BSトピックス

#27

2017年01月06日

スペシャルトーク
プレミアムドラマ「女の中にいる他人」
BSプレミアム BSプレミアム 1月8日(日) 午後10時~

 

-私は家族を守る。例え夫が不倫相手を殺したとしても。-

夫の事件をきっかけに、妻として母として生きてきた女が、別の顔を持ちはじめる…。心理劇作品の傑作が、50年の時を経て、現代のサスペンスドラマとしてよみがえります。

 主役の田沼百合子を演じるのは、2年ぶりの女優復帰となった瀬戸朝香さん。ご自身も妻であり母である瀬戸朝香さんに、第1話の試写会後にお話を伺ってきました!

 

 

▼復帰の決め手は?

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 -女優のお仕事は2年ぶりですね。

 

そうなんです。子育て中心の生活をさせていただいていた2年間でした。このお仕事を始めてから、2年もあいたことは初めて。コマーシャルや、吹き替えのお仕事などはしていて、仕事から全く離れていたわけではなかったんですけれど、やはり(映像での女優というお仕事は)感覚が全然違うので。

 

-早く現場に復帰したいというお気持ちでしたか?

 

それほど復帰を強く願っていたわけではなくて、家庭に入ったら入ったで意外と楽しくて、焦りもなかったんですよ。だから「あれ?このまま私、ずっと家庭に入っちゃうのかな?」という気持ちでいたくらい、それはそれで楽しくて

 

-このお話があった時のお気持ちはいかがでしたか?

 

事務所からお話があって、今度こういう作品のお話をいただいたと聞いて、「あ、そうか、自分にもお呼びがかかって、そういうチャンスがあるんだな」と。そう思った時に、子どもの年齢的にも、なんとかやれるかな…というのを自分の頭の中で整理しながら。ぜひやってみたいと思う作品だったので、すぐにOKしました。

 

-最初に台本を読んだ時の印象はいかがでしたか?

 

登場人物みんなが悪者過ぎてこわいなと(笑)でも、次の展開が気になってスラスラ読めました。登場人物はそれぞれに思いを持っていて、その思いは、どこから生まれるんだろう?その表情は?と。これが映像になったら、見る人にはきっと面白いだろうなと思いました。

 

-実際にやってみていかがでしたか?

 

そうですね、2年も間があくと、セリフ自体、棒読みにならないかなとか(笑)、セリフを覚えられるかな…イメージできないんですよ。もうしばらく演じていないから。大丈夫かなって思ってたんですけれど。

 

-そのような不安があったとは想像もつきませんでした。

 

でも撮影が始まって、ポンポンポンッと進んで行く中で、緊張していたのは最初の2、3日くらい2、3日もなかったかな。もう現場の雰囲気と、スタッフの方々や、共演者の皆さんが、すごく気さくで、ピリピリしている方が本当にいなかったので、環境もすごく幸せだった思います。

 

 

▼百合子を演じて

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-平穏に暮らしていた百合子が夫から不倫を告白され、殺人の疑念も抱く…百合子の心の動きを表現する上で、難しさはありましたか?

 

そうですね。今回本当に難しいんですよ。一つ一つの表情だったり、セリフだったりが。無言で立っていても、表情が違うと、伝わり方も違う。しかも1話と4話とだと、百合子の気持ちが全く変わってくるんですが、最初は1話から4話までをごっちゃまぜで撮っていたので、何回も、あれ、どうだったかな、と見直しながら、監督に確認しながら撮影していたんですけれど。

 

-難しいだけに、緻密に作り込まれた物語なのですね。

 

共演の板谷(由夏)さんとも「難しいよね、ホントわけわかんないよね」って言ってました(笑)。でもそういう、考えれば考えるだけ難しい役だからこそ、やりがいもあるし、やりきったときに達成感もあるし、「やれた」という気持ちにもなるので。今回、私の感情がたっぷりこもった作品になっています。

 

 

▼「別の自分」に気づいたことは?

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-「女の中の他人」というタイトルのドラマですが、瀬戸さんご自身が、「自分の中にいる別の自分」に気づいたことはありますか?

 

そうですね、やはり最近でいうと、ママの顔ですかね。上の子を産んだのが33歳だったので、33年間はやっぱり自分のために生きてきた…でも、もう33以降は、子どものために生きています。それだけではないですけれど、子ども中心になっていたり、子どもを放って何かをするっていうことはできない生活になってくるので。

 

-ママの顔になって、気づくことも…

 

ありますね!子どもに何か注意しているけど、自分はそうしているかな?「~をしなさい」と言っているけど、自分はそれができていたかなあ…ってすごく悩む瞬間もあって。でも、そういうことを考えている自分が、今まで想像していなかった自分だったので…子どもによって成長させてもらえるし、答えを見つけられるし、ああそういう考え方をする自分もいたんだ、と気づかされることがありますね。

 

 

▼撮影現場の雰囲気は?

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-夫役を演じられた尾美としのりさんとは、初共演ですね。

 

尾美さんは、私より大先輩で、目上の方なのに、すごくリラックスさせてくださったり、現場のムードを作ってくださったんです。ロケのところに小型のストーブがあるんですけれど、二人で横並びになっていた時に「すごく寒いですよね」と言ったら「あ、おれね、暑がりだからいいんだよ、瀬戸さんに向けてあげて」って。絶対寒いに決まってるんですよ(笑)。すごく優しくて。

 

-イケメンですね!

 

そう、そういうことをスッスッとやってくださる。「自分はもういいよいいよ、ぜんぜん」と言ってくださって…だから私も緊張せずに、思うようなお芝居ができて

 

-現場の雰囲気はやはり重要なのですね。

 

そうですね。緊張してしまうと、自分はこうしたかったのに何か意識し過ぎてる、とか、ちょっと考え過ぎてる、とか、もう後悔の嵐になってしまうんです。でも、今回は本当に自然体で思ったまま、感情に出してお芝居ができているので、そういうところも、あらためて、ああなんか、こういう仕事っていいなあと思って、かみしめていましたね。かみしめながらやっていたら、本当にあっという間で。もう終わっちゃうのか…って。

 

平凡な日常の、ほんの少しだけ先にある物語。女優として母として取り組む瀬戸さんの姿が垣間見られました。まだまだお話はつづきます。どうぞお楽しみに!

 

 <vol.1>瀬戸朝香さん「かみしめながらやっていました

<vol.2>瀬戸朝香さん「「もう耐えられない~!」って。」 ※1月13日(金)公開予定

 

 

 

番組概要

番組概要

プレミアムドラマ「女の中にいる他人」

date
BSプレミアム 1月8日(日)
time
午後10時~
出演
瀬戸朝香、尾美としのり、石黒賢、木野花、板谷由夏、甲本雅裕、森岡豊、西山繭子、中村倫也、弥尋 ほか
田沼百合子(瀬戸朝香)は、2人の子供に恵まれ、夫の和男(尾美としのり)と義母の初江(木野花)とともに主婦として平穏に暮らしていた。ある日、夫の友人・楠本将文(石黒賢)の妻・沙織(西山繭子)が絞殺されるという事件が起こる。夫の和男は、殺された沙織と浮気していたことを告白する。百合子は、沙織を殺害したのは夫ではないかと疑念を抱く・・・