BSトピックス

#23

2016年08月26日

スペシャルトーク
プレミアムよるドラマ「ママゴト」
BSプレミアム BSプレミアム 8月30日(火)スタート 全8話 午後11時15分~

松田洋子さんの漫画が原作のプレミアムよるドラマ「ママゴト」は、5歳の男の子大滋(タイジ)を巡って“ほんとうの家族”を追い求める、ちょっと切ない物語。主人公のスナックで働くママ映子役には、近年たくさんの作品で賞を受賞し、その演技に目が離せない安藤サクラさん。どのような映子が生まれたのでしょう…撮影を終えられた安藤サクラさんに伺いました。

 

【あらすじ】スナック「アムール」のママ・恩地映子(安藤サクラ)は、今宵も常連の男たちと酒を飲み、酔っていた。店じまいをしようとすると、旧友の滋子 (臼田あさ美)が久しぶりに姿を現す。タイジ(小山春朋)という5歳の子を連れていた。滋子はタイジを映子に預け、置き手紙をして行方をくらましてしまう。タイジを 見ているうち、映子は赤ちゃんを産んだ自らの過去を思い出す。映子とタイジとの疑似親子のような奇妙な共同生活が始まる。

 

-今回のお仕事のお話があった時のお気持ちを教えていただけますか?

 

中田秀夫監督とは、マラケシュ国際映画祭の日本トリビュート年にマラケシュに行って、初めてご一緒しました。その時監督の優しい人柄に驚きました。今まで出会ったことのない位、菩薩(ぼさつ)のように優しい方だなと。そんな中田監督が、ホラーでなく人間ドラマ、それも家族のお話を撮られると聞き、それだけで絶対やりたい、と思いました。

-内容はまさにヒューマンドラマですよね。

 

最初、まだ脚本になる前のプロットを読んだ時に、なによりもタイジの魅力にやられたというか、この子に出会いたい!って思ったんです。


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-脚本を読んだ時の率直なご感想は?

 

タイジだけでなく、子どもたちのチャーミングなキャラクター、映子をはじめ、すべての登場人物の憎めない人間くささが素敵だな、と思いました。軽快なやりとりのなか、心の深いところまでに触れてくる脚本でした。そしてこんなにもきちんと愛を描いている物語を一話30分の連続ドラマにする、ということにすごく魅力を感じたんです。

-撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

 

現場は、映画を撮っているような体制に近かったです。中田監督、撮影の斉藤さん、照明の豊見山さん・・・皆さんスタッフの方々がすごい方だったので、いい緊張感の中で撮影していました。子どもがいる現場でも、子どもだからと皆決して子ども扱いしない、だけどすごく“愛”のある現場でした。

-撮影の合間はどういった過ごし方をされていましたか?

 

方言の練習をしたり、主題歌の「ナビゲーター」を聴いたり、タイジといちゃいちゃしてみたり(笑)。


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-タイジくんや、子どもたちは可愛かったですか?

 

子どもたちはみんな性格やキャラクターが全然違くて、面白かったです。それぞれの可愛さがありました。(タイジ役の)小山春朋くんは、役者としてのプライドがしっかりあって、現場では本人も子供の甘えは決して見せないようにしていたので、ごく稀に見せる子どもらしさをストーカーのように見てました(笑)。私がケラケラとはしゃいでも、決してそれに引っ張られないんです。だから私も現場では“いつもより大人でいよう!”って心掛けていました。そこに一番神経を使ったかもしれないです(笑)。よく現場で私、子どもよりはしゃいで叱られてるので…。

-“いつもより大人でいよう”作戦は成功しましたか?(笑)

 

いつもよりすごく静かにしていて。私のことをよく知っている人たちが心配するくらい大人しくしていたんですけれど。それが成功なのか、失敗なのか…でも映子さんは絶対にそうならない人だからそういう意味でも少し役に立ったかな。


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-その状態で、最後まで?

 

「終わりました!」っていう瞬間に、いつもの感じに戻りました。現場になっていた公園のアスレチックを使って臼田さんを巻き込んで騒ぎまくりました(笑)

-マンガ原作のドラマという点はいかがでしたか?

 

漫画を読んで、「こんな素敵な作品ができるんだ!」っていうすごく嬉しい気持ちと、うーーん、やっぱり漫画の映子さんファンの方々に申し訳ない気持ちがあって…私でいいのだろうかという不安はありました。

-安藤サクラさんが演じる映子さんというのを、皆さん楽しみにしていると思うんですけれど・・・

 

漫画での映子さんのあの魅力を再現できるのかどうか、私にはそこに追いつけない部分も沢山あるし、ならば演じていく中で、新たな映子さんの魅力を見つけられたらいいなと思って、そこは割り切ることにしました。あとはただただ、監督が思い描く“映子ママ像”に近きたいと思い演じました。

-映子さんを演じる上で、何か準備されたことはありましたか?

 

地方に行ったりすると、映子が働いている“アムール”のような、いわゆるスナックを見つけて一人で飲みに行くのが、けっこう好きで。なので、スナックに関しては、たぶん行ったことのない人よりも知ってるな、というのはありました。本当は、映子さんがいるところのモデルになった地域に、一日だけ撮影前に弾丸で行ってこようって決めていたんですけれど、天候が悪化してしまって、行けなかったんです。

-台詞はずっと方言なんですよね?

 

あ、これ言っておかないと!(笑)。そうなんです。方言は、ものすごく大変で。でも、共演者の方たちもみなさん方言だったので、途中からは現場でも家でも勝手に方言が出ちゃったりするくらいになってきて、それは楽しかったです。方言で子どもたちともコミュニケーションがとれました。

映子たちのあたたかい方言も、このドラマの見どころのひとつです!安藤サクラさんのインタビューはまだ続きます。

<vol.1>安藤サクラさん「現場では“いつもより〇〇でいよう!”って」
<vol.2>安藤サクラさん「〇〇〇〇〇のシーンは本当に憂鬱で(笑)」

番組概要

番組概要

プレミアムよるドラマ「ママゴト」

date
BSプレミアム 8月30日(火)スタート 全8話
time
午後11時15分~
出演
安藤サクラ、小山春朋(子役)、臼田あさ美、古舘寛治、根岸季衣、杉本哲太 ほか
スナック「アムール」のママ・恩地映子(安藤サクラ)は、今宵も常連の男たちと酒を飲み、酔っていた。店じまいをしようとすると、旧友の滋子(臼田あさ美)が久しぶりに姿を現す。タイジ(小山春朋)という5歳の子を連れていた。滋子はタイジを映子に預け、置き手紙をして行方をくらましてしまう。タイジを 見ているうち、映子は赤ちゃんを産んだ自らの過去を思い出す。映子とタイジとの疑似親子のような奇妙な共同生活が始まる。