NHK総合 毎週(木) 午後10:00~10:48

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ブラクボタも第3シリーズ!久保田アナウンサーが、ブラタモリ制作の舞台裏をリポート。撮影中のエピソードや、タモリさんの素顔。さらに、番組では言えなかったヒミツから、日常の小さな発見まで、思いつくままに更新していきます!お楽しみに。

江戸の食 → ???

ファストフードのチェーン店から、三ツ星ならぬ"上上吉"の高級料亭。巷では、大酒飲み大会や大食い大会が次々開かれて、お侍も商人も一緒になって健啖さを競う。
江戸の食文化って、なんて豊かで、楽しく、ハチャメチャだったのでしょうか。

神田明神を歩きながら、タモリさんがさらりとおっしゃった「ここは海が削った場所だから急な崖ができた」というお話。海が削ったところ、川が浸食したところ、そういう土地の上に暮らしているのだと思うと、いまだに何とも不思議な、切ないような気持ちになります。私たちは壮大な歴史のうちの、ほんの一部なのだな、と。4車線と2車線が交わる交差点は、かつて清らかな水が沸き、神様に捧げる田んぼがあった場所でした。そして、地層を生かして造られた糀室(こうじむろ)には、今もふつふつと温かい糀菌が生きています。食べることも、土地の歴史とは切っても切れないものなのだと実感します。

他の国や地域でも、王様や位の高い人たちは、昔から贅を尽くした食事をとっていたのだろうなぁと想像しますが、電気もガスもない江戸時代、広く一般の人たちが、食を楽しんでいたというのは、生活の豊かさを象徴しているのではないでしょうか。手間をかけて取った出汁の美味しさ、発酵食品のうまみ、お豆腐を何百通りにもアレンジしていただく知恵、江戸の人たちは本当に物知りで、"こだわり屋"で、"遊び上手"だったのですね。仕事の合間、とりあえずお腹に何か入れておこうと菓子パンをつまむこともしばしばですが、鰹節の香り高い掛け蕎麦があれば、もっと力が付いて、リフレッシュできそうです。日本人の知恵、これからも大切にしなければと思います。

最終回には、うれしい再会もありました。番組が始まって間もないころ、「秋葉原」の回でお邪魔した"びっくりまなこ"の最中屋さん。あの時も、たまたま立ち寄って面白いお話を聞かせていただきました。シリーズを通して、ブラ歩きの途中でお会いした多くの方に温かく迎えていただいたこと、心から感謝しています。またお忙しい中、取材から快く協力して下さった先生方、地域のみなさま、本当にありがとうございました。

そして、これまで番組を見て下さったみなさま。たくさんの反響をいただいて、第3シリーズまで、無事放送することができました。本当に本当に、ありがとうございました。
チームブラタモリの一員でいられたこと、とても幸せです。

またどこかでお会いできますように・・・

感謝をこめて
久保田 祐佳

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