文研ブログ

2022年7月 8日

調査あれこれ 2022年07月08日 (金)

#401 「メディア利用の生活時間調査」のウェブサイトをオープンしました

世論調査部 (視聴者調査)

bana-1.png                     https://www.nhk.or.jp/bunken/yoron-jikan/media/ 

 
NHK放送文化研究所のウェブページに、「メディア利用の生活時間調査」のサイトをオープンしました。
「メディア利用の生活時間調査」とは、「テレビ画面」「スマートフォン・携帯電話」「パソコン・タブレット端末」という3種類の機器(デバイス)について、1日24時間の生活の中のメディア利用行動を、時刻別にたどることができる調査です。2021年10月から11月、全国10歳以上を対象にNHK放送文化研究所が実施しました。
このサイトでご注目いただきたいのは、データ可視化の試みとオープンデータへの取り組みです。順にご紹介します。 

(1)ひと目でわかる! テレビ・スマホ・PCの利用状況

teisei.pngともすると無味乾燥な数字の羅列になりがちな調査データを、パッと見てわかる、生き生きしたものにしたい、とグラフを作りました。
画面に表示されるグラフ(上図)は、上から「テレビ画面」「スマホ・携帯」「PC・タブレット」の3種類の機器(デバイス)を使っている人の割合を表しています。
棒グラフの色は、それぞれの機器で何の行動をしているかを表していて(凡例参照)、該当箇所にマウスオーバーすると、吹き出しが出て、例えば「動画 22.2%」といったように、行動と、その割合(%)を確認できます。 
使用データは、「時刻別行為者率(15分ごと)」。1日のなかで、ある時刻に該当の行動をしている人の割合を15分ごとに示したデータです。
棒グラフは左右に2つあり、2つのデータを見比べることができます。(スマートフォン表示では矢印“>”ボタンで左右のグラフを切り替えます。) 
 例えば、上図では、左側が20代男性の月曜、右側が50代女性の月曜、時刻は22時15分から22時30分です。20代男性はスマホ・携帯を使っている人が多く、また、棒の色に注目すると、黄土色の「動画」、クリーム色の「ゲーム」ほか、さまざまな行動をしているようです。一方50代女性は、テレビ画面を使っている人が多く、棒の色はおもにオレンジ色で、「テレビのリアルタイム視聴」をしている人が多いようです。同じ時刻でも、属性がちがえば、使うデバイスやメディア行動にちがいがあることが見てとれます。

 このグラフは、画面上部のボタンでご自分の見たい年層や曜日にデータを自在に切り替えて見られるのがポイントです! 左右のグラフの組み合わせをいろいろと変えて、年層や性別・曜日によるちがいを発見してください。

purudaun.pngsuraida-.pngまた、画面左下の時計マーク(スライダー)は左右に動かせます。時刻の変化に応じてグラフの棒が伸び縮みし、その行動をしている人の増減が一連の動きでわかります。お試しください。

(2)よりくわしい調査結果をダウンロードできます

de-ta.png調査で得られたデータを、サイトからダウンロードできるようにしています。
データの種類には、前述のグラフの元になっている「時刻別行為者率(15分ごと)」に加え、「全員平均時間量(調査相手全員がその行動に費やした時間量の平均)」などがあります。複数の種類の層(国民全体、男女年層別、職業別、都市規模別)から選んで、「CSVをダウンロード」ボタンを押すと、CSV形式の表がダウンロードされます。データをダウンロードして、さまざまな時刻別データのグラフ化をご自身で試みるなど、ぜひご活用ください。

 このサイトには、さらに「データにまつわる話」として、この調査からわかることを、分析を担当した研究員がコラムでわかりやすく解説するページもあります。調査やデータに関心を持っていただくきっかけや、データを読み解く際のヒントになればと思います。コラムは今後も更新していきますので、どうぞお楽しみに。

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