2020年東京オリンピック・パラリンピックへの期待と意識

~「2016年10月東京オリンピック・パラリンピックに関する世論調査」の結果から~

公開:2017年11月1日

「東京オリンピック・パラリンピックに関する世論調査」は,国民の東京オリンピック・パラリンピックへの関心や意識・価値観の変化などを把握し,2020年に世界最高水準の放送・サービスを実現する上での基礎的なデータを得るために実施する時系列調査である。今回はその初回調査であり,2016年リオ大会のテレビ視聴やメディア利用状況についても報告する。

東京開催を評価する人(よい+まあよい)は86%と大多数を占め,関心がある人(大変+まあ)はオリンピックの81%に対して,パラリンピックは64%。期待する放送サービスでは「高画質・高臨場感」(43%)が男70歳以上,「終了した競技を,様々な端末で,後からいつでも見ることができる」(40%)は女30~50代で全体より高かった。東京開催の不安では「テロなどの大事件」(61%)が最も高く,東京都民では「東京の交通渋滞がひどくなる」(56%)など,暮らしへの不安が比較的高い。

2016年リオ大会を「ほぼ毎日」視聴した人はオリンピックの49%に対し,パラリンピックは17%。オリンピックを生中継で「よく見た」人は男60代と男女70歳以上,ハイライトで「よく見た」人は女40・50代で高い。パラリンピックは,生中継,ハイライトとも高年層で高い。視聴場所は自宅(93%)が圧倒的に多く,職場(14%),外出先(9%)と続く。「通勤・通学の途中」は7%だが,男20~50代,女20代では15%前後と一定数存在する。

世論調査部 鶴島瑞穂/斉藤孝信

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