放送現場の疑問・視聴者の疑問

ロケットや航空機の機種の読み方は?

地球上の雨を観測する人工衛星などを載せた「H2A」ロケット23号機打ち上げのニュースで、[エイチ・ニ・エー]と言っていましたが、[エイチ・ツー・エー]ではないでしょうか?
また、新型旅客機「ボーイング787型機」のトラブルを伝える際、[~ナナ・ハチ・ナナ~]と言っていましたが、こうしたロケットや航空機の機種について、放送での読み方はどうなっているのでしょうか。

放送では、飛行機の機種などを含めて原則として日本語読みにしています。

解説

ロケットや航空機の機種などについて、航空会社や専門家の間では英語読みを含めていろいろな読み方をするようですが、放送では一般にわかりやすくするために数字の部分は日本語読みにしています。航空機について、2桁以上の数字は原則として全体を一つの数字として読んでいます。
<例>
エアバスA300[エアバス・エー・サンビャク]
YS11[ワイエス・ジューイチ]

ただし、ボーイング社の旅客機「7×7」シリーズの機種「747」「767」などは、一般に[ナナ・ヨン・ナナ][ナナ・ロク・ナナ]などと読む慣用が強く、例外として数字を一つずつ読んでいます。
<例>
 ボーイング747[ナナヨンナナ]
 ボーイング747-400[ナナヨンナナ・ノ・ヨンヒャク]
 ボーイング757[ナナゴ-ナナ]
 ボーイング767[ナナロクナナ]
 ボーイング787 [ナナハチナナ]

(『NHKことばのハンドブック 第2版』p.75参照)

(メディア研究部・放送用語 豊島 秀雄)