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NHKアーカイブスの学術利用が始まって1年、アーカイブス研究は次第にバリエーションを増やしつつあります。
NHKアーカイブスを利用した「トライアル研究」に参加している研究者による報告会を、5月19日にNHK放送博物館で行いましたので、報告資料を掲載します。
- 小林直毅(法政大学社会学部教授)
- 「『水俣』の記録と記憶にかんするテレビ/アーカイブ研究」
- 堀江秀史(東京大学大学院総合文化研究科)
- 「寺山修司の放送ジャンルにおける活動に関する実証研究
―没後特集番組とテレビドラマ『一匹』を中心に」 - 金廷恩(上智大学大学院文学研究科)
- 「日本・韓国のテレビドキュメンタリー比較研究」
- 岩間優希(立命館大学衣笠総合研究機構研究員)
- 「ヴェトナム戦争と日本のジャーナリズム―ドキュメンタリー番組に見る表象と変遷」
- 井口高志(奈良女子大学生活環境学部准教授)
- 「認知症の本人はいかに描かれてきたか?
―本人視点の出現・変遷・用法に関する探索的研究―」 - 調査報告 服部弘(NHK放送文化研究所 メディア研究部長)
- 「アーキビストの役割と可能性~公共サービスを高めるために~」
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ワカシラガかワカジラガか。カンゼンシアイかカンゼンジアイか。チバナレかチチバナレか。平成22年に行った「語形のゆれに関する調査」の結果を分析し、時代の変遷とともに変化していく日本語の、いまの時代の形を読み取ります。年代差のあることば、男女差のあることば、社会変化による影響を受けたことばなど個々のゆれに注目するとともに、調査結果と現実の言語変化の把握をめぐる理論的問題に関して新たな知見も提示します。
- 伝統離れの「乳離れ」,伝統継承の「初産」(『放送研究と調査』2010年12月号)
~語形のゆれに関する調査(平成22年2月)から②~ - 若者に多い「ワカシラガ」,高年層に残る「ワカジラガ」(『放送研究と調査』2010年11月号)
~語形のゆれに関する調査(平成22年2月)から①~ - 研究発表「日本語のゆれの現在」関連資料
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いま、世界的に公共放送が政治権力からの“圧力”にさらされています。フランスではサルコジ大統領が、公共放送の会長を大統領が任命できる法改正を行い、韓国では政権交代後、イ・ミョンバク大統領が、KBS理事会の提案を受け入れるという形でKBSの社長を解任しました。台湾でも政権交代後、与党・政府が公共テレビの理事長や社長の更迭に動き、反発した理事長との間で泥沼の訴訟合戦を招きました。揺れる公共放送の「政治的独立」を台湾の現地調査をもとに報告します。
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アップルTVやグーグルTVのように、テレビやSTB(セットトップボックス)をネット接続することで、新しい視聴スタイルが生まれようとしています。テレビがネット接続されると、人々の視聴スタイルはどう変わるのか。また、テレビ局などの送り手側への影響はどうなのか。世界の最新デジタル家電が一堂に会するCES2011取材や、米国の業界・ネットTV利用家庭へのヒアリングなどをもとにネット接続時代のテレビについて最新動向を報告します。
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NHK放送文化研究所には、放送の歴史を振り返るうえで欠かせない数多くの資料が眠っています。また、テレビ局をはじめ、放送に関連するさまざまな機関が保有する文書や、放送にかかわった人々が所蔵している歴史資料についても、年月を経るにつれて廃棄され、消えていくものが少なくありません。それらをどのように収集・保存し、公開していくか、ワークショップでは、メディア史研究者やアーカイブ専門家らとともに考えます。
- 関連する論文の執筆を検討しています。
「放送研究と調査」などに掲載した場合には、このページでも公開いたします。
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放送局に蓄積された映像コンテンツを活用して新たなサービスを創造することは喫緊の課題となっています。ストック型の新サービスの1つである、学校向け番組DVD貸し出しサービスの可能性について、利用者アンケートの結果から分析結果を報告します。子どもの感性に訴えるナラティブ型コンテンツ(番組)の利用可能性と、情報提供型コンテンツ(デジタル教材)とのハイブリッド活用の可能性を明らかにします。
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去年10月に実施した生活時間調査の結果から、日本人の睡眠時間が短くなっていることが分かりました。では、その分の時間はどんな行動に振り向けられているのでしょうか。また、テレビなどの各メディア利用、仕事、家事といった行動にはどんな変化が見られるのでしょうか。長年にわたって蓄積してきたデータから、「時間」を切り口にして、日本人の生活の変化の様子を探ります。
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近年、国内在住の外国人人口が増加し、日本にも欧米並みの「多文化社会」状況が出現しつつあります。彼らはどのようなメディアをどのように使っているのでしょうか。また放送、とくに公共放送にはどのようなニーズ、役割があるのでしょうか。文研が行ってきた調査結果に基づきながら、メディア関係者や専門家らとともに、多文化社会におけるマスメディア、公共放送のあるべき姿を探ります。
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日本が韓国を併合してから、100年を迎えた2010年、NHKは韓国のKBSと共同で、世論調査をおこないました。調査結果と、結果から浮かびあがる現在の両国の意識の違いについてNHK、KBS双方から報告するとともに、新たな時代に向けた日韓関係の可能性について、東京大学の姜尚中教授が講演をおこないます。
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中国地方管内向けに制作されたNHKドラマ「火の魚」は、芸術祭をはじめ内外の最優秀賞を獲得、2010年度で最も注目を集めた単発ドラマとなりました。北海道テレビ制作の「ミエルヒ」も高い評価を受け、芸術祭優秀賞他多数を受賞しています。潤沢な予算を持つキー局のドラマが届かない高みに地域発ドラマが到達する背景とは?NHK・民放の名作地域発ドラマの系譜をたどり、良質の作品を送り出している作り手たちと共に、メディア新時代におけるフィクション制作の意義を問い直します。
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YouTubeやニコニコ動画は、10代の日常生活に深く浸透し、重要なメディアとなっています。文研の「中高生の動画利用調査」では、「時間にしばられずに好きなコンテンツを見られる動画サイトがあればテレビは要らない」など、テレビへの関与の希薄化が垣間見えてきました。彼らに対して、放送局はどのようなコンテンツを提供していけばよいのでしょうか。動画サイト運営者、番組制作者、シンクタンク研究員らとともに議論します。
- 関連する論文の執筆を検討しています。
「放送研究と調査」などに掲載した場合には、このページでも公開いたします。
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電子書籍やスマートフォンなど多様なスクリーンメディアが拡張し続ける現在において、テレビの相対的位置付けは今後一層変化していくと思われます。こうしたなか、放送局には、過去の経験や意識にとらわれず、その一方でテレビメディアの強みをこれまで以上に活かす、大胆かつハイレベルな編成戦略が求められています。テレビの新たな価値・役割とは? それを創造する志のある戦略を持つ放送局はどこか?NHK・東京キー局の担当者が議論を闘わせます。
- 関連する論文の執筆を検討しています。
「放送研究と調査」などに掲載した場合には、このページでも公開いたします。

