「放送受信料の契約・収納業務 公開競争入札」の落札者の決定について

 「放送受信料の契約・収納業務公開競争入札(東京都北区)(埼玉県さいたま市西区・大宮区・中央区)」について、以下のとおり落札者を決定いたしました。

●落札事業者

  (東京都北区) 入札参加者4事業者

落札者の名称:
株式会社 プラビスワーク
落札金額:
328,500,000円

落札者の評価結果

評価点 価格点 総合評価点
783.0 71.7 854.7

 

  (埼玉県さいたま市西区・大宮区・中央区) 入札参加者6事業者

落札者の名称:
株式会社 プラビスワーク
落札金額:
238,000,000円

落札者の評価結果

評価点 価格点 総合評価点
769.0 104.7 873.7

●落札者決定までの経緯

3月17日
入札公告(NHK ホームページ・官報等)
3月28日
入札説明会実施
3月28日〜31日
データルーム公開
4月25日
入札書等提出締切、入札
5月9日〜10日
プレゼンテーション実施
5月23日
(評価委員会)
5月30日
開札、落札者決定

●落札者決定の理由

 「放送受信料の契約・収納業務 公開競争入札実施要項」に基づき、入札に参加する者に必要な参加資格を全て満たし、提出された企画提案書およびプレゼンテーションの内容を、「NHK評価委員会事務局」において審査し、外部の有識者で構成される「評価委員会」に諮問した結果、企画提案書の審査により得られた評価点と、入札価格によって得られた価格点との合計点(総合評価点)が最も高く、入札価格についてもNHKにおいてあらかじめ設定する予定価格の制限範囲内であったため落札者として決定しました。

●落札者の企画提案内容の概要と評価

(東京都北区)  株式会社 プラビスワーク
[概要]

  • ○ 実施責任者1名、契約開発担当14名、支払再開担当6名、事務・テレマ担当4名を配置。
  • ○ 移動手段については、車・バイク・自転車を地域状況に応じて利用。
  • ○ 対象地域を28分割。開発系は1か月1地区、収納系は1か月3地区をローテーションで運用。1日2〜3巡の訪問で全戸点検を実施。
  • ○ 責任者による「サンキューコール」を実施。

[評価]

  • ■ 対象地域を細分化し、詳細な対策結果登録を実施して視聴者を管理するなど、対象地域の管理手法についての具体的な提案を評価。
  • ■ 既受託業務における高い実績に裏打ちされた、きわめて高い業務品質の目標設定に説得力。
  • ■ 新規採用時の研修や、業務開始後の講習等を充実する人材育成施策を提案。
  • ■ 現場要員20名のうち、NHK業務経験者を複数名投入して、リーダー格として運用することを提案。
  • ■ 契約開発と支払再開の分業体制をとるが、対策要員は全業務をこなせるよう育成することにより相互補完が可能。

 

(埼玉県さいたま市西区・大宮区・中央区)  株式会社 プラビスワーク
[概要]

  • ○ 実施責任者1名、契約開発担当12名、支払再開担当4名、事務・テレマ担当4名を配置。
  • ○ 移動手段については、車・バイク・自転車を地域状況に応じて利用。
  • ○ 口座勧奨、衛星勧奨、アポイント獲得のテレマを実施。対策要員による現地テレマも実施。
  • ○ 不在時は独自に開発した書面による「ポスティング」を実施。

[評価]

  • ■ 対象地域を細分化し、詳細な対策結果登録を実施して視聴者を管理するなど、対象地域の管理手法についての具体的な提案を評価。
  • ■ 既受託業務における高い実績に裏打ちされた、きわめて高い業務品質の目標設定に説得力。
  • ■ 新規採用時の研修や、業務開始後の講習等を充実する人材育成施策を提案。
  • ■ 現場要員16名のうち、NHK業務経験者を複数名投入して、リーダー格として運用することを提案。
  • ■ 契約開発と支払再開の分業体制をとるが、対策要員は全業務をこなせるよう育成することにより相互補完が可能。

●外部有識者で構成される「評価委員会」の委員および入札手続に対する評価コメント

(1) 評価委員
(NHKがおこなった「企画提案書」の評価について、中立・客観的な立場でその結果の妥当性をチェックする役割)

委員長
樫谷 隆夫(公認会計士・税理士)
委 員
稲生 信男(東洋大学国際地域学部教授)
委 員
山形 康郎(弁護士)

 

(2) 評価コメント

  • 東京都北区、埼玉県さいたま市西区・大宮区・中央区を対象とした第三次公開競争入札の企画審査手続は、公平かつ適切に行われているものと評価する。また、事業者が「質」と「価格」で適正な競争が可能となるように「エリア型法人」を整備したことが、競争入札制度の実効性を高めることにつながり、今般の提案にも反映されていることから、NHKの取り組みを高く評価する。
  • 第三次公開競争入札の実施にあたって、当評価委員会の指摘を受け、要求水準と予算・事業計画との連接を高めることや、業務の「質」をより重視する観点での委託費支払い項目の細分化など、「入札の仕様」の見直しが行われた。NHKにおいては、こうした仕様の見直しが既受託事業者および参入を検討する民間事業者に与える影響について、当評価委員会への意見を求めるなど、慎重に検討を行うことを望みたい。
  • 試行の拡大を受け、今回の2地区においては、既受託事業者からの応札や2地区ともに応札した事業者があった。複数の地区を同時に受託する場合には、管理責任者の適切な配置や人員の育成・管理体制およびその履行可能性の観点からの評価に努めるとともに、評価委員会の意見等をふまえ、必要に応じて事業者に対して聴取を行う等の措置を講ずることが望ましいと考える。
  • 総合評価にあたっては、引き続き、事業者の経験や実績を過度に重視することなく、新規事業者がNHKの契約・収納業務に参加しやすく、かつ落札が可能となるような環境整備についても、NHKにおいて継続して注力すべきである。
  • 競争入札の仕組みの精度を高め、コスト削減と業績向上の両立を実効あるものにするためにも、プレゼンテーションを含めた企画競争の評価結果については、企画提案の充実の観点から、他の応札事業者の独自ノウハウに留意しつつ、丁寧なフィードバックを実施するべきである。
  • NHKに対しては、管理責任者の育成や参入後の契約取次業務の早期習熟等、民間事業者の本事業についての中長期的な取り組みを促進する観点から、今後の試行拡大のスケジュールや規模など事業者への的確な情報提供とともに、「エリア型法人」等の裾野拡大に向けた取り組みを引き続き強化することを期待する。