18歳選挙権 新有権者の意識と投票行動

~「参院選後の政治意識・2016」調査から(2)~

公開:2017年4月1日

▽第24回参議院選挙は、選挙権が18歳に引き下げられた初めての選挙となった。18・19歳の投票率は46.78%で20~30代よりは高かった。選挙後に実施した世論調査の結果から、18・19歳の投票行動や政治意識について分析する。▽投票した理由は「18歳、19歳が選挙権を得たのに触発されたから」が最も多かった。▽投票に行った人は行かなかった人に比べ、「選挙の大切さ」を学校で学んだ人や、政治を話題にすることが「(よく、ときどき」ある)」人が多い。▽憲法については、「改正する必要はない」が「改正する必要がある」を上回った。20歳以上と比べ「改正するほどのことではない」と考える人が多い。
▽20歳以上と比べると政治への関心が低く、政治や選挙にやや消極的な姿勢がみられる。支持政党では半数が支持する政党を持っていない。ただしこれらは18・19歳というよりは、若い人に共通する傾向である。▽18・19歳が20・30代などと異なるのは、政治に対する満足感が高く、あまり大きな変化を望んでいないこと、支持政党で野党支持が少ないこと、「支持なし」の理由として「政党について詳しく知らない」をあげる人が多いことなどである。▽政治に関する情報を得るメディアは「インターネット」が4割で「テレビ」とほぼ並んでいる。

世論調査部 河野啓/荒牧央

※NHKサイトを離れます

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