電話世論調査 固定電話に加え携帯電話も対象に

~「社会と生活に関する意識・価値観」調査の結果から~

公開:2017年5月1日

NHKは去年12月の「社会と生活に関する意識・価値観」調査で、「固定電話と携帯電話による電話法(デュアルフレーム)」を導入した。本稿では、主にこの調査結果をもとに、デュアルフレーム調査を導入するまでの検証内容を報告する。検証から得られた主な知見は以下のとおりである。

  • 車を運転中の人や自宅外にいる人など、携帯電話の受け手に配慮したオペレーションを策定し、トラブルなく調査を行えるようになった
  • 固定調査ではとらえられなかった携帯電話しか持たない人や自宅外にいる人からも回答を得られる
  • 若年層からより多くの回答を得られ、男女年層別のサンプル構成比は国勢調査の構成比に近づく
  • 固定調査と携帯調査の回答傾向はほぼ変わらないなど、いずれも妥当な回答結果が得られると考えられる

また、当面のデュアルフレーム調査では、固定調査と携帯調査、それぞれの回答数がほぼ同数になるようにサンプルを配分すること、原則として、両者の回答にウエイトをかけず、単純に足し合わせる集計にすることにしている。

今後も回答率の向上に向けた取り組みや回答傾向の分析を続けるとともに、電話の所有状況や社会状況の変化に応じて、最適なサンプル配分と集計方法を検討していく。

世論調査部 萩原潤治

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