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シネマ
2014年09月22日

■渡辺支配人のおしゃべりシネマ館■「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の一日」 by 渡辺俊雄

20140922_mon.jpg今回は9月30日(金)午後9時から放送する「劇場版タイムスクープハンター ~安土城 最後の一日~」(2013)についてお話ししましょう。タイムスクープ社という未来の通信社の記者(時空ジャーナリスト)が、タイムワープ技術を使って、教科書には載っていない名もなき人々に密着して歴史の真実を追いかける・・・というNHKの人気テレビシリーズの劇場版です。
 

歴史番組に強いNHKのスタッフが徹底した時代考証をもとに、リアルな庶民の生活、当時の言葉遣いや髪型など細かい部分まで再現し、臨場感あふれるドキュメンタリータッチに仕上げた歴史番組『タイムスクープハンター』は人気を博し、すでにNHKの総合テレビでは2009年4月に「シーズン1」が放送されて以来、2014年4月開始の「シーズン6」まで60回以上にわたって放送されています。
これまでに扱った内容を見ると・・・「大名飛脚」「忍者」「江戸町奉行所同心」「落ち武者」「伊勢参り」「牢屋敷の取り調べ」「旗本と町奴」「米相場」「江戸時代の婚活」「武士の頭髪事情」「瓦版」「女相撲」「見世物小屋」「大奥」「日本最初のミスコンテスト」・・・など実に興味深くバラエティに富んでいます。

今回の劇場版では、大型スクリーンにふさわしいスケールの大きな実話に肉薄。「本能寺の変」によって織田信長という希代の武将を失い、再び混乱が続く京都を舞台に、安全を求めて天皇の住居(禁裏)に逃げ込んだ人々の救済に尽力する一人の武士に密着し、日本歴史上最大のミステリーと言われる「安土城消失の謎」に迫ります。
主人公の時空ジャーナリスト・沢嶋雄一にふんするのはTVシリーズでもおなじみの要潤(かなめ・じゅん)。彼に同行する新人ジャーナリスト細野ヒカリには時代劇初出演の夏帆。そして沢嶋をサポートするタイムナビゲーター古橋ミナミには、今や国民的スターとなったがTVから引き続きふんし、窮地に陥った沢嶋を救うため、自ら歴史の現場にタイムワープし、華麗なアクションも披露します。

要潤は1981年2月21日、香川県三豊市出身、現在33歳。中学・高校時代は陸上部で400mハードルの選手として活躍。香川県立高瀬高校を卒業後、上京。イタリア料理店で料理人をしていましたが、スタジオアルタで警備のアルバイトをしていたところタモリの目に留まり『笑っていいとも』のイケメン男性を紹介するコーナーに出演したことがきっかけで芸能界入りします。
2001年、20歳のとき「仮面ライダーアギト」で本格的にデビューすると、翌2002年に放送された昼のメロドラマ「新・愛の嵐」でさらに人気を博し、その後もドラマ・映画・CM・バラエティなど多方面で活躍を続けています。最近では、出身地である香川県をPRするキャンペーン「うどん県」の副知事(広報活動担当者)としても有名ですね。

渡辺俊雄(わたなべ・としお)

【コラム執筆者】
渡辺俊雄(わたなべ・としお)

1972年、アナウンサーとしてNHK入局。10年以上「衛星映画劇場支配人」として映画に関連する番組の制作や出演、ナレーションを担当。