“この論文、わりにいいかもしれませんね”

~2016年「日本語のゆれに関する調査」から②(配慮表現)~

公開:2017年8月1日

「日本語のゆれに関する調査」のうち、「配慮表現」についての報告をおこなう。調査結果から、次のようなことを指摘する。
▼全体の半数以上の人が「感じが悪い」と指摘したもの 【きちんと肯定していない例】「悪くないんですよ」「悪くないですね」「いいかもしれませんね
【逆接での言いさし】「はい、そうですが
【相手の願望・欲求を直接的に尋ねている例】「どこに行くつもりですか」
【直接的な依頼表現の例】「トイレはきれいにお使いください」
【相手を褒めるのに、無条件での賞賛をしていない例】
「〔割に比較的けっこう〕お上手ですね」「〔案外意外と意外に〕お上手ですね」
▼男性のほうが女性よりも「感じが悪い」の回答が多いもの いいかもしれませんね。」「行けますか?」 ▼女性のほうが男性よりも「感じが悪い」の回答が多いもの
「どこに行くつもりですか。」「すごくよかったですね。」「わざわざお越しくださり、ありがとうございます。」「〔比較的なかなか相当〕お上手ですね」 ▼その他、複数の項目に「年層差」「学歴差」「地域差」が見られた。

メディア研究部  塩田雄大

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