文研ブログ

2016年1月26日

文研フォーラム 2016年01月26日 (火)

#2 弥生三月、文研フォーラム、時の研究家?

メディア研究部(メディア動向)吉田直久

弥生三月桃の節句の時期、わが文研も年に一度の”お祭”を迎えます。
ご近所の氏神様、愛宕神社の神輿でワッショイ!じゃありません。
NHK文研フォーラム」が開催されるんです。
研究分野が幅広い文研だけあって、このフォーラム、とにかく中身がてんこ盛り、しかも濃密。
メディアの先の先まで見通してる研究員や放送史の生き字引、話し言葉の達人に世論調査のエキスパート、
多士済々の面々が日頃の研究成果をずずずいっ!とお披露目します。
すべてのプログラムはこちらからご覧ください。
もちろん無料で参加できますが、事前の申し込みが必要です。
その受付は2月2日(火)から始まります。
フォーラム2016ロゴ.png

その中で、個人的にお勧めは5年に一度行われる「国民生活時間調査」の報告発表
1960年から続くこの調査、今年で12回目になります。「日本人は何に時間を使っているか」。
高度経済成長からオイルショックにバブル絶頂、その崩壊。
その都度毎に日本社会の有り様を「生活時間」の視点から見つめてきたユニークな調査です。
その結果は日本のさまざまな研究や調査で紹介され、利用されています。
今回、この調査報告に合わせて最適のゲストをお呼びしました。
”時の研究家”織田一朗さん。大手時計メーカーに26年勤務。退職後も「時と時計の研究」を続けてきました。
日本人と時間を見つめて半世紀。
このスペシャリストが最新の調査結果をどう読み解き、日本人の生活の変容をどうみるのか?興味津々です。