放送に関する世論調査

お気に入り番組を繰り返し楽しむ幼児

~2013年5月「幼児の録画DVD視聴実態ウェブ調査」から~

毎年実施している「幼児視聴率調査」の結果では,2012年以降,幼児のリアルタイムのテレビ視聴時間が減少し,録画やDVDの再生時間が増えている。この動きを受け,当研究所では幼児の録画番組やDVDの再生,インターネット動画などの視聴実態を調べるウェブ調査を行った。調査は2014年5月23日(金)~26日(月)の4日間,首都圏に住む1~6歳の,「録画番組やDVDを週4日以上再生する幼児」を対象にインターネット上で実施した。

調査の結果では,〈録画番組〉は,再生が多い番組が年齢ごとに異なり,1歳児ではEテレ(教育)の「いないいないばあっ!」,5,6歳児ではテレビ東京の「妖怪ウォッチ」がよく見られており,再生のされ方でも,「妖怪ウォッチ」は放送直後からよく再生されているなど,違いがみられた。一方で,「サザエさん」(フジテレビ)など,リアルタイムの視聴率は高いが再生視聴はあまりされていない例もみられた。

〈DVD・購入番組〉では,「幼児向け教材」などを中心に1~3歳児の接触者率が高めであった。インターネット動画などの〈デジタル画面視聴〉では,2歳児の接触者率がやや高めで,タブレット端末やスマートフォンなどを使って,「番組以外の動画」や,「幼児向けウェブサイト・アプリ」などの利用がみられた。

計画管理部 安楽裕里子