放送界の動き

各国の「放送界の動き」に関する情報を掲載しています。

    2月1日 音楽権利情報の一括検索サイト開設 文化庁実証事業

    JASRACや日本レコード協会などで構成する権利情報集約化等協議会は,音楽権利情報の一括検索サイト「音楽権利情報検索ナビ」を開設し,2月28日までの期間限定で公開した。各権利者団体の権利情報を集約,今までデータベース化しておらず権利処理が困難とされたインディーズ系レーベルやネット系クリエーターのCD楽曲データも検索できる。

    2月1日 安倍総理,政府会議で放送事業のあり方に言及

    政府の第13回未来投資会議で安倍総理大臣は,「技術革新により通信と放送の垣根が無くなる中で,国民の共有財産である電波を有効利用するため,周波数の割当て方法や放送事業の在り方の大胆な見直しも必要である」と述べた。

    2月2日 日テレ,Amazonドラマ『チェイス』に抗議

    日本テレビは,2017年12月からAmazonプライム・ビデオで配信されているドラマ『チェイス』について,アマゾンジャパンと制作会社に文書で抗議したと発表した。同番組は,日テレが2009~10年に放送した「北関東連続女児殺害・行方不明事件」の報道を直ちに想起させる内容だが,日テレや被害者遺族に連絡がなく,倫理的にも著作権法的にも看過できないとしている。2月28日現在,『チェイス』の配信は第6話までで停止している。

    2月8日 「スポナビライブ」,コンテンツを「DAZN」へ移管

    ソフトバンクが2016年3月から提供してきたスポーツのライブ配信サービス「スポナビライブ」が5月31日で終了し,コンテンツをパフォーム社の「DAZN」に移管することを両社が発表した。これに伴い,プロ野球セ・リーグの巨人を除いた5球団の主催試合や男子プロバスケ「B.LEAGUE」の試合などが,DAZNのラインナップに加わった。

    2月9日 NHK 2018年度予算,国会に提出

    NHKの2018年度の予算と事業計画が野田総務大臣の意見とともに国会に提出された。野田大臣は「おおむね妥当」とする一方,繰越金の現状や今後見込まれる事業収入の増加などを踏まえ,全体の収支構造が妥当かどうか改めて検討することが適当だとして,受信料額の引き下げの可能性を含め受信料のあり方等について検討するよう求めた。

    2月21日 NHK,4K・8KのBS 新チャンネルの呼称を発表

    NHKは2018年12月から衛星で放送が始まるスーパーハイビジョンの新チャンネルの呼称を「NHK BS4K」「NHK BS8K」とすると発表した。「BS4K」は毎日18時間の放送で,平日は現在放送中の人気番組の4K版を曜日ごとにジャンル編成する。「BS8K」は毎日12時間10分の放送で,コンサートや大型スポーツのコンテンツなどを制作する予定。

    2月22日 広告費,インターネットが4年連続2桁の伸び

    電通は,2017年の国内の広告費の推計を6兆3,907億円(前年比101.6%)と発表した。このうちインターネットは1兆5,094億円で,前年より15.2%増加し,4年連続で2桁の伸びとなった。テレビは地上波と衛星を合わせて1兆9,478億円(同99.1%),ラジオは1,290億円(同100.4%)。

    2月28日 総務省,VHF帯利用についての調査の結果公表

    総務省は移動受信用地上基幹放送に割り当てられているVHF帯(207.5~222MHz,以下V-High帯)への参入希望がなかったことを発表した。同時に調査した地上基幹放送によらない利用を計画する具体的システムの提案は8件あり,今後,有効利用に向けた具体的方策を検討するとした。このV-High帯では,mmbiがNOTTV等を運営していたが,2016年6月にサービスを終了していた。