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Q1.新しいアクセント記号「\」「 ̄」「ア」「」などは、具体的にどんなことを表しているのでしょうか。これまでの記号との違いを教えてください。
A1.
「音調の高い部分に上線を引く」という記号をやめ、音の下がり目の位置を示す記号「\」と、下がり目がない場合(=平板型)に語末につける記号「 ̄」を採用しました。「ア」「」などは、第2,3,4(…)アクセントに使う記号です。
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Q2.どのような語のアクセントが変わりましたか。また、アクセントを変える際に、何か根拠にしたものがあるのでしょうか。
A2.
アクセントが変わった語の中には、「熊」「わかめ」「ナレーター」「歩み寄る」「明るい」「眠たい」…などがあります。変更は、NHKアナウンサーを対象におこなった大規模な調査の結果にもとづいておこないました。
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Q3.複数のアクセントが示されている場合、その順番には、どのような意味がありますか。実際に使うときには、どう判断すればよいですか。
A3.
「第1アクセント」は、“最初に覚えるならこれがお勧め”のアクセント、「第2アクセント」は“2番目に覚えるならこれがお勧め”のアクセントという意味です。
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Q4.『新辞典』に掲載されていないアクセントは、日本語として間違いですか。
A4.
載っていないからといって、日本語として間違っているわけではありません。
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Q5.[ウ\ンゼン・フケ°\ンダケ]のように、表示された発音・アクセントのなかに「・」(中点)の記号がある場合は、どのように考えて発音すればよいのですか。
A5.
“ここでポーズを置く”という意味ではありません。“普通は一気に1語として発音するが、場合によっては区切って発音することもある”ということを表しています。普通は、ポーズを置いたり、そのあとで音を立て直したりせずに、そのまま一気に発音します。
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Q6.動詞や形容詞の活用形のアクセントが掲載されたと聞きました。すべての動詞と形容詞の活用形が掲載されているのですか。また、助詞や助動詞が付いたときのアクセントを知りたいときはどうしたらよいですか。
A6.
活用形の発音とアクセントは、主要な動詞約1,100語、形容詞約200語について掲載しました。本編に掲載されていない動詞・形容詞の活用形や、助詞・助動詞が付いたときのアクセントは、巻末の付録に掲載した表を手がかりに知ることができます。
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Q7.地名で、「(地元放送局では「〇〇\〇」も使う)」と書いてあるものがありますが、このアクセントは、地元の人々がふだん使っているアクセントとは違うのですか。どのように考えればよいですか。
A7.
「(地元放送局では「〇〇\〇」も使う)」と示した「地元放送局アクセント」は、その地名のある地元のNHKの放送局が、全国放送および地域放送の双方で主に使うアクセントを示したものです。地元に住む人々がふだんの生活で使っているアクセントとは、必ずしも一致しません。
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Q8.「5本」「15日」など、ものを数えるときの発音・アクセントを調べる方法はありますか。
A8.
「数詞+助数詞の発音とアクセント」は、巻末「付録2・資料編」の一覧表から調べることができます。助数詞や単位(「本」「日」「キロ」など)258項目について、「1~20」と「何(なん)」(一部は「21~100, 1000,10000」も)が付いた場合の発音とアクセントを示した一覧表があります。
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Q9.「〇〇記録」「〇〇自動車」のような複合名詞のアクセントを知りたいときに、調べる方法はありますか。
A9.
複合名詞のアクセントについては、巻末「付録2・資料編」に詳しくまとめました。複合名詞の“後部要素”(「〇〇記録」なら「記録」、「〇〇自動車」なら「自動車」)をもとに、アクセントを調べることができます。
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Q10.『新辞典』に対応した、アプリや電子辞書はありますか。
A10.
『新辞典』に対応したアプリが発売されています。
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