『新辞典』の使い方 Q&A

Q3.
複数のアクセントが示されている場合、その順番には、どのような意味がありますか。実際に使うときには、どう判断すればよいですか。
A3.
最初に示されている「第1アクセント」は、“最初に覚えるならこれがお勧め”のアクセント、2番目の「第2アクセント」は“2番目に覚えるならこれがお勧め”のアクセントという意味です。

『新辞典』には、「ここに示したアクセントであれば、ある程度あらたまった場面で使っても、多くの人に自然に受け入れられる」というアクセントを掲載しました。最初に示されている「第1アクセント」も、2番目以降の「第2,3,4(…)アクセント」も、どれもが「ある程度あらたまった場面で使う」のに問題なく使えるアクセントです。

では、「第1アクセント」「第2(3,4…)アクセント」の順番は何かというと、

  • 「第1アクセント」⇒“最初に覚えるならこれがお勧め”のアクセント
  • 「第2(3,4…)アクセント」
     ⇒“2番目(3番目、4番目…)に覚えるならこれがお勧め”のアクセント

という意味です。ある単語に「ある程度あらたまった場面で使っても、多くの人に自然に受け入れられる」アクセントが複数ある場合は、この順番でアクセントを並べてあります。「第1アクセント以外はできれば使わないほうがよい」「第2,3,4(…)アクセントは、使用を控えるべきものである」などという意味ではありません。
また、「第1アクセント」が、単純に“もっとも多く人々の支持を得られるもの”、という意味でもありません。これらの順番を決めるにあたっては、“NHKの放送のことば”としての基準を示す“NHKのアクセント辞典”として、これまでの歴史的な経緯や、アクセント体系などもふまえたうえで一語一語について判断しました。

では、実際にはどのアクセントを使うのがよいかというと、上記のルール・考え方をもとに並べてあるということをふまえたうえで、使う場面や内容、聞き手などによって、よりふさわしいアクセントを使うのがよいと考えています。
放送であれば、ニュース番組なのかバラエティー番組なのか、視聴者層は高齢の人が多いのか若い人が多いのか、また、朗読であれば、時代小説なのか現代小説なのかなどによって、その場面や内容にもっともふさわしく、また聞き手に伝わりやすいアクセントを選んで、使うことができます。

詳しくは、『新辞典』の下記ページをご参照ください。

  • 巻末「付録1・解説編」p.[2]~ 「Ⅰ この辞書で扱う発音とアクセントについて」

『新辞典』の使い方 Q&A一覧

※NHKサイトを離れます