、そういったことができるようになるかも
   しれません。千葉県は東京に近く、サイクリストに人気の場所なので
   自転車でもっと魅力を発掘して、サイクリスト自身がその魅力を
   発信してゆくようになるといいですね!」。
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岩田編集長も千葉にご自宅を持っていらっしゃるそうで、プライベートでも
外房を中心に自転車と、千葉の味覚を楽しんでいらっしゃるとのこと・・・(笑)

田中も輪行(列車に自転車を乗せること)には慣れてしまった部分もありましたが、
自転車と電車を組み合わせることによって広がる旅の可能性を実感しました。
エクササイズにも、グルメにも、観光にも・・・この列車で千葉県の魅力が
どんどん発信されるのはとてもステキなことですね!

岩田編集長、ありがとうございました。
ラッカ星人、これからますます千葉県が面白くなりそうですよ!

投稿者:アナウンサー | 投稿時間:10時26分

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