3月7日(水)
A | 13:00~15:00 |
シンポジウム 欧米メディアのマルチプラットフォーム展開 |
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放送と通信が融合した欧米ではマルチプラットフォームでの競争が激化しています。放送局もニュースや番組コンテンツをネットやソーシャルメディアを活用して多面的に展開しています。融合時代の放送局のネット戦略は?テレビ離れが進む若者をつかむための方策は?これからのテレビのあり方を欧米のメディア関係者と議論します。(日英同時通訳あり) ゲストエリック・ウォルフ (PBSテクノロジー戦略担当副社長)FCC周波数オークション、アメリカの次世代デジタルテレビ放送規格(ATSC3.0)の導入計画などへの対応、および、これからのマルチプラットフォーム戦略を担当。 メレディス・アートリー (CNNデジタルワールドワイド上席副社長兼編集長)グローバルに発信しているCNNデジタルのコンテンツ制作、プログラミングおよびマルチプラットフォーム展開の責任者。 報告田中孝宜 (NHK放送文化研究所 メディア研究部副部長)
報告・司会大墻 敦 (NHK放送文化研究所 メディア研究部研究主幹)
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B | 15:20~16:50 |
トランプ時代のアメリカと日本 ~日米同時世論調査から考える~ |
アメリカのトランプ政権発足から1年。NHKが実施した日米同時世論調査からは、トランプ大統領に対する不安と期待が交錯するアメリカ社会の現実、そして、日米関係を重視しつつも大統領の政治姿勢に不安を抱く日本社会の姿が見えてきます。モーリー・ロバートソン氏と国際部デスクを交え、アメリカと日本の今後を考えます。 コメンテーターモーリー・ロバートソン (ジャーナリスト)日米両国で教育を受け、ジャーナリスト、コメンテーター、ミュージシャンなどとしてマルチに活躍。海外情勢や世界から見た日本をグローバルな視点でわかりやすく解説し幅広い層から支持されている。 石井勇作 (NHK報道局 国際部副部長)
報告政木みき (NHK放送文化研究所 世論調査部主任研究員)
司会外池武司 (NHK放送文化研究所 世論調査部副部長)
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3月8日(木)
C | 10:00~12:10 |
ワークショップ 大学生たちと考える “テレビ” の未来 ~スマホ時代のテレビの可能性~ |
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スマートフォンが日本に登場して10年。SNSや動画投稿サイトの普及など、メディア環境は大きく変わりました。今、「テレビ」というメディアの役割は何が変わり、何を果たすべきなのでしょうか。文研の世論調査などの最新データをもとに、これからの「テレビ」の価値を、インターネットとともに育ってきた大学生たちと探ります。 コメンテーター渡邊久哲 (上智大学文学部新聞学科教授)1985年TBS入社、調査部、報道局選挙本部、編成局マーケティング部を経て、2010年から現職。専門はメディア調査、世論調査、選挙予測、放送論。主な著書は『調査データにだまされない法』(創元社)など。 丹羽美之 (東京大学大学院情報学環准教授)東京大学法学部を卒業後、NHKディレクター、法政大学社会学部准教授などを経て、2008年より現職。専門はメディア研究。主な著書は『メディアが震えた テレビ・ラジオと東日本大震災』(共編著、東京大学出版会)など。 発言者メディアを学ぶ大学生のみなさん報告平田明裕 (NHK放送文化研究所 世論調査部主任研究員)
行木麻衣 (NHK放送文化研究所 世論調査部研究員)
進行保髙隆之 (NHK放送文化研究所 世論調査部研究員)
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D | 13:30~15:00 |
これからの “放送” はどこに向かうのか? ~民放連会長にきく~ |
ネット上には多様な映像・情報サービスがあふれ、規制改革推進会議では放送用帯域も含めた周波数の有効活用の議論が開始されています。こうした中、他のメディアでは果たせない放送事業者の役割とは何か?民放とNHKの関係のあり方とは?“放送サービスの未来像”に向けたグランドデザインとは?民放連会長と考えます。 ゲスト井上 弘 (日本民間放送連盟会長)1963年東京放送入社、営業局長、編成局長等を経て、代表取締役社長、会長を歴任。現在、(株)TBSテレビ取締役名誉会長。民放連では2012年に会長に就任し、現在3期目を務める。 報告・聞き手村上圭子 (NHK放送文化研究所 メディア研究部主任研究員)
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3月9日(金)
E | 10:00~12:00 |
ワークショップ データから読み解くテレビドキュメンタリー研究 ※会議室での少人数開催 |
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テレビドキュメンタリーの基本的な特徴を、ロケ現場で得た現場映像・現場音声と、編集時に付加した非現場映像・非現場音声の時間的分量から読み解きます。分析対象は『ドキュメント72時間』『NHKスペシャル』など。ロケカメラが映し出す「生の」事物・人物の魅力で勝負する番組と、それらを何らかの形で意味づけた「情報」の有用性で勝負する番組との違いが数字で浮かび上がります。 問題提起者宮田 章 (NHK放送文化研究所 メディア研究部上級研究員)
司会原由美子 (NHK放送文化研究所 メディア研究部特任研究員)
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F | 13:30~14:10 |
放送の中の美化語を考える ~視聴者とアナウンサーへのインタビュー調査から~ |
「お天気」や「ご褒美」など主に名詞に「お」や「ご」が付いて、ものごとをきれいに述べるときなどに使われる語を「美化語」と言います。世の中のことばづかいが、より相手に配慮を求める方向で変化する中で、放送では「美化語」をどのように使うべきなのか、視聴者とアナウンサーへのインタビューを通して考えます。 報告滝島雅子 (NHK放送文化研究所 メディア研究部主任研究員)
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G | 14:30~16:10 |
シンポジウム 『きょうの料理』60年の歴史とこれから ~“老舗”番組から考えるコンテンツの未来~ |
放送開始から60年、紹介した料理は4万品、テキストの売り上げは4億冊・・・『きょうの料理』の歴史をひもとくと、戦後日本の家庭の食卓の進化と、番組が果たした役割が見えてきます。しかし、今や毎日の献立はネットで決める時代。近年はSNS展開等にも積極的な“老舗”番組の取り組みから、未来のコンテンツの姿を考えます。 ゲスト土井善晴 (料理研究家)1987年から『きょうの料理』に出演、季節感や旬の食材を大切にした家庭料理を提案し続けている。父は料理研究家の土井勝。著書に『一汁一菜でよいという提案』(グラフィック社 2016)など。 鈴木謙介 (関西学院大学社会学部准教授)専攻は理論社会学。ネット社会の最新事例研究をはじめ、「食」を社会学の観点から分析する研究にも携わる。著書に『ウェブ社会のゆくえ』(NHKブックス 2013)など。 河村明子 (『きょうの料理』ディレクター)1971年NHK入局。ディレクターとして79年から『きょうの料理』担当に。90年からフリーとなり現在に至る。著書に『きょうの料理』の歴史をまとめた『テレビ料理人列伝』(NHK出版 2003)がある。 報告・司会大野敏明 (NHK放送文化研究所 メディア研究部副部長)
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