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ハイビジョン ふるさと発

ハイビジョン ふるさと発

BShi  毎週土曜 午前8:00〜8:43
 
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番組内容

ハイビジョン ふるさと発 日本列島各地の風土や美しい風景の中に生きる人々の輝き、長い営みの中で引き継がれてきた伝統行事、或いは今日的な社会問題や発展する中で変貌するふるさとの姿。こうした、地域の今を紀行番組としてゆったり描いていくものからドキュメンタリー番組として鋭く迫っていくものまで、地域に根ざすNHKならではの番組です。いわば“日本列島の今の素顔”を描き出していきます。豊かで美しい自然、一所懸命に生きる人々の鼓動、感動的な祭り・・・。普段の暮らしの中で見逃している“素晴らしいふるさと”に出会うことができます!

これからの放送予定

ハイビジョンふるさと発  “楽しみ”から希望は生まれる  〜奈良・あるリハビリ現場の挑戦〜  
 BShi   2月13日(土) 午前8:00〜8:43

「事故や病気で体の機能が失われた時、苦しみに耐えながらリハビリするのではなく、笑顔で回復していきたい。」そんな治療を目指している理学療法士がいる。奈良県桜井市にある山の辺病院・やまのべリハビリセンターの山中善詞さん(50)だ。
山中さんのモットーは「“楽しむリハビリ”で、患者の意欲を引き出す」こと。根底にあるのは、「克服訓練はやる気が途切れたら終わるが、楽しいと泉が湧き出るように誰も止められない」という信念だ。そのプログラムはマニュアルに囚われない。野球が好きだった右麻痺の男性にはボールの的当てを、脳性麻痺の子供にはスキーの練習をと、残った機能を生かして弱点を克服していく動きも計算に入れながら、患者一人一人の思いに寄り添った独創的なプログラムを考えていく。 
特に今、気にかけているのが、事故で四肢麻痺となった特に障害の重い男性。山中さんは比較的障害の軽い右手を動かせるようにしたいとドラムを叩く訓練に挑んでいる。男性の意欲を引き出せるのか、山中さんの試みと、共に機能回復に力を注ぐ、患者や家族たちの取り組みを追う。


ハイビジョンふるさと発  “雪の聖地” 金融危機に襲われて  〜ニセコ・生き残りへの模索〜 (仮)  
 BShi   2月20日(土) 午前8:00〜8:43

“パウダースノーの聖地”として世界に知られる北海道・ニセコ。しかし、去年のリーマン・ショック以降、頼みの外国人の客足が大きく落ち込んだ。この冬、もう一度あの活気を呼び戻し町を活性化しようとニセコの人たちが動き始めている。
ホテルのオーナーで、世界金融危機の中苦しい経営が続くシティ・グループは、所有するスキー場の売却計画を進めている。より好条件で売却するためにはこれまでにない付加価値を付けることが重要だと考えた。持ち上がったのが、急斜面で知られこれまで一般の立ち入りが禁止されてきた「水野の沢」の開放である。新たな“聖地”を開発するこの計画に、地元もニセコの未来を賭けた。
計画を、安全性の面から支えるのが、山麓でロッジを営む新谷暁生(62歳)さん。新谷さんは、“パウダースノーのニセコ”の魅力を世界に知らしめるきっかけを作った人である。
かつてニセコでは雪崩による死亡事故が絶えなかった。新谷さんはパウダースノーでの事故をなくそうと行政やスキー場に働きかけ、「コース外でも極上のパウダーが安全に楽しめる」という他には無い環境を整えることに成功した。これがスキー愛好家の心をつかみ、世界のニセコを生み出した。その実行力が信頼されて再び白羽の矢が立ったのである。
世界のスキーヤーたちの憧れの地“パウダースノーの聖地”を守っていくために、ホテル側が求める新コースの水準と安全性をどう両立し確保していくか。これまで経験したことのない難題と向き合いながら、町の発展のために「水野の沢」の開発に携わることを決意した新谷さんたち地元の取り組みを追う。


ハイビジョンふるさと発  先生! “掛け算”もできたよ  〜大阪・「門真(かどま)っ子」の6か月〜(仮)  
 BShi   3月6日(土) 午前8:00〜8:43

大阪府中部に位置する門真市に「門真の先生による、門真の子どものため」の学習会、「門真っ子」(NPO)がある。毎週土曜日の朝、小学校3年生から5年生の子どもたち120人に国語と算数を教える。授業料は無料。
「門真っ子」は、4年前、市の現役教師やOBが設立した。小学校3年生になっても、漢字が読めない子どもや足し算が出来ない子どもが目立ったからだという。
それぞれにあった育て方や教え方ができれば子どもたちの人生は変わるかもしれない、子どもたちが気軽に参加して学べる環境を作りたい、と教師たちは考えた。
「門真っ子」では、1クラス30人を5人の先生がサポートする。教材は、子ども一人一人の能力を考えた先生たちのオリジナル。読書の機会が少ない子どもたちのためには、徹底して音読の授業を行う。さらに、自信がなく声が小さい門真の子どもたちのためには発声練習を取り入れた。
4年生になっても足し算や引き算ができない子どもにも、独自の指導方法を編み出した。授業にはベテラン教師たちの知恵と工夫が詰まっている。
「ささやかな成功体験」をここで繰り返すことで、子どもたちは自信をつけ、変わっていく。
学習会「門真っ子」に通う子供たちの成長と、小学校では経験することの難しい教育のあり様を模索する先生たちの6か月の記録。


ハイビジョンふるさと発  厳冬 トキに魅せられた人たち  〜佐渡・緊迫の追跡 1日ドキュメント〜(仮)  
 BShi   3月13日(土) 午前8:00〜8:43

新潟県佐渡。放鳥されたトキを、雨の日も嵐の日も、日の出前から日暮れまで、毎日欠かすことなく監視し続ける人たちがいる。佐渡にトキの群れが再び飛び交う光景を夢見る“トキウォッチャー”たちである。
メンバーの中には、環境省職員や新潟大学の研究者だけでなく地元の人たちも入っている。トキに何か危険は迫っていないか、餌は足りているか、人間と共生するために何が必要か、ウォッチャーたちは常にウォーキーで連絡を取り合いながら観察を続ける。このデータの積み重ねが、今後のトキの繁殖や保護活動に欠かせない。
ウォッチャーたちはトキと100m離れていてもエンジンを止めて車から外に出ることはしない。物音を極力立てず囁くようにウォーキーで話す。自然界に放たれたばかりのトキは人の気配にきわめて敏感である。ウォッチャーは観光客や住民に対しても絶えず神経を配り、自分たちの行動でトキの存在が知られないようにとあえて裏道や山の中に入り込んでいく。一旦トキを見失うと、一刻も早く見つけ出そうと車を懸命に走らせる。
トキが繁殖に向け「つがい」をつくる可能性が高まる2月、ウォッチャーたちの緊張はさらに高まる。待ち望んでいるのは繁殖の兆し、口ばしから口ばしへと木の枝を渡す求愛行動である。
番組では、ウォッチャーたち一人一人に5台のカメラが張り付き、1日のトキ追跡劇の一部始終を同時記録。自然界に放たれたトキのために人は何ができるのか、そして何をしなくてはならないのか。トキとトキウォッチャーたちの緊迫の1日を多元ドキュメントする中で見つめていく。


ハイビジョンふるさと発  それでも、定住して欲しい  〜宮城・過疎の町と失業者の冬〜  (仮)  
 BShi   3月20日(土) 午前8:00〜8:43

宮城県の北西、秋田県との県境にある大崎市鳴子温泉鬼首(おにこうべ)地区は過疎の町。空家や耕作放棄地が目立つ。冬は積雪2メートルの極寒の地。
去年の夏、大崎市は派遣切りに遭った人など不況で行き場を失った失業者たちを対象に、全国でも類のない「里山定住促進事業」を始めた。地元NPOの有給職員として農林業や観光業などを学びながら鬼首に住んでもらい、定住化を目指していこうという取り組み。33人の応募の中から、25歳から51歳までの男女10人を採用した。
生活の基盤を整え残してきた妻を呼び寄せたいと考えている51歳の男性。厳しい自然環境の中で自分自身を鍛えたいという若者。とりあえず参加しようと考えた41歳。理由は様々。
彼らにとって事業は生易しいものではない。当面の衣食住は約束されたものの、3年後には鬼首で自活することが求められている。商品化を目指して慣れない炭焼きに活路を見い出そうとする人。ワサビの栽培や小魚の飼育を始めようとする人。スキー場を活性化させて仕事につなげていこうと考える人。それぞれの手探りの生活が始まった。
事業の中心となって運営に携わっているのは地区の元職員大沼幸男さん(50)。故郷が、後継者不足によって荒廃していく様子に危機感をつのらせ、鬼首の未来のためになればと願って市の職員を辞め、自らその旗振り役を買って出た。
最大の試練の時、初体験の厳冬がやってきた。冬場に挫折する仕事。底をつく資金。大沼さんは脱落者が出るのではないかと不安の毎日。どのように彼らを励まし仕事を確保していくか、日々大きな壁と向き合いながら10人を支えようと指導し奔走する。
豪雪地帯で、失業者を対象に定住化の道を模索する人たちの、ひと冬の記録。