みなさんは“直下型地震“の際、大きく揺れている時間は、どれくらいだと思いますか?
なんとおよそ10秒くらいだそうです。
“そんな短いの!?”と感じてしまうかもしれませんが、この10秒を甘くみてはいけません。
建物倒壊、同時多発火災、土砂崩れ、液状化…
これらすべてが、わずか10秒の揺れをきっかけに起こり、甚大な被害をもたらすのですから。
家庭や職場などでは“突然の大きな揺れ”に対する備えをしておくことが非常に重要です。
気象庁のホームページを開くと、震度ごとの揺れの状況をみることができます。
震度6弱で“立っていることが困難”になり、6強になると“はわないと動くことができない。飛ばされることもある”とあります。
地震の揺れかたは、“直下型地震(阪神淡路大震災、熊本地震など)”と“海溝型地震(東日本大震災、近い将来起こる可能性がある南海トラフ地震など)”で異なります。
大地震の揺れがどのようなものか…避難訓練の起震車や、防災館などの施設に足を運び実際に体験してみることをおすすめします。