「朝ドラ」研究

最近好調な「朝ドラ」を、視聴者はどのように見ているか?

公開:2016年3月1日

連続テレビ小説『まれ』の見られ方について3つの調査(MROC調査、WEB調査、グループインタビュー調査)を行ない、「朝ドラ」視聴者にどのように見られどう評価されているかを探りました。調査対象者は“比較的よく『まれ』を見ている人”。

【調査結果概要】主にタイムシフトして見る人が全体の1/4超。“ながら視聴”する人が多いですが、その6割弱は熱心に見ています。視聴が習慣化している人が7割弱もいます。見続けるために重要な要素は、「一回15分」「ドラマの質が高い」など“生活時間やライフスタイルに合っていること”と“番組内容”。家族と朝ドラを話題にする人は4割と多く、インターネット上に投稿したり読んだりする人は1割未満です。朝ドラのイメージは「健全な」「明るい」「続きが気になる」等が多く、「古くさい」「食い足りない」等ネガティブなイメージは1割以下と少数でした。『まれ』のイメージは「地域に密着した」「明るい」などが上位に挙がりましたが、「リアリティーにとぼしい」「食い足りない」等が朝ドラ一般のイメージに比べて上位に入っています。ドラマ構成要素では、「俳優陣の配役」「物語の舞台」等が高い評価。良くなかった点は「ストーリーのテンポ感」「脚本・脚本家」。登場人物に対する評価では役柄・出演者によって男女差・年代差が大きくありましたが、キャスティング全体として見ると弱点を補い合ってバランスが取れていました。

メディア研究部 二瓶亙・関口聰

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