生きるスキル

"揺れ"からのサバイバル⑩街を歩いていた場合は、電柱、ガラス、
看板の落下物に注意。

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街なかを歩いているときに地震が起きた場合は、どうしたらいいのでしょうか?

話をうかがったのは、防災システム研究所 所長の山村武彦さん。

さまざまな災害の現場経験を踏まえたうえで、こうアドバイスします。

「商店街などは危険がいっぱいです。
看板や電信柱、室外機など、倒れたり落ちてくるものでケガをしかねません。
ガラスなどは、固まりで落ちてきます。直ちに逃げなければなりません」(山村さん)

建物から離れるのがいいのですが、道が狭いところだと難しい場合もあります。その場合は…?

「そんなときは、持っているカバンで頭と頸筋を守り、体を小さくしながら安全そうなビルの下に逃げこみましょう」(山村さん)

バッグは頭につけると衝撃が直接、頭から首筋に伝わってしまうので、少し頭から離してあげておくのがポイントだそうです。

揺れがおさまったら、今いる所よりも安全な場所に移動します。

街なかを移動する場合は、垂れ下がっている電線に手を触れないように気をつけましょう。

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