災害時であっても“飽きがこない”“栄養のバランスがいい”食事をとることも大切です。
「主食は食べ飽きないようにいろんな種類を揃えるといいと思います。
水が貴重なのでお米は無洗米。麺類はゆで時間が短いものを選ぶといいでしょう。
子どもがいる家庭ではホットケーキミックスなどもあるといいですね」(国崎さん)
避難所で配られるものは、主食に偏りがちですが、自宅の備蓄はバラエティ豊かに取り揃えておくべきだそうです。
「主食やおかずばかりに偏るとビタミン、ミネラル、食物繊維がとりにくくなり、免疫力が落ちるなど、健康を損なう恐れがあります。
意識して野菜やフルーツをとりいれましょう。
肉や魚などのおかずはレトルト食品や缶詰などで好きなものを揃えましょう。
タンパク質をとるのに重宝します。
インスタントのみそ汁やスープは、種類が豊富なので、味の変化が楽しめて便利です。
不足しがちなミネラル、植物性タンパク質の補給になります。
ふりかけやお茶漬けの素、ノリなどもいいですね。
おやつもカルシウム入りのウエハースのような栄養が添加させているものを選びましょう。
ミネラル豊富なゴマを使ったおやつもおすすめです。
飲み物も水ばかりでは飽きるので、お茶、スポーツドリンク、野菜ジュースも揃えたいですね。
とくに野菜ジュースは栄養バランスもよく料理にも使えるので便利です」(国崎さん)
基本的には、好きなものを備蓄しておけばいい…という国崎さん。
“使いながら備蓄”を考えながらの買い物、なんだか楽しくなりそうですね。