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生活時間調査

日本人の生活時間・2010

~減少を続ける睡眠時間,増える男性の家事~

1960年から5年ごとに実施している国民生活時間調査の最新の結果がまとまりましたので、報告します。

今回の調査は、2010年10月に、10歳以上の国民7,200人に対して実施しました。有効な回答のあった人は4,905人(有効率68.1%)です。主な結果は、以下のとおりです。

①1日の睡眠時間は、平日7時間14分、土曜7時間37分、日曜7時間59分でした。長期的にみて睡眠時間はどの曜日も短くなる傾向にあり、2005年にいったん減少が止まりましたが、今回再び減少に転じました。その結果、今回はどの曜日も1970年以降で最も低い水準となりました。睡眠時間が減少したのは、朝早く起きている人と夜遅くまで起きている人の両方が増加したことによるものです。

②有職者の平日の仕事時間は7時間24分と、2005年調査に比べて大きな変化がありませんでした。また、仕事をしている人の割合(行為者率)の変化を時刻別にみると、7時30分から8時で増え、20時30分から24時で減っていて、仕事の“夜から朝へのシフト傾向”が進んでいることがうかがえます。

③成人女性の家事の行為者率は、各曜日とも90%以上であるのに対し、成人男性は平日41%、土曜51%、日曜56%と女性に比べかなり低いものの、2005年と比べると、平日と土曜で増えています。男女年層別では、2005年と比較して男性の20代・30代や70歳以上で平日に家事をする人が増えています。

④テレビの視聴時間は平日でも3時間28分と長時間視聴の傾向が続いていますが、今回は国民全体の行為者率は各曜日とも9割を下回りました。また、ラジオ聴取層の高齢化や若・中年層の“新聞離れ”もみられました。一方、行為者率・時間量ともにこの5年で増加したのはビデオ・HDD・DVDと趣味・娯楽・教養のインターネットで、若い人に限らず幅広い年代で利用が広がっています。

世論調査部(視聴者調査) 小林利行 諸藤絵美 渡辺洋子